前置き次第でリピート率がアップする
いつもお世話になっております。
口コミサイト「ヘルモア」代表の松下です。
■会話に「前置き」してますか?
先日のことです。
仕事と仕事の間にちょっと時間ができたので、
近くの治療院にふらーっと入ってみました。
そこで「これはモッタイナイなー」という
問診・施術があったので、改善点を含めて
シェアしてみたいと思います^^
※主訴は「腰痛」です。
まず、問診中にプライベートなことまで
結構突っ込んだ質問をされました。
・ご結婚はされていますか?
・お子さんはいらっしゃいますか?
・ご家族で同じ腰痛の方はいますか?
あまりに矢継ぎ早に聞かれるものだから、
ちょっとビックリしてしまい、
「それって治療と関係ありますか?」
・・・と逆に質問してしまったくらいです(汗
そして、問診の最後で言われたのは
「松下さん、腰痛がなくなったらやりたい夢はありますか?」
松下:「夢????・・・ですか?」
先生:「はい!」
これ、気持ちはすっごくわかるんです。
たぶん、この先生は「腰痛がなくなったら何をしたいですか?」
と聞きたかったんです。そして、ゴールまで一緒に頑張りましょう!
・・・と言いたかったのだと思います。
でも、いきなり「夢は?」と聞かれても
なかなか言葉が出てきません(汗
施術をしていただいて腰痛は楽になったものの、
最後まで関係がギクシャクしてしまい、
次回予約は取らずに院を出てきてしまいました。
ちょっと極端な例かもしれませんが、
あなたも同じようなことをしてしまった経験はありませんか?
この例でモッタイナイのは、
「ちゃんと前おきしてから質問してくれたら・・・」
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ということです。
■繁盛している治療家さんは、
質問をする時の「前置き」がとっても上手。
プライベートなことを質問するときは・・・
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これから体を治療していくんですけど、
お体の状態や根本的な原因を把握するために、
症状だけではなく、少しプライベートなことも
お聞きするんですけど、大丈夫ですか?
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と一言「前置き」をしています。
また、さっきの例で出た「夢」のことを質問するなら
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痛みがあると、やりたいことができない時って
ありますよね。私も昔、足にしびれがあったんですけど、
改善したら思いっきりゴルフやりたい!って夢が
あったから、じっくりと腰をすえて治療をすることが
できたんです。
松下さんは、腰痛が良くなったらこれをしたい!
っていう夢とかはありますか?
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と「前置き」してくれていたら、私もスムーズに答えられたはず。
つまり、「前置き」次第で患者さんとの関係を
良好に保つことができ、リピート率が上がるんです^^
他にも、「メンテナンスで通いませんか?」
と提案するとき、いきなり提案するのと、
家でできるセルフケアをお伝えしたあとに、
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いまお伝えしたようなケアが家でちゃんとできれば、
良い状態をしっかりとキープすることができますよ。
もちろん、お忙しいと思うので、月に1回でも
メンテナンスで通っていただき、私のような体の
専門家に体のケアを任せてしまうという方法もありますね。
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と前置きをしたうえで、
「もしよかったら、月に1回でも通って良い状態をキープしませんか?」
と提案していただけるのでは、リピート率が全然違ってくるのです。
せっかく素晴らしい施術ができていても、
「会話」で損をしている先生がいるかもしれませんね。
スムーズにコミュニケーションを取るための会話って、
ほんの少しだけ勉強すれば身につけることができます。
ぜひ、今日のメールでお伝えした「前置き」を
実際の問診や施術で使ってみてくださいませ。
きっと効果を実感できますよ^^