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赤字の整骨院は必見!倒産しない方法を解説

整骨院は年々増え続ける一方で、それと比例するように倒産件数も増えています。安定した経営を維持するためには、倒産してしまう原因を突き止めることが大切です。


では一体、経営が上手くいく治療院とそうでない治療院、明暗はどこで分かれるのか?


今日は「潰れてしまう原因」から、「整骨院・接骨院が倒産しないための方法について」解説します。赤字で苦しんでいる先生は、この記事を見て考え方を改めましょう。


目次[非表示]

    1. 0.1.▼今回の記事を動画で見たい方はこちら
  1. 1.整骨院の倒産件数は増えている
  2. 2.倒産する理由とは?
  3. 3.お金の問題
    1. 3.1.1.先に出す(投資)
    2. 3.2.2.分けて出す
    3. 3.3.3.一気に出す
    4. 3.4.全部自分でやろうとしない
  4. 4.モチベーションの問題
    1. 4.1.仲間がいない
    2. 4.2.7人の仲間を集めよう
  5. 5.繁盛院を作る考え方を身に付けよう!

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整骨院の倒産件数は増えている



厚生労働省のデータによると、2008年で柔道整復師の数は43,946人・施術所の数は34,839件、2020年になると柔道整復師の数は50,482人・施術所の数は34,839件と年々増加傾向にあります。


飽和状態になった今、競争も激化し、倒産件数・廃業率ともに上昇している状況です。そんな厳しい経営のなかで新型コロナ感染症の発生で追い打ちをかけるように患者が減り、廃業・閉院に追い込まれた治療院も少なくありません。


※平成30年、令和2年の衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況



倒産する理由とは?




では、なぜ廃業に追い込まれてしまうのか?


「倒産する=必ずどこかに問題がある」ということです。その原因として大きく分類すると、「お金の問題」と「モチベーションの問題」の2つが挙げられます


(例)お金の場合
・お金の返済できない
・お金を稼ぐことができない



(例)モチベーションの場合
・モチベーションが続かない
・続ける気力がなくなってしまった


両方とも密接に関わってくるため、それぞれ解説していきます。


お金の問題

整骨院・接骨院に限らず、経営は「集客・リピート・単価」の3つから成り立っているわけですが、そもそもお金を稼げない人は、使い方が下手なことが共通点として挙げられます。


というのも、経営に成功している多くの先生達は、お金を稼ぐことが上手いわけではなく、使い方が上手いことをご存じでしょうか?


実はお金の使い方には、3つのルールが存在します。


1.先に出す(投資)



経営者に必要なのは、「投資マインド」です


人に雇われている場合は、もらった給料のなかからやり繰りする必要があるので、自分のお財布と相談しながら使っていきます。つまり、「お金が入ったから、お金を使おう」という順番です。


一方経営者の場合は、お金を使ってさまざまな価値を提供し、認知が広がった結果、患者が来てお金をいただくことができます。つまり、「先にお金を使い、後からお金をもらう」


リスクをとって「資本を投じ、それによってリターンを得る」のが経営者の発想です


当然投資をするということは、必ず失敗することもあります。しかし、上手くいく経営者ほど、全て成功させようなんて考えておらず、10個中3個ぐらい成功したら十分と、お金に執着しないことが共通点として挙げられます。


2.分けて出す



上手な経営者は、お金を分けて使うのが特徴です。例えば100万円の資金があった際、100万円のサービスに申し込むのではなく、30万・30万・30万といった使い方をします。


なぜなら、投資は失敗する前提だからです。経営が上手くいかない先生ほど、何かに投資したときに成功することを前提でチャレンジしがちです。


「期待しない」
「失敗する前提でお金を出す」


まずは1つ試してみる、上手くいかなかったら次はこの施策にお金を使ってみようと、失敗を想定しつつ、3段構えで対策を立ててスタートするのが上手な経営者です。


3.一気に出す



何かを始めるときは、集中してやることが上手くいく秘訣です。ホームページの集客を倍増させよう、チラシ集客を成功させようと目標を決めたら、3ヶ月間など期間を定めて一気に取り組んでください。


経営が上手くいかず倒産する先生たちの特徴は、1年、2年とダラダラやりがちです。時間はかかればかかるほど、上手くいきにくくなります。


全部自分でやろうとしない



先述した3つのルールを実践するときは、全て自分でやろうとせずプロにお願いしてください。経営者の時間は限られています。


また、困ったときに「助けてといえる人」になりましょう。人に助けを求めることは恥ずかしかったり、勇気もいるかと思いますが、素直さは経営者としての成功に不可欠な要素です。


声を上げたときに、周りの人が「助けてあげよう!」と思いたくなる人付き合いを普段からしておきましょう。


モチベーションの問題

次は、モチベーションの問題について解説します。


仲間がいない



整骨院が倒産してしまう先生の多くは、仲間がいないことが共通点として挙げられます。RPGと一緒で「治療院の経営は仲間集め」です。1人のまま最終ステージまでは、クリアできません。


最初は1人でスタートしても成功に向かって苦楽を共にできる仲間がいれば、モチベーションを維持しやすくなり、経営もグッと楽になります。


7人の仲間を集めよう



では、どのような仲間を集めれば良いのでしょうか?


まずは、以下の7人の仲間を作りましょう。


  1. 経営の先生
  2. 技術の先生 
  3. 制作のプロ
  4. 広告のプロ
  5. 同業者の友人 
  6. 異業種の友人
  7. 自分のプライベートを支えてくれる良質なパートナー


この7人の仲間を集められれば、経営において欠かせない「技術・集客・モチベーション」と必要な要素を満たすことができます。


繁盛院を作る考え方を身に付けよう!

今日は、整骨院が倒産しないために必要な考え方について話をしました。治療を経営していくなかで、「お金の問題」「モチベーション」ともに課題に感じている人は多いと思います。

今日の話を聞いて当てはまっていると感じた先生は、ぜひこれを機に考え方を修正し、繁盛院を作っていきましょう。



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松下 展平
松下 展平
株式会社プロデュース・アクティビスト 代表取締役。 治療院専門のコンサルタントとして10年で4000院以上の経営改善を行ってきた。集客・経営を体系的に学ぶ学校「維新会」を主宰。 また、HP制作システム「セルフル」や、顧客管理ツール「COCKPIT」、口コミサイト「ヘルモア」の運営を行っている会社の代表も務める。

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