整体院の経営不振|今月売上を+20万にする方法
「なぜか、今月は予約が入っていない」
「集客が伸びなくて、今月の売上が立たないかも」
整体院の経営をしていると、突然このようなピンチに直面することもあると思います。そんなとき、大きめの整体院ならまだしも1人整体院の先生の場合、今すぐ売上をプラス20万円できれば大いに助かるのではないでしょうか。
そこで、今日は「回数券または単発で今月の売上を20万円増やす方法」についてご紹介します。経営不振の緊急時、今すぐ売上を作らないとまずい先生はぜひ参考にしてください。
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まずは20万円を分解して考える
今月の売上を20万円増やすために初めにやるべきは、この金額を分解して考えることが重要です。そもそも売上は、「人数 × 単価 × 回数」で成り立っています。
一般的な整体院の1回の単価が5,000円くらいだとすると、20万円の売上を作るなら「人数 × 回数」が40になっていればOKです。以下に計算式の例を作ってみました。
▼単価5,000円と仮定した場合
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患者さん1人あたりの月の来院数が1回だった場合、月40人の集客が必要ですが、1人あたり月4回なら10人集めることで達成できます。一見、経営不振に陥っている状況下では売上+20万円が、途方もない数字に思えるかもしれません。
しかし、売上達成までに必要な人数と回数を分解することで、達成イメージが湧きやすくなり、算出した数字に沿って実行することで目標達成へとつながっていきます。
回数券or単発で売上を立てる
人数や回数の分解ができたら、次は回数券で売上を立てるのか、それとも単発で売上を立てるのかを考えます。どちらの方法でも構いませんが難易度でいうと、回数券で売上を立てる方が比較的簡単です。
回数券→既存患者さんにキャンペーンを提案
回数券で売上を立てる場合は、現在通ってくれている患者さんに対して、何かしらのキャンペーンを作成し回数券を提案していく流れになります。先ほどの計算で考えると10回券なら4人、5回券なら8人必要です。
キャンペーンの例をあげると、シンプルな「冬のキャンペーン」「夏のキャンペーン」のほか、「開院◯周年キャンペーン」などさまざまなものがあります。
通常の価格よりもわずかに値段を下げ、お得な回数券を既存患者さんに購入してもらうことで緊急時に+αの売上を作ることができます。
単発→卒業した患者さんの掘り起こし
整体院のシステムとして「回数券を用意していない」「回数券はあまりやりたくない」といった先生は、現在通院していない患者さん達に対してキャンペーンを打ちましょう。すでに卒業した患者さんを掘り起こす方法は2つあります。
- 一軒一軒電話をかける
- はがき・LINEでDMを送る
とくに電話で直接話す方法は、来院してくれる確率が高くなります。電話は少し気が引けるという先生は、はがきやLINEでダイレクトメッセージを送る方法もあります。
いずれのやり方においても割引をつけたキャンペーンの提案から集客を増やし、リピートしていただくことで売上を立てる方法です。
<例>
◯◯の理由でキャンペーンをやってます |
ご予約時にハガキを持参 |
乱発はNG!使う際は翌月の売上に注意
回数券・単発によるキャンペーンはすぐに売上が立つ反面、乱発するものではないということを頭の隅に入れておきましょう。とくに回数券の場合は、翌月の売上が必ず落ちるため注意が必要です。
将来の売上を先にもらってるだけなので、一時しのぎにすぎません。仮に乱発するとどんどん効果は下がり、経営は苦しくなってしまいます。
使う際は「今月何とかしないとやばい」という本当に緊急時のみに留め、十分に気をつけて使っていただければなと思います。
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