患者さんを行動に導く3つのテクニック
いつもお世話になっております。
口コミサイト「ヘルモア」代表の松下です。
■患者さんを行動に導く3つのテクニック
・もっと患者さんにリピートしてもらいたい!
・まわりの家族や友人を紹介してほしい!
・不調が改善しても、メンテに通ってほしい!
治療院を経営していると、いろいろ患者さんに
「○○して欲しい!」と思うことってありますよね?
これらはすべて、患者さんをいかに行動に導けるか
で決まってきます。
・・・といことで、今日は「患者さんを行動に導く
テクニック」を3つご紹介していきたいと思います^^
■すべてに「理由」をつける
患者さんに行動してほしい時は、すべて言葉の前に
「なぜ、そうして欲しいのか?」という理由を付けてください。
・○○さんの骨盤は、日ごろの生活習慣が原因で
ねじれてしまっています。
今日の施術である程度、正しい位置に戻すことが
できましたが、これまでの悪い状態が長かったので
元に戻りやすくなっています。
1週間以内にもう1回正しい位置に調整することで、
良い状態を維持できるようになるので、来週もう1回
来てくださいね^^
こんな感じで、かならず【理由】を付けるのです。
リピート率が低い方、紹介が少ない方、
メンテ移行率が低い方は、この理由が弱いか、
まったく伝えていない場合が多いんです(泣
しっかりとした理由がないと、患者さんを行動に
結びつけることができません。
さらに、
この【理由のパターン】をできるだけ多く持っておくこと。
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ノートに
・なぜ、リピートして欲しいのか?
・なぜ、紹介をして欲しのか?
・なぜ、メンテで通ってほしいのか?
などなど、理由を10個ずつ書き出しておくだけでも、
会話のレパートリーが増えて、
かなり経営は改善されていきます。
※「ノートへの書き出し」に関して、ヘーそうなんだ~
で終わらせないで、ぜひやってみてくださいね!
■選んでもらう
患者さんを行動に導きたい時は、選択肢を1つではなく、
2つ用意しておき、選んでもらうことが効果的!
・週末の金曜日と、週明けの月曜日だったら、
どちらの方がいいですか?
・午前と午後だったら、どっちのほうがいいですか?
こんな感じで、選択肢を2つ出すのです
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さらに小ネタとしては、質問した後に
「ぜひ自分の体をいたわってあげてくださいね」
と、NOと言いずらい声かけを付け加えると、
患者さんが行動してくれる確率が上がります。
「次回の予約ですが、来週の月と火どっちがいいですか?
ちゃんと体をいたわってくださいねー」
こんな感じです^^
■はじめに「YES」だけをもらう
患者さんを行動に導きたい場合は、
最初に「YES」をもらってしまいましょう。
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例えばですが・・・
・最後に、痛みを改善するために1つだけ
大切なことを言うので、しっかり守ってくださいね。
・1つだけ僕のお願いを聞いてもらっていいですか?
こうやって、まずは「はい」と患者さんに「YES」をもらう。
「YES」をもらってから、本命のお願いをすることで、
患者さんを行動に導きやすくなるんです。
これは、リピートしてもらう時だけではなく、
感想の動画を撮らせて欲しい時にも使えますね。
■すべては患者さんへの「良くなって欲しい」という気持ちから。
今回ご紹介した3つのテクニック、
結構パワフルです。
でも、でも、でも、
こういうテクニックって、どんな気持ちで使うか?で、
すごく効果のほどが違うんです。
なぜなら、すべてのテクニックは、患者さんへの
「良くなって欲しい!」という想いから生まれているから。
・どんな順番で伝えたら、体が良くなる仕組みを
もっと理解してもらえるだろう・・・?
・患者さんに行動してもらうには、何を教えてあげれば
もっと自分をいたわった行動ができるようになるんだろう?
・どうしたら、私の「良くなって欲しい!」という気持ちが
患者さんにちゃんと伝わるんだろう?
このような「思いやりの気持ち」の先に、そうだ!と、
テクニックが生まれてくるんです。
ぜひ、テクニックをテクニックとして使うのではなく、
あなたの患者さんを想う気持ちを表現する手段として
使うようにしてくださいね^^
次回は、治療院のネット集客に関して
お伝えしていこうと思います。