治療院の固定・手書き看板で立ち止まってもらうための3つのポイント
整体院・整骨院・鍼灸院の看板を作る際に、どのようなデザインにしたら良いのか迷ってしまう先生も多いのではないでしょうか。看板で集客効果を得たい場合、まず立ち止まってもらう内容にすることが大事です。
そのためには、「違和感・驚くべき実績・頻繁に書き換える」の3つがポイントとなります。エリアによっては看板集客だけで、10人20人と新規顧客が増えた実績もあるため、効果的に増患対策がしたい方は、今日お伝えする内容を参考に看板の見直しを検討してみてください。
目次[非表示]
- 1.固定の看板について
- 1.1.業種がひと目で分かる
- 1.2.大きな看板は正義
- 1.3.アイキャッチは人がBEST
- 1.4.どんなときに行けばいいのかがわかる
- 2.書き換えのできる看板について
- 2.1.1.違和感を感じたとき
- 2.2.2.驚くべき実績
- 2.3.3.頻繁に書き換える
- 2.4.来院ではなく、ソーシャルに誘導も効果的
- 3.広告規制にも注意!
- 4.看板集客はまだまだ現役の集客方法
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固定の看板について
固定看板とは、院の上部や院の前に立てる大きな看板のことを指し、書き換えできないのが特徴です。制作依頼する際は、以下のポイントをチェックしましょう。
業種がひと目で分かる
通行人や一瞬しか目に映らないドライバーが見たときに、「ここは整体院・整骨院・鍼灸院」ということがぱっと見でわかるようにしましょう。
看板は基本的にほんの一瞬しか見てもらえないことから、何屋さんなのかが瞬時に伝わらないと来院に繋がりません。
大きな看板は正義
看板集客をするなら、大きな看板を出すことが大事です。とくに地方エリアでロードサイドにある店舗の場合、大きな看板ほど目立ちやすくなるため、宣伝効果が高くなります。
アイキャッチは人がBEST
固定看板には、アイキャッチも欠かせません。文字だけのデザインだとどうしてもインパクトが弱く、目に留まりづらくなります。
そんなときは院のロゴを始め、先生や施術風景の写真などを入れることで感覚的に理解してもらいやすくなります。また、親近感を感じてもらえたり、記憶に残りやすくなるでしょう。
どんなときに行けばいいのかがわかる
どんなときに訪れればいいのかがわかる看板は、集客に繋がりやすいです。なぜなら、何を提供するのかがわかることで、いつかの困った日に思い出してもらいやすくなるからです。
書き換えのできる看板について
手書き看板とは、自由に書き換えのできる看板のことです。固定看板と比較すると費用が安く、1人治療院の先生でも手が出しやすいといった魅力があります。
このとき勘違いされやすいのが、手書き看板の役割は「看板を見て立ち止まってもらう」ことが目的です。単一で集客に繋がるわけではなく、チラシやカードと併用することにより来客を促す効果があります。
<手書き看板の役割と集客までの流れ>
・ホームページ ・Googleのレビュー ・SNS(YouTubeやInstagramなど) |
このように手書き看板、チラシ、ホームページとリレーのようにバトンタッチをしながら集客まで進んでいくのが手書き看板の集客法です。
では、集客の第一歩となる手書き看板でどうやったら立ち止まってもらえるのか、次の3つがポイントとなります。
1.違和感を感じたとき
人は見過ごせない違和感を感じたときに、一瞬だけ考え立ち止まります。
たとえば、「肩こりは、”揉んで”改善します」は当たり前ですが、「肩こりは、”足首で”改善します」といわれたら違和感がありませんか?
ほかにも過去には、腰痛の「腰」だけを極端に大きくして「痛」を極端に小さくしたことにより、看板の文章が読まれやすくなった事例もありました。
文字の大小や内容など方法は何でも良いので、あえて違和感を出し、立ち止まってもらう工夫をしましょう。
2.驚くべき実績
人はナンバーワンといった驚くような実績を目にしたとき、興味・関心を持つ傾向があります。
たとえば、私が思わず立ち止まってしまった手書き看板は、「Instagramフォロワー10万人達成!」という実績でした。
このように「どのような院なんだろう?見てみたい!」と強い興味を持ってもらえれば、アクションを起こすきっかけとなり、チラシに記載されているQRコードから効果的にソーシャルへと誘導することもできます。
3.頻繁に書き換える
手書き看板を見て、1回で立ち止まることはほとんどありません。だからこそ、頻繁に内容を書き変えれば院の前を毎日通る人達にとって見慣れた景色に変化を与え、立ち止まってもらいやすくなります。
このとき看板・チラシ・カードに記載するQRコードは、ホームページ・LINE・ソーシャルメディアの3つを入れるのがポイントです。ソーシャルメディアにもいろいろありますが、Googleレビュー・YouTube・Instagramなど見てもらいたいものを入れればOKです。
加えて一緒にSNSのロゴも記載しておくと、目に留まりやすくなります。
来院ではなく、ソーシャルに誘導も効果的
ソーシャルメディアに力を入れている先生は、チラシやカードを使って「チャンネル登録」や「フォローしてもらう」ことをゴールにするのもありです。
チラシやホームページを使った宣伝活動は、一般的に「来てください」といった売り込みになります。
このような売り込みを嫌う人に対しては、ソーシャルメディアへの誘導の方がアクションのハードルがグッと下がり、結果的に見込み客を増やせます。
広告規制にも注意!
治療院の看板を設置する前に、広告規制のガイドラインを確認してからデザインを決めましょう。あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師に関する法律のほか、柔道整復師法では記載できる内容が厳しく制限されています。
(出典:電子政府の総合窓口e-Gov「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」/https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=322AC0000000217)
看板に記載できる情報を始め、治療院でよく使われるカラー・フォントといったデザインを詳しく知りたい方は、以下記事で解説しているのでチェックしてみてください。
看板集客はまだまだ現役の集客方法
SNSが普及した今、手書き看板を設置した際にチラシ・カードで来院を促すのではく、「フォローしてください」「チャンネル登録をしてください」とハードルを下げることは、効果的な誘導方法の1つです。
看板集客はまだまだ効果のある手法なので、1階の店舗や看板が出せる先生は上手に活用して集客を増やしていってください。
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