治療院のチラシ集客|やるべきタイミングとやめるべきタイミングは?
皆さん、治療院のチラシの集客はやられてますか?恐らく、誰しもが一度はやった経験があるのではないでしょうか。
チラシ集客は効果が高い反面、手間が掛かるので自分でやってる先生はとくに大変ですよね。外注している先生も「いつまでチラシをやり続ければいいんだろう?」と感じている方もいると思います。
治療院のチラシ集客は、「明確にやるべきタイミング・やめるべきタイミング」があります。今日は、そこの話について深堀していきましょう。
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やるべきときは「新規集客に困っている」とき
チラシ集客をやるべきタイミングは、治療院のオープン当初、もしくは新規集客が難しいときです。今現在まったく集客ができておらず、明日・明後日の新規に困っている先生は、まずはチラシを始めましょう。
インターネット集客の場合、効果が出るまでにタイムラグがあります。その期間は、おおよそ1~2か月です。さらに患者さんは他の院と比較し、じっくり吟味した後に行動するため、即効性は期待できません。
その点、チラシには即効性があるため、新規集客に困っている最初のうちはチラシ集客をやるべきです。とはいえ、何度も同じエリアに配布していくと徐々に反応は落ちていきます。
そのタイミングで、ホームページ集客が昇ってきたら安定しますよね?最初はチラシ集客をやりつつ、反応が落ちることを見据えて、同時にホームページ集客にも力を入れていきましょう。
やめるべきときは「ネット集客よりコストがかかる」とき
次にチラシ集客をやめるべきタイミングについてですが、チラシのCPAがホームページ集客より高くなってしまったときです。広告費を使って集客をする際は、必ずCPAを計測する必要があります。
CPAとは‥
「CPA=1人あたりの集客コスト」
例えば、「HP集客」と「チラシ集客」でそれぞれ以下のように広告費を使ったとしましょう。
<PPC広告(HP集客)>
広告費3万円→獲得10人/CPA3,000円
PPC広告に3万円を掛け、10人集客できた場合
1人あたりの集客コスト(CPA)は、「3,000円」
<チラシ広告(チラシ集客)>
広告費10万円→獲得20人/CPA5,000円
チラシの印刷コスト・配布コストが10万円、20人集客できた場合
1人あたりの集客コスト(CPA)は、「5,000円」
一見、集客人数だけを見るとチラシ広告の方が多いですが、1人あたりにかかった費用はホームページ集客の方が安く済んでいます。この結果、CPA3,000円のネット集客の方が費用対効果がよいということがわかりますよね。
このようにホームページの方が効率が良いとなったタイミングで、今までチラシにかけていたお金を徐々にホームページに投資します。最終的には「チラシ0/ネット集客オンリー」の状態なると一番楽でしょう。
反応のあったチラシは捨てずに保管しよう!
最後に1つだけ覚えといてほしいのは、反応があったチラシは絶対にとっておいてください。同じ広告を見せ続けると仮にそのチラシがどんなに良いものでも、慣れで反応が落ちるときが来ます。
しかし、半年経つとその反応はまた元に戻ります。半年後、または1年後にチラシ集客やった方がいいタイミングが来たら、それをまた配布してみてください。
反応が出るチラシを3パターンくらい持っておくと、治療院の経営が大きく安定します。ネット集客には良いとき悪いとき、多少の波がつきものです。
「波が悪いときに、即効性のあるチラシ集客でカバーする」このような応用ができるようになると、治療院経営の上級者といえるでしょう。
まとめ
今回は、治療院のチラシ集客でやるべきタイミング・やめるべきタイミングの見極めについてお話しました。改めて簡単にまとめると、
<治療院のチラシ集客>
- やるべきタイミング→今すぐ新規集客がほしいとき
- やめるべきタイミング→ネット集客よりコストがかかるとき
チラシ集客を続けるか否か迷ったときは、こちらを思い出してください。「ホームページを改善しても上手くいかない」「これから集客をアップしたい」という治療院の先生は、ぜひ参考にしてみてください。