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治療院のPPC広告|正しい予算の決め方は?


治療院で安定した集客を目指すなら、リピーターを増やすことはもちろんのこと、新患獲得が重要です。その施策の1つとして、これからPPC広告をスタートする先生方は、予算をいくらかけたらいいのか悩んでいるのではないでしょうか?


そこで、今日は「PPC広告の予算の決め方」についてわかりやすく解説します。予算設定には明確な基準があるので、これから開業する方、今より顧客を増やしたい方もぜひ参考にしてください。


目次[非表示]

    1. 0.1.▼今回の記事を動画で見たい方はこちら
  1. 1.1.売上目標に対して何人新規が必要かを決める
  2. 2.2.必要な新規数のうち何人をネットから集めるか決める
  3. 3.3.ネットで集める人数×5,000円を準備
    1. 3.1.全体の広告費が目標売上の5〜10%に収まるように調整
  4. 4.4.広告初心者はまず3〜5万でスタート
    1. 4.1.CPA5,000円以下になったら広告費を追加
  5. 5.成果が出始めるまでには、1〜2か月のタイムラグがある
  6. 6.まとめ

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1.売上目標に対して何人新規が必要かを決める


予算を決めるための第一ステップとして、初めに定めた売上目標に対して何人新規は必要か決めてください。新規数は難しく考えず、おおよそで決めても問題ありません。


例えば、売上目標が100万円だった場合、「今は10人で80万円いっているから、15人いれば売上100〜120くらいいくな」みたいな感じです。このように、現在の新規数と売上ベースから何人の新規数が必要なのかを明確にしましょう。


2.必要な新規数のうち何人をネットから集めるか決める


次に目標売上から算出した新規数に対して、どれくらいの割合をネットから集客する決めましょう。例えば、全体の7割はネット、2割はチラシ、1割は紹介から獲得するといった具合です。


この割合は院の立地も関係してくるほか、戦略によって異なるため、ご自身で配分を決めてみてください。


3.ネットで集める人数×5,000円を準備

配分が決まったら、「ネットで集める人数×5,000円」広告予算を算出できます。もしネットで月に20人集めるのであれば、×5,000円で10万円です。


全体の広告費が目標売上の5〜10%に収まるように調整


ここで大事になるのが、全体の広告費が目標売上の5〜10%ラインになるよう設定することです。ひとくちに広告費といっても、ネット広告・チラシ広告・ホットペッパー掲載料などさまざまものがあります。


売上目標を100万円と設定した場合、5%で5万、10%で10万ですよね。もし全体の目標売上の5%以下しか広告費を使っていないなら少なすぎて認知が広がらず、10%以上の広告費をかけているなら利益率が削られてしまいます。


利益率を確保するために大事な基準となるため、売上目標の新規数×5,000円で予算を出したら、その予算が目標売上の5%〜10%のラインに収まるのか確認しましょう。ほとんどの先生は、この計算でPPC広告の予算を決めてしまってOKです。


4.広告初心者はまず3〜5万でスタート


この記事を見ている先生のなかには、今まで一度も広告をかけたことがなく、これから初めてPPC広告をかける方もいらっしゃるでしょう。インターネット広告が本当に効果があるか不安な方は、ひとまず3万円もしくは5万円からスタートすることをおすすめします


もし3万円以下しか予算がかけられないのであれば、PPC広告をやるべきではありません。なぜなら、少ししか広告が配布されないと効果を判断しづらいからです。


チラシで考えるとわかりやすいですが、近隣にチラシを10枚しか撒かなかった場合、効果があったのかないのか判断できないですよね。それと一緒です。


なので、これからPPC広告を始める人はまずは3万円、予算がある方は5万円でスタートしましょう。


CPA5,000円以下になったら広告費を追加


広告を開始すると、1人当たり何円で顧客を獲得したのか「CPA」の値が出ます。例えば、3万円かけて10人来たら、1人当たりの集客コストは3,000円です。一方、3万円かけて3人しか来なかったら、1人当たりにかかる集客コストは1万円になります。


CPAはホームページの良し悪しを判断する大事な基準になるので、きちんと数値を計算してください。もしCPAが5,000円以上になっているのであれば、早急にホームページの内容を見直す必要があります。


PPC広告を回して、5,000円以下で獲得できているのであれば良い状態と判断できるため、広告費を増やせば新規増加から利益も増える良い循環になるでしょう。このように効果測定を行い、段階を踏んで予算をアップしていくことがPPC広告の上手な運用方法です。


成果が出始めるまでには、1〜2か月のタイムラグがある


広告をかけてから実際に患者さんが来院するまで、1〜2か月のタイムラグが発生します。というのも広告が当たり前になった近年、どこも刺激的なキャッチコピーでクリックを促してきますよね。


比較する対象が増えた今、患者さんは何度もホームページを閲覧して自分が行くお店を選んでいます。なので、PPC広告をかけてすぐに集客できなくても慌てる必要はありません。


ホームページの存在を知り、比較検討中の人が市場に増え続けたあと、一定ラインを超えた辺りから次々と予約電話が来る状態になる、この流れを覚えておきましょう。


まとめ

いかがでしたか?

改めてPPC広告の予算を決める方法をまとめます。

  1. 売上目標に対して何人新規が必要かを決める
  2. 必要な新規数のうち何人をネットから集めるか決める
  3. ネットで集める人数×5,000円を準備
  4. 広告初心者はまず3〜5万でスタート


せっかく広告をかけても、これらを守らないとなかなか成果が出ず、失敗事例になってしまいがちです。PPC広告はお金がかかる集客法とはいえ、無駄にしたくないですよね。


ぜひ、今日ご紹介した「正しい予算の決め方」を勉強していただき、より効果的なPPC広告の運用をしていただければなと思います。



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松下 展平
松下 展平
株式会社プロデュース・アクティビスト 代表取締役。 治療院専門のコンサルタントとして10年で4000院以上の経営改善を行ってきた。集客・経営を体系的に学ぶ学校「維新会」を主宰。 また、HP制作システム「セルフル」や、顧客管理ツール「COCKPIT」、口コミサイト「ヘルモア」の運営を行っている会社の代表も務める。

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