ライバルに勝つには?治療院ホームページの作り方
集客を増やすためには、地域のライバル整骨院や整体院に負けないホームページ作りが必須です。なぜなら、患者さんたちは治療院選びをする際に、複数のホームページを比較し、そのなかから自分に合った治療院を探しているからです。
きちんと戦略を組めば、戦わずして勝つこともできます。この記事では、ライバル院のホームページを見る際にチェックしたい5つのポイントについてご紹介します。患者さんに選ばれるホームページを作って集客を増やしましょう。
目次[非表示]
- 1.どこがライバルになる?近くにあるは間違い
- 2.ライバルHPの5つのチェックポイント
- 2.1.1.オファーをチェック
- 2.2.2.喜びの声の数を確認
- 2.3.3.GBPも忘れずチェック
- 2.4.4.症状別ページの掲載数を確認
- 2.5.5.写真・スタッフのクオリティをチェック
- 3.チェックの頻度は月1回が目安
- 4.リスト化してライバル院との優劣を把握
- 5.ライバルと戦わない
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どこがライバルになる?近くにあるは間違い
まず最初にやるべきことは、自分の店舗のライバル院はどこになるのか調べることです。よく道路を1本挟んだ向かいの整骨院など、近くの院を競合だと思う方がいます。しかし、その店舗が果たして本当にライバルになるかどうかはわかりません。
なぜなら、ネットで患者さんは自分に合う院があるか探しているからです。つまり、
- PPC広告を出しているところ
- Googleビジネスプロフィールで常に上位表示されているところ
- 多くのキーワード検索で上位表示されているところ
このようなところがライバルになります。「近くにある=ライバルは間違い」ということを頭に入れておきましょう。
ライバル院の把握ができたら、最低でも5~10院くらいをリストアップし、常にチェックする必要があります。
最近ではネット検索をした際に、ほとんどの地域でホットペッパービューティーがSEOで上位表示されているかと思います。その場合は、サイトのなかで上位表示・口コミが多い院をチェックしておくとよいでしょう。
ライバルHPの5つのチェックポイント
ライバル院の設定が終わったら、次にその院のホームページをチェックしましょう。ここでは、代表的な5つのチェックポイントを順にお伝えしていきます。
1.オファーをチェック
まず1つ目に確認していただきたいのが、オファーです。ホームページに掲載している初回の値引き価格がいくらなのか、必ずチェックしましょう。
患者さんは、同じような施術・立地であれば安い方が魅力に感じます。つまり、ライバルと同じクオリティのホームページだった場合、条件の良い方が選ばれて当然です。
そのため、初回の特別価格と通常価格、2回目以降がいくらになるのか、きちんと把握しておきましょう。
2.喜びの声の数を確認
次にチェックすべき点は、ホームページに記載されている喜びの声の数です。院によって喜びの声が30個のところもあれば、10個などその数もさまざまです。
確認する際は数とともに、どのような喜びの声が掲載されているのか(写真付き・写真なし・患者さんへのインタビュー動画付きなど)も確認してください。
3.GBPも忘れずチェック
3つ目にチェックしたいのが、Googleビジネスプロフィール(旧:GOOGLEマイビジネス)です。こちらもどれぐらいの口コミが入っているのか、併せて確認しましょう。
4.症状別ページの掲載数を確認
4つ目は、症状別ページの掲載数です。ライバル院を覗いてみると、肩こり・腰痛・坐骨神経痛の3ページしか作れていないところもあれば、症状別が50ページを超えているところもあります。
これら症状ページの数に加え、どの症状に広告をかけているのかも一緒にチェックしておくことが大切です。
5.写真・スタッフのクオリティをチェック
最後は、写真のクオリティとスタッフページです。どの院でも、院長の挨拶やスタッフ紹介のページがあるかと思います。実はこのページがどれくらい詳しく記載されているかによっても、集客に大きく影響します。
また、写真の品質を見ることで自分で撮っているのか、プロにお願いしているかの判断が容易にできます。どういった写真を掲載しているのか、欠かさずチェックしましょう。
チェックの頻度は月1回が目安
ではどれくらいの頻度で調べたらいいのか、目安は月に1回です。先ほどご紹介した5つのチェックポイントを踏まえ、ライバル院を5~10個程度確認してください。
オファーの変更や写真の差し替えを行っているなど、ライバルの動向をしっかり追っていきましょう。
リスト化してライバル院との優劣を把握
チェックが終わったら、次はExcelなどで情報をリスト化し、ライバル院との優劣を把握しましょう。例えばライバル院がプロの写真に対し、自院はスマホ写真で見劣りしている‥など、負けているところを見える化すると、自然に改善点が見えてきます。
闇雲に本読んで得た情報を鵜呑みにしたり、コンサルタントさんから言われたことをやったりするだけでは集客は上手くいきません。各地域ごとに状況は異なるため、どこを強化すればライバル院に勝てるのか、このような目線で考えることが重要です。
ライバルと戦わない
最後にお伝えしたいことは、「ライバルとは戦わないが1番」だということです。ここまでライバル院のチェックポイントや優劣についてお話してきたのに、今さら何を言っているんだと思う方もいるかもしれません。
これだけ治療院の数があれば比較されるのは当たり前ですが、できれば戦わずして患者さんに選ばれたら理想ですよね。そのためには、自分の院の特徴をきちんと打ち出していく必要があります。
誰のための治療院なのか?コンセプトを明確にしよう
ライバル院と戦わずして勝ちやすい状態を作るためには、「自分の院のコンセプトをはっきりさせること」です。私の経験上誰を対象にするのかを明確に答えられる先生は、喜びの声が少なくとも、既にコンセプトで勝っているので集客できてしまうことが多々あります。
対してターゲットが曖昧な院は、同様にコンセプトが曖昧なライバル院と戦うことになります。勝負ポイントは、立地・割引・内装の綺麗さ・先生のビジュアルなどさまざまですが、戦えば戦うほどお互いに首を締めて疲弊してきますよね。
そのような状態に陥りたくないのであれば、「うちは○○人のための治療院なんです」とコンセプトを明確にしましょう。ライバルと戦わずに勝つ理想のホームページになったら、先生は楽できるかと思います。
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