整骨院の集客が突然減った時の原因と対処法
先日、整骨院の先生から、私のところにこんな質問が届きました。
去年の12月になってから、急に集客が半分に減りました。 |
「急に患者さんが来なくなった‥」という経験は、誰しも一度は通る道かと思います。何か手を打たなければと思いつつも、原因が特定できず焦りと不安を抱える先生も多いのではないでしょうか。
このような状況に直面したときに、原因はたったの3つしかありません。今日は、突然集客が落ちてしまったときの原因と対処法についてご紹介します。
目次[非表示]
- 1.集客が減る3つの原因
- 1.1.1.Googleアナリティクスをチェック
- 1.2.2.ライバル院を確認
- 1.3.3.外部要因
- 2.新しい施策で不振を凌ぐ
- 3.まずは焦らず原因をチェック
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集客が減る3つの原因
集客が落ちてしまう理由は、以下3つが原因として挙げられます。
- アクセスが落ちてきてしまったとき
- ライバルとの比較に負けるようになってしまったとき
- 外部要因
急に集客が減ったら焦る気持ちは分かりますが、慌てる必要はありません。1つ1つチェックして対処していきましょう。
1.Googleアナリティクスをチェック
まずは、Googleアナリティクスをチェックし、アクセスの推移がどのようになっているか確認してください。何かしらの原因でアクセス数が半分に落ちていれば、集客数が半分なっていることも理解できますよね。
集客の減った原因が特定できたら、今度はアクセス数が減った原因について調べていきます。なおアクセス数の減る原因については、 SEO対策・MEO対策の順位が下落、Googleのアルゴリズムの影響、ホームページに誘導していたソーシャルアカウントのBANなどさまざまです。
アクセスが減少した原因を特定できたら、原因に合わせた対策をしていきましょう。
2.ライバル院を確認
アクセスが落ちていなかった場合、次にチェックすべきはライバル院です。集客というのは自分だけで行うのではなく、地域の患者さんとライバル院も含めた3者のバランスによって成り立ちます。
自分に原因がなかった際は、以下を確認してみてください。
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ライバル院のホームページがリニューアルされてオファーが強くなっていたり、とても魅力的なホームページに変わっていれば、アクセスはあるのに患者さんが来ないことも頷けます。比較されたときに自院が負けていると考えられるためです。
ライバルの動向の変化により集客が落ちていることがわかれば、注力するべきところはホームページだと判断できます。
3.外部要因
ライバル院にも変化がみられなかった場合、事業不振の原因は外部要因の可能性が高くなります。分かりやすく最近の例を挙げると、コロナによる緊急事態宣言があります。
他にも、急に寒くなるといった季節要因、何か大きな事件があった、近くの整骨院・整体院が自分のエリアで大量にチラシを配布しているなども集客に影響する場合があります。
新しい施策で不振を凌ぐ
アクセス数・ライバル院ともに問題がなかった際は、慌てる必要はありません。むやみにホームページの構成を変えるとドツボにはまってしまうので、いじらないようにしましょう。
ホームページは触らないといいましたが、喜びの声を追加やGoogleの口コミを増やすなど、大きくホームページの構成を変えるような作業以外であればしていただいて大丈夫です。
他に行う施策としては、今まで集客をしてなかった新しい媒体でカバーしたり、既存患者にアプローチをして再診を増やすことが一時的に凌ぐ対策として適しています。
もちろん2~3か月経っても集客が戻らない場合、何か見落としている可能性があるため、ホームページのテコ入れは必要です。とはいえ、集客が1か月程度落ちるくらいであれば、経営においてよくあることなのでさほど心配する必要はありません。
まずはアクセスのチェック、ライバルのチェックを行い、問題なければ慌てずに既存の患者さんの掘り起こしやチラシのポスティングといった、他の施策で今を凌ぎましょう。
まずは焦らず原因をチェック
このように経営には、イレギュラーな事態が発生することが多々あります。イレギュラーが起こることを前提に経営をしている先生とそうでない先生とでは、何かあったときの対処法に差が出るのは当たり前です。
もちろん開業したての先生は、1週間ごとに数字をチェックすべきです。ただ黒字化しているのであれば1か月ごとに数字を見るなど、自分の状況に合わせて数字を見るスパンを変えると治療院の経営者としては楽になります。
経営に波があることは普通なことなので、突然集客が減っても焦らずに、今日ご紹介した原因を1つ1つチェックしながら対策を行ってみてください。
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