症状に特化する方が集客しやすいの?
こんにちは!
治療院応援プロジェクト「アツメキ」の金谷です。
間違った集客に時間を無駄にしないための
「生きてる情報」をお届けしております。
さて、今日のテーマは
「質問です。ホームページは症状に特化する方が集客しやすいの?」
です。
時々、症状の特化について質問されることがありますが、
・何かの症状に特化した方が集客できるんですよね?
・特化した治療院は集客できないって聞いたんですが本当ですか?
「集客できるって聞いた」逆に「集客できないって聞いた」
これって一体どっちが正しいのでしょうか?
実はどっちも間違ってるし、
どっちも正しいのです。
つまり、「特化した方が良い場合もあるし、
しない方が良い場合もある」ということです。
ある治療院では症状に特化することで集客できたとしても、
それを全く別の地域の全く治療院でやって
うまくいく保証なんてありませんよね。
じゃあ、自分の治療院の場合どうすれば良いのか?
これを考えるために必要なのが、
・どれだけの需要があるのか?
・どれだけの患者を獲得する必要があるのか?
です。
例えば、肩こりの専門治療院があるとします。
肩こりに特化してうまくいく可能性があるとしたら、
・ある程度の需要が見込める人口の多い地域であること
・新規患者さん数が20人~30人くれば十分利益がでる1人治療院であること
・症状特化しなければ他院と差別化ができない場合
このような条件であれば特化する意味もあるのかと思います。
逆に、
・肩こりに特化するには人口が少ない
・新患さんが月50人以上こないと人件費がかかっていて利益がでない
・すでにその症状で特化した治療院があり、差別化が難しい
という場合は、失敗する可能性が高くなります。
以前、「ぎっくり腰専門治療院」っていうのを作ろうとされていた
施術者5名ほどいる整骨院さんから相談されて、
絶対やめた方がいいと伝えたことがありました。
ぎっくり腰って季節の変わり目など多いですよね。
でもさすがに施術者5名もいる整骨院さんの需要を
満たすだけの患者さんがいるとは思えませんでした。
では、特化しない方が良い場合はどんなな場合か?
それは
・特化しなくても競合が弱いので差別化できる場合
・月50人以上の集客が必要な場合
特に競合が弱くてどの症状でも取れそうなのに
わざわざ特化するのはもったいないと思います。
そんな地域で治療院をされている場合は特化型ではなく
総合型の治療院でやるべきです。
確かに何かに特化するということは
他院と差別化するという意味においては有効な方法です。
ただ間違えてはいけないのは、その症状であなた求めている集客数を
本当に確保できるかということです。
だから、「症状特化するかどうかは地域の需要と
あなたがほしい集客数で決める」ということを
覚えておいてくださいね。
今週もお読みいただきましてありがとうございました。
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来週の予告(生きている情報をお届けします!)
「今後、治療家として発信すべき情報って何?」
です。楽しみにお待ちください。
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