鍼灸院のホームページ集客が増える3つのポイント
鍼灸院のホームページでは、集客を増やすためのポイントが3つあります。整体院や接骨院とは全く違ったところが見られているため、同じようなホームページを作るのは絶対にNGです。
このことを理解せず、闇雲に注力しても、上手く集客に結びつけることはできません。「ホームページを改善しても、なかなか成果が現れない」とお困りの先生は、まずは次の3つのポイントをチェックしてみましょう。
▼今回の記事を動画で見たい方はこちら
鍼灸院のHP集客で抑えるべき3つのポイントとは?
鍼灸院のホームページでとくに抑えるべきポイントは、以下3つになります。
1.写真のクオリティを重視する
2.得意症状のページを作る
3.短くシンプルなキャッチ
なぜ鍼灸院のホームページ集客において各項目が重要なのか、それぞれ解説していきます。
1.写真のクオリティを重視する
まずはじめに、鍼灸院の集客では、写真のクオリティにこだわりましょう。なぜなら整体とは違い、患者さんは施術に対して少し怖いイメージがあるからです。
鍼灸院の施術では、鍼を肌に刺したり、お灸でもぐさを肌の上で燃焼させたりします。
そのため、患者さんはホームページを見た際に、「衛生面は大丈夫なのかな?」「信頼できる先生なのかな?」という部分を入念にチェックしています。
このとき、写真のクオリティが低い(スマホで撮ったような暗い写真など)と院に対して不信感を抱き、反応が出にくくなってしまいます。
鍼灸院のホームページ改善をやる際は、一番最初に写真の撮り直しを行ってください。
また、鍼灸院では整体院や接骨院に比べ、以下のような動画の編集クオリティも大きく集客に影響します。
・院長先生の挨拶動画
・施術の流れの動画
・院内ツアーの動画(院内の風景を伝える)
写真のクオリティを担保するためにも、写真は必ず外注するようにしましょう。
2.得意症状のページを作る
次に大事なポイントが「鍼灸院だからこそ治る症状が必ずある」ということです。例えば、以下のようなものが挙げられます。
・自立神経系の症状
・めまい
・耳鳴り
・自律神経失調症
・うつ
・起立性調節障害
・パニック障害
・顔面神経麻痺
・不妊症
・逆子
・更年期障害
・リウマチ など
肩こり・腰痛などのページもあるに越したことはありませんが、優先度は低めになります。差別化を図る意味でも、鍼灸院が強みとしている症状ページを作り込み、そこに広告をかけていきましょう。
3.短くシンプルなキャッチ
ライティングでは短くシンプルなキャッチコピーで、事実を丁寧に伝えるような文章を心掛けることが大切です。
整体院や接骨院のホームページでは、患者さんの感情を煽るような長いキャッチコピーを度々見かけることも多いかと思います。
”なぜ病院に行っても良くならなかった○○症が、たった15分の整体でここまで良くなるのか”
このようなマーケティング色の強いキャッチコピーには、怪しさを抱く人も少なくありません。
またやってしまいがちな間違いとして
・もっと派手にした方がいいんじゃないのか?
・もっと勉強して、人の感情を煽るようなライティングをすればいいんじゃないのか?
というものがあります。
これまで、そういったテクニックを教えるコンサルタントさんが多く、世の中に人の感情を煽るようなライティングやキャッチコピーが溢れていました。
しかし、
・実際に行ったら良くなかった
・最後まで痛みが取りきれなかった
・回数券のセールスを強要されてしまった
といった経験をし、感情を煽るようなライティングやキャッチコピーに対して、「騙された」などと不快感を感じている人も多く、最近では好まれません。
煽るような文章ではなく、短くシンプルなキャッチコピーで事実を丁寧に伝えているホームページが、今、最も集客できています。
最後に
今回は、鍼灸院のホームページ集客で抑えるべきポイントをご紹介しました。鍼灸院に来る患者さんは、今まで病院や整体でいっぱい失敗し続けている人がほとんどです。
鍼灸院の集客で伸び悩んでいる人は、この背景を理解したうえで以下3つのポイントを改善してみてください。
・写真のクオリティを重視する
・鍼灸が得意とする症状のページを作る
・短くシンプルなキャッチをつける
これらをきちんと行えば、自ずと新規集客は増えていきます。「ホームページを改善しても上手くいかない」「これから集客をアップしたい」という鍼灸院の先生は、ぜひ参考にしてみてください。