治療院のチラシ作成のコツ!法律を順守した表現で集客力アップ
治療院で患者さんの集客効果を高める方法として、チラシの作成が挙げられます。チラシは新聞折込やポスティングができるため、幅広いターゲット層にアピールが可能です。
しかし、治療院がチラシを作成する場合は、法律面に注意しなければなりません。集客効果を高めるためには、コツと法律面を踏まえたうえで、チラシの作成に取り組むことが重要です。
この記事では、治療院がチラシを作成するときのコツを解説します。相乗効果が期待できる集客方法も解説するため、チラシの活用方法に悩む人は参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.治療院のチラシを作成する3つのコツ
- 1.1.キャッチコピーで興味を惹く
- 1.2.施術の特徴をアピールする
- 1.3.先生や院内の写真を載せる
- 2.治療院のチラシを作るときの注意点
- 2.1.法律に定められた項目だけを掲載する
- 2.2.医療広告ガイドラインに注意する
- 3.チラシ以外で治療院を宣伝する方法
- 4.治療院のホームページ制作なら「セルフル」
- 5.まとめ
治療院のチラシを作成する3つのコツ
整体院・接骨院・鍼灸院などの治療院は地域密着型サービスであるため、集客では認知度の向上を図ることが必要となります。そのため、特定地域に配布できるチラシは有効な集客ツールです。
ここでは、治療院のチラシ作成時に押さえるべき、3つのコツを解説します。
キャッチコピーで興味を惹く
チラシで集客するためには、チラシの中身に興味を持ってもらわなくてはなりません。チラシを手に取った人が無意識に読んでしまう、目立つキャッチコピーを入れましょう。キャッチコピーを読んで「どういったサービスだろう」と興味を惹くことができれば成功です。
キャッチコピーを入れる位置はチラシ表面の最上段にし、大きく読みやすいフォントを選びましょう。文面は長すぎず、パッと見ただけで意味が伝わるフレーズにしてください。
「つらい痛み、我慢していませんか」など、「悩みを解決してくれそう」と感じるようなキャッチコピーがおすすめです。
施術の特徴をアピールする
キャッチコピーでチラシに興味を惹かれた人は、治療院のサービス内容にも強い関心があります。そのため、チラシ内では施術の特徴をしっかりアピールしましょう。施術で改善できる不調や、施術内容のこだわりに関して書くことで、チラシを読んでいる人の興味が持続します。
施術の特徴をアピールする際は、専門用語を使いすぎないように注意してください。専門用語が頻出するチラシは読みにくくなり、読んでいる人が途中で飽きてしまうためです。
チラシはサービスについての興味を持続させることが重要であるため、できるだけ簡単な表現を心がけましょう。
先生や院内の写真を載せる
視覚的なアピールをするためにも、写真掲載はチラシを作成するうえで重要なコツです。ただし、施術風景の写真掲載は法律で禁じられているため、掲載する写真の種類に注意してください。
おすすめは、先生・スタッフや院内の写真を載せる方法です。施術する先生の柔和な笑顔や、清潔感がある院内を写真として掲載することで、読んだ人に好印象を与えられます。
治療院のチラシを作るときの注意点
新規顧客の獲得につながるチラシを作成する場合は、集客のコツを押さえつつ信頼性も高めることが大切です。治療院のチラシ作成では、法律的な観点から注意すべきポイントがあるため把握しておきましょう。
ここでは、治療院のチラシ作成における注意点を2つ紹介します。
法律に定められた項目だけを掲載する
整骨院・接骨院の場合は柔道整復師法、あん摩指圧マッサージ院・鍼灸院の場合は通称あはき法によって広告規制が行われています。各施設は、適用される法律で広告可能と定められた項目以外の掲載ができないため、法律による規制を守って定められた項目だけを掲載しましょう。
整骨院・接骨院やあん摩指圧マッサージ院・鍼灸院において、広告掲載できる項目を紹介します。
○整骨院・接骨院の場合
①柔道整復師であることや施術者の氏名と住所 ②施術所の名称や電話番号、所在の場所を表示する事項 ③施術日や施術時間 ④その他厚生労働大臣が指定する事項 |
○あん摩指圧マッサージ院・鍼灸院の場合
①施術者の氏名と住所 ②施術所の名称や電話番号、所在の場所を表示する事項 ③施術日や施術時間 ④その他厚生労働大臣が指定する事項 |
それぞれの④で指定する事項では、予約システムや休日・夜間・出張の施術、駐車場の案内などが含まれています。
整体院・カイロプラクティック院などは、現在のところ法律による広告規制がありません。しかし、将来的に広告規制がないとは限らないため、柔道整復師法やあはき法に準拠する範囲内でチラシ作成した方が無難といえます。
医療広告ガイドラインに注意する
整骨院・接骨院は柔道整復師法、あん摩指圧マッサージ院・鍼灸院はあはき法によって規制されているため、医療法の規制対象外となっています。しかし、将来的に医療広告ガイドラインの内容が治療院に及ぶ可能性もあるため、下記の項目をチラシに記載することはおすすめできません。
○事実を誤認させるビフォーアフターの写真
ビフォーアフターでインパクトを出すために施術前後の写真を加工することは、写真を見た人に事実誤認を与えることとなります。実際と異なる写真の掲載は、虚偽行為や誇大広告となるため避けてください。
○治療効果に関して捏造した体験談
「○○が治った」など、治療効果に言及する体験談を治療院自らが捏造して掲載することは法律違反となります。整体院の場合は治療効果に言及することもNGです。
チラシ以外で治療院を宣伝する方法
治療院がチラシ作成する場合は広告規制を意識する必要があり、思うように集客ができないこともあります。そのため、治療院が集客をするうえでは、チラシ以外の宣伝方法も併用することがおすすめです。
チラシ以外の宣伝方法には、以下の5種類があります。
◯スタンド看板・立て看板
路上に設置するスタンド看板・立て看板は、低コストで簡単に導入できる集客法です。ただし、アプローチできる相手は設置場所を通る人のみです。
◯フリーペーパー・フリーマガジン
フリーペーパー・フリーマガジンは周辺地域を発行範囲としており、地域密着型の治療院と相性がよい広告手段です。1回のみ掲載しても集客効果は薄いため、継続的に掲載する必要があります。
◯顧客の紹介
顧客の紹介で来院する患者さんは、優良顧客である可能性が期待できます。紹介内容は顧客頼みとなるため、狙い通りの集客効果を出すことはできません。
◯SNSやブログ
SNSやブログなどインターネットによる情報発信は印刷不要であり、低コストでできる宣伝手法です。ただし、継続しなければ集客に利用できず、効果が出るまで時間がかかる点もデメリットとなります。
◯ホームページ
患者さんが常時アクセスできるホームページは高い集客効果を期待できます。施術や施設について、最新の情報を多く提供できる点がメリットです。
ホームページはチラシとの相乗効果が期待できる
チラシと併用する宣伝手法としてはホームページがおすすめです。チラシは紙面に掲載できる情報が限られるため、チラシからホームページに誘導し、Webサイト上で多くの情報を届けましょう。
ホームページへの誘導手段としては、「QRコード」や「検索窓」をチラシに掲載する方法がおすすめです。QRコードや検索窓を利用してホームページにアクセスする人は、チラシに掲載された治療院のサービスに強く惹かれています。治療院にとって優良な見込み客であるため、ホームページでサービス利用を後押しできるようにしましょう。
治療院のホームページ制作なら「セルフル」
チラシとの相乗効果が出せるホームページを作りたいときは「セルフル」がおすすめです。セルフルは治療院専用のホームページ制作システムであり、難しい操作不要で簡単にホームページ制作やページ追加・編集ができます。
施術説明のページ作成はもちろん、画像挿入や患者さんの声追加もボタン1つでできるため、チラシからアクセスした人にアピールできるコンテンツを作成可能です。セルフルで魅力的な治療院のホームページを制作して集客アップしましょう。
【合わせて読みたい】セルフルの特徴や強みは?↓
まとめ
ここまで、治療院がチラシを作成するときのコツや、相乗効果が期待できる集客方法を解説しました。
治療院のチラシ作成におけるコツは、サービスに関心を持ってもらうことです。目立つキャッチコピーで興味を惹き、写真掲載や施術の特徴でアピールしましょう。広告規制により、使用できる表現方法や掲載範囲が限られている点には注意してください。
チラシ以外でも集客する場合は、チラシとの相乗効果が期待できるホームページがおすすめです。治療院専用のホームページ制作システム「セルフル」を利用すれば、集客用ホームページを簡単に制作できます。