患者さんのお財布をチラ見しない。
いつもお世話になっております。
口コミサイト「ヘルモア」代表の松下です。
最近いっきに気温が下がって冷えるように
なってきましたね。
体調を崩す患者さんも多くなってくる時期ですので、
「最近見ないな~」という患者さんに
ハガキを送ることで、また来院いただくよう促すことも大切です^^
■患者さんのお財布
さて、今日のテーマは「価格」。
あなたは、患者さんのお財布を
チラ見したりしていませんか?
「するわけないじゃん!!!」
・・・と言われてしまいそうですが、
結構チラ見している治療家さんって多いですよね(汗
どーゆうことか?というと、
・あまり短い間隔で来院してもらうと、
患者さんの負担になってしまうのではないか?
・もう少し高いメニューを受けてもらったほうが
本当は体に良いんだけど、オススメしずらい・・・。
・学生さんだし、週に何回も通わせちゃ申し訳ないなぁ・・・。
こんな気持ちになったことはありませんか?
患者さんは、カラダの不調を改善するために
あなたの治療院に来院されています。
そこが第1の目的。
だから、私たちがするべきことって1つだけなんです。
それは、
最短で良くなる施術間隔、メニューを全力で提案すること。
===================================================
・明日来たほうがカラダにとって良いなら、
しっかりと「明日来てください」と言う。
(もちろん、なぜか?という理由は伝える)
・しばらく通ったほうがカラダにとって良いなら、
しっかりと「通ってくださいね^^」と伝える。
学生さんだから、、、お金がきつそうだから、、、
週に何回も来てもらっちゃ悪い気がする、、、
ぜ~んぶ、あなたの価値観ですよね?
===============================
そうやって、患者さんのお財布をチラ見して、
「受け入れてもらえそうな提案」してちゃダメ。
どうするか?という判断は患者さんがする。
私たちは、患者さんのカラダと心のことだけを考えて、
健康のプロとして、最適な提案をする。
やることって、これだけなんです^^
「患者さんのお財布をチラ見しない」って、
とっても大切なことなんですよ。
そういうプロとしての姿勢こそが、患者さんからの
信頼を得て、安心を提供することにつながるのです。
■さらに、こんなケースもあります。
遠方から来院される患者さんっていますよね?
あなたも、カルテを見て「えっ!?こんな遠くから??」
という経験をしたことがあるはずです。
「もっと家の近くに、いい治療院があるのに・・・」
セミナーや勉強会に出ている先生であれば、
同じ手技を使っていて、信頼できる先生が
患者さんの家の近くにいる場合も多いはず。
そんな時、思わず・・・
「家の近くに良い院があるので紹介しますね^^」
と言ってしまったことはありませんか?
コレ、患者さんがガッカリするポイントです。
=======================================
こちらとしては、良かれと思って紹介したのに、
患者さんはガッカリ・・・。
なぜなら、ネットで色々検索して、時間を使って調べて、
やっとの思いで見つけた治療院。
「ここなら、私の症状を改善してくれるのでは?」
期待と不安を持って、遠方から来院されるわけです。
それなのに、家の近くの院を紹介される。
「え、私ここに通っちゃいけないの?」
なんだか、やっと見つけた先生に裏切られた
ような気持ちになる方もいるんです(泣
遠方から通うと決めたのは患者さん。
もっと言えば、遠くてもいいから信頼できて、
安心できて、腕のいい先生に見てもらうという「価値観」です。
それを、こちらの価値観で判断してしまい、
「遠くから来てもらうのは申し訳ない・・・」
と、近くの治療院を紹介するのって、どうなんでしょ?
もちろん、近くの院を紹介して
喜んでもらえることも多いです。
だから、正解なんてない。
大切なのは、
患者さんの「価値観」を信頼するということ。
=======================================
大切なので、もう1回。
患者さんの「価値観」を信頼する。
=============================
以前お伝えした「リピート間隔」の話にも共通しますが、
勝手に自分で判断しないことって、治療院経営のポイントなんですよ^^
ぜひ、あなたも
・患者さんの価値観を100%信頼しているか?
・自分で勝手に判断して、言葉にしていないか?
この2点をチェックしてみてくださいね!