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整体院のチラシ、反応率が上がる6つのポイント

整体院のチラシの作り方にはコツがあります。それは、効果を出すために大切な6つのポイントをしっかりと押さえて作ることです。これを知らずに見よう見まねでそれらしいものを作っても、一生懸命作った割に効果がない、という残念な結果になってしまいます。

整体院のチラシに入れるべき必須ポイントは次の6点です。
 1.目を惹くキャッチコピー
 2.特典オファー
 3.院長先生の顔写真とメッセージ
 4.施術についてのアピール
 5.症状が改善した方の声
 6.院の詳細な情報

ひとつひとつ具体的に解説していきます。

ポイント1:目を惹くキャッチコピー

まず、チラシを手に取った人の目を惹くキャッチコピーを、表側の一番上、一番目立つところに入れます。注意を引きつけ、内容に興味を持たせるためです。

チラシが「目に入った」だけ、「手に取った」だけでは、読んでもらえるとは限りません。「興味がない」「いらない」と判断されればそのまま捨てられてしまいます。その前にキャッチコピーを目に飛び込ませて、「このチラシは役に立ちそうだ」「読んでみる価値がある」と思ってもらう必要があるのです。

「読む人にどう伝えるか」を考える前に、「どうやって読んでもらうか」を考えましょう。

キャッチコピーは、パッと見た一瞬で内容が伝わるものでなくてはいけません。まだ読んでもらえる段階に至っていないのですから、長すぎるキャッチコピーは読んでもらえませんよね。

キャッチコピーの例

「たった20秒で肩・腰の痛みを忘れられる」……インパクトの大きい数字を入れると興味を引きやすい
「つらい肩こりにお悩みの方、一度おためしください」……ターゲットとなる人を明記して呼びかけることで、それに当てはまる人を惹きつける
「その腰痛、いつまで我慢しますか?」……チラシを手にとった人に問いかける形にすることで、自分に関係のあることだと思ってもらいやすい

ポイント2:オファー

オファーとは、チラシを見た人が受けられる特典のことです。これによってチラシがただの料金表にならずに、付加価値のあるお得なものになります。

オファーがあると、初来院の動機付けや敷居を下げる効果があります。「せっかく特典があるのだし行ってみようか」「このチラシでお得になるなら行ってみてもいいか」と思わせる効果です。特典を受けられる条件を「チラシ持参」にすれば、チラシを捨てられにくくなる効果もあります。

また、特典を期間限定にすることで、「いつか行こう」と思ったまま忘れられることが減り、更に効果が上がります。

オファーの例

・チラシの持参で初回施術を半額に!
・期間限定、無料体験会実施中

ポイント3:院長先生の顔写真とメッセージ

患者さんは、治療をしてくれる人物がどんな人なのか、少なからず不安に思っています。自分の身体のことを任せるのですから、当然と言えば当然でしょう。

顔写真やメッセージを掲載することで施術してくれる先生の印象が伝わると、その不安感を払拭することができます。「どんな人かわからない」状態から、「会ったことはないけど顔と名前はわかるし、どんなことを言う人なのかもわかる」状態になるわけです。この違いは大きいでしょう。

「写真うつりが良くないから」「上手な文章を書けないから」と躊躇する必要はありません。あくまで「どんな人なのか」がわかるようにするのが目的です。必要以上に自分をよく見せなくてもよいのです。

いつも患者さんを迎えるときの笑顔の写真と、どのような思いで治療にあたっているかや患者さんを安心させるためにいつも言っていることなどのメッセージを掲載しましょう。


ポイント4:施術についてのアピール

キャッチコピーのインパクトの強さで興味をひきつけた後は、「なぜそれが可能なのか」「来院するとどのような治療をしてもらえるのか」をデータや理論を用いて詳しく説明します。そうすることで、インパクトの強い言葉の印象だけで終わらず信頼感を持ってもらうことができます。

キャッチコピーの役割はあくまで興味を惹きつけることです。「チラシを読んでみてもいいかな」という入り口まで誘導したにすぎません。納得がいく説明があって初めて、「本当かな?」「大げさに言ってるんじゃないの?」と疑っている状態から「信頼してよさそうだ」と思ってもらえるのです。

施術のアピールの際にひとつ気をつけなくてはいけないのが、専門用語を使いすぎず、なるべく簡潔に書くということです。

先生の専門分野ですし、治療へのこだわりもおありでしょうから、どうしても大ボリュームで専門的なことまで細かく書きがちです。でも、あまり難しいことを言われても患者さんはピンとこないのです。

専門知識を持っていない人でも理解できるような説明を心がけましょう。

キャッチコピーと詳細説明の対応例

キャッチコピーに興味を引かれてチラシを読み始めた読者は、その内容をもっと詳しく知りたいと思っているはずです。施術アピールの内容はキャッチコピーに対応したものにすると効果的です。

キャッチコピー「たった 20 秒で肩・腰の痛みを忘れられる」
→ なぜ20秒で可能になるのか、短い施術で高い効果が出る仕組みを説明

キャッチコピー「その腰痛、いつまで我慢しますか?」
→ 腰痛を治すためにどんな治療を行うのか、どうして腰痛が治るのかを説明

ポイント5:症状が改善した方の声

これまでに挙げたポイントはすべて、整体院自身からのPRです。言い換えれば、当事者からの売り込み文句です。ここで第三者である実際に治療を受けて改善した人の声を入れることで、キャッチコピーや施術アピールの内容を補強することができます。

ここでの注意点は、声の内容はキャッチコピーや施術アピールと一貫したものでなければならないということです。

たとえば、「20 秒で腰痛がなおる!」というキャッチコピーなのに声の内容が「顎関節症が治りました」では効果がありません。このキャッチコピーに興味を引かれてチラシを読んでいる人はおそらく腰やその周辺の痛みで困っているのですから、同じような症状が改善した人の声でなくてはキャッチコピーや施術アピールの内容を補強することができないのです。

ポイント6:院の詳細な情報

「院名」「住所」「電話番号」はほぼ皆さん入れていると思いますが、それだけでは十分ではありません。「LINE」や「ホームページの URL」なども、あれば掲載しておくとよいでしょう。スマートフォンや携帯電話でアクセスする人のために、QR コードも掲載しておくと親切です。

QRコードは、デンソーウェーブの公式サイト(https://m.qrqrq.com/)で作成することができます。

また、チラシを見た人が院の周辺に土地勘がある人ばかりではないため、「院までの道のわかる地図」も掲載しておきましょう。住所があれば十分と思う方もいるかもしれませんが、住所だけでは大まかな場所はわかっても細かい道まではわからない場合も多いものです。

掲載する場所の優先順位

ところで、この地図はチラシの紙面のどこに入れるべきでしょうか?

掲載する場所は、役割によって決まります。たとえば、キャッチコピーは興味を引いてチラシを読んでもらうためのものなので、一番目に付きやすい目立つ場所、つまり表側の一番上に入れます。

一方、地図は内容を読んだ上で「行ってみようかな」と思った人が使うものなので、目立つ場所に入れる必要はありません。地図は裏面の下側などに掲載し、目立つ場所は他にゆずりましょう。


まとめ:ポイントを押さえることで効果の上がるチラシになる

整体院のチラシの作り方、6つの必須ポイントをご紹介しました。このポイントをきちんと押さえるように意識すると、効果の上がるチラシを作ることができます。チラシを印刷する前に、どれかが抜けていないかもう一度確認するようにしましょう。

まだチラシ作りに慣れていないうちは全ての要素が入ったチラシを一から作るのは大変なので、テンプレートを利用してチラシを作るのも一つの手です。テンプレートは予めデザインが出来上がっているチラシの型です。自院にあわせて内容を差し換えるだけでチラシを完成させることができます。

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