整骨院のチラシ集客|当たりチラシを作る6つの要素とは?
整骨院の集客法といえばネット集客が主流ですが、まだまだ効果的な手法の1つにチラシのポスティングがあります。何よりチラシポスティングの良い点は、ネット集客よりも即効性が高いところです。
とはいえ、上手くチラシで集客できていない人がいるのも事実です。
そこで、今日は私がクライアントさんに教えている「失敗しないためのチラシポスティング」について話をしていきます。ぜひ、この記事を参考に魅力的なチラシを作成して集客を増やしましょう。
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チラシを配布するメリット
デジタル化が進む一方で、アナログ集客であるチラシ配布が果たして本当に有効なのか、疑問を持つ先生も多いでしょう。6つの要素をお伝えする前に、まずはチラシ集客ならではのメリットについて解説します。
即効性が高い
最大ともいえるチラシポスティングのメリットは、ネットの集客よりも即効性が高い点です。特定の消費者にしか配信されないWEB広告に対し、チラシは実施したその日に患者さんの手元に届き、必要と判断された場合はすぐ行動に繋がる傾向があります。
またライバルが強い地域では、チラシポスティングの方が有効な場合もあります。明日の集客に困っている整骨院の先生は、ホームページ集客よりもチラシ集客を行いましょう。
近隣地域の住民にアピールできる
整骨院・整体院などは、通院のことを考えると店舗所在地の地域に支持される必要があります。チラシを配布することで、店舗近隣の顧客へ効果的にアピールが可能です。
近隣住民の認知度が高まれば、いざ身体の不調が現れたときに店舗の存在を思い出してもらえるでしょう。
WEBが不得意な人・シニア世代にもアプローチできる
若者世代と比較し、シニア世代はインターネットが苦手な人が数多くいます。チラシならPCやスマートフォンが不得手な人に対しても、効果的に情報を届けられるのが魅力です。
また、オファーを工夫すれば、特売情報に敏感な主婦層にも効果的にアプローチできます。ファミリー層・高齢者層の多い地域において、チラシは有効な手法といえるでしょう。
保存性が高く、家族と共有しやすい
治療院に来院する患者さんの多くは、家族や知人などから紹介されて来院する割合が一定数を占めています。とくに中高年層以上は人との繋がりを大切にしている方が多く、来院された方をきっかけに、地域のコミュニティで口コミ・紹介に繋がる機会を得やすくなります。
また、紙媒体であるチラシは保存性に優れている点もメリットです。割引クーポンなどを入れておけば、より長く手元に置いてもらえる確率が上がり、後日反響に繋がる可能性もあるでしょう。
チラシの効果を左右する6つの要素
ただ情報を記載し、やみくもに配るだけでは集客に結びつきません。チラシポスティングの効果を決めるには、以下6つの要素があります。
- エリア
- 対象の絞り込み
- 配布方法
- オファーと期限
- 写真
- デザイン
それぞれ注意事項を解説するので、戦略的にチラシの制作・配布を行いましょう。
1.エリア
一般的にチラシの効果は、田舎であればあるほど高い反応が期待できます。例えば、当社のクライアントに沖縄の整体院の先生や東北の田舎に院を構える先生がいますが、チラシを撒いた分だけ集客ができた実例があります。
一方、山手線沿いの都心部だったりすると、なかなか反応が出ないのは事実です。それでも院から半径約2㎞の範囲を目安に、都心の場合はマンションよりも一軒家を狙うと反応が出やすくなります。
チラシを配布する際は、しっかりエリアを考えて効果的にポスティングしましょう。
2.対象の絞り込み
チラシは地域の人に向けて、絨毯爆撃のように広く配布していく手法になります。チラシの対象となる悩んでいる人が配布するエリアで少なければ、当然高い反応は期待できません。
当社の事例でいうと、めまいや耳鳴りよりも、肩こり・腰痛・首・膝といったメジャーな症状を対象に絞った方が反応が出やすいデータがあります。また、不調にお困りの方ではなく、対象の症状を2個くらいに絞り、キャッチコピーに大きく記載するのも効果的です。
3.配布方法
ポスティングをするなら外注業者に依頼するより、一軒一軒自分で配布した方が高い効果が望めます。なぜなら、いい加減なポスティングを行う業者だと、渡したチラシが全て配布されないことがあるからです。
開業したての先生や予約の埋まっていない先生は、空き時間を利用して、朝から晩、夜中でもいいので自分でポスティングを行いましょう。
配布する際のポイントとして、配りやすいマンションよりも配りづらい少し古めな一軒家がおすすめです。というのも綺麗なマンションの場合、住宅ローンの支払いから使えるお金に余裕のない人が多く見受けられます。
一方、一軒家に住んでいる方は多少お金に余裕があったり、年齢層も高めな割合が多いことから反応が出やすくなります。ポスティングをしていると、つい効率の良いマンションに行きがちですが、一軒家の方が反応が良いことを覚えておきましょう。
4.オファーと期限
チラシを制作するにあたって、整骨院に興味がない人に対して振り向かせなくてはなりません。なのでできる限り、強めのオファーを使った方がそれだけ高い反応が期待できます。
多少の値引きよりも、初回1,000円・初回1,980円と思い切ったオファーを設定しましょう。
さらにもう1点大事なのが、必ず期限を設けてください。ポイントとしては、チラシを今月の頭に配布する場合、月内有効ではなく、10日以内を期限の目安にすることです。
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期間を短めに設定することで、「この日を過ぎたらお得じゃなくなるから、今のうちに行っておこう」と行動を起こしやすくなります。
5.写真
写真は、プロに撮影してもらった笑顔で安心感のある写真を選びましょう。ただし、安心感のある写真の選び方は先生によって異なります。
例えば、年配の先生であれば真剣に施術している写真の方が反応が良かったり、若い先生であれば笑顔でガッツポーズをしている写真の方が反応が良い場合もあります。
この反応の違いは、テストをしてみないとわかりません。どの写真が最も効果が良いか、繰り返しテストしながら探っていきましょう。
6.デザイン
最後はデザインについてですが、整骨院のチラシは「既視感のないもの」の方が高い反応が期待できます。既視感のないものとは、よく見るデザインではないということです。
チラシの反応を高めるために、よく手書きチラシが良いと聞いたことはありませんか? 効果が出やすい理由として、一般的に入っているチラシとは異なり目を引きやすいからです。
とはいえ、全部手書きだとなかなか難しいという先生もいますよね。そういった場合は、期限部分だけマジックを使って赤丸で囲み、印刷して配布するのでも良いでしょう。
どこか1か所でもいいので手書きを入れたり、あまり見たことないデザインにすることで反応は出やすくなります。デザイナーさんと相談する際は、そういった点にも注目してデザインを決めましょう。
反応率はどれくらい?必ずテストしよう
最初にチラシを配布する際は、一気に数万枚配るのではなく、まずは1,000枚や3,000枚でテストしてみてください。ポスティングをする場合、反応の合格基準は0.1%です。
つまり、1,000枚配ったとして、1人以上集客できれば合格です。
1回で当てにいこうなんて思わず、1回目で失敗したらキャッチコピーを変えて2回目、それでも上手くいかなかったら写真を変えてもう1回と、少部数で3回はテストを行うことです。反響の取れる良いチラシができたら大量に配布しましょう。
このような順番を踏むことで、費用の無駄遣いがなくなります。
今すぐ集客を増やしたいならチラシ集客が最適
まだまだチラシ集客は、整体院の集客において効果的です。チラシを配布したことで、ホームページやGoogleの口コミをチェックして来院してくれる患者さんは数多くいます。
古い手法だからといって、やらずにいるのはもったいないです。とくに今すぐ集客を増やさなくてはいけない人には、ホームページ集客よりもチラシ集客が適しています。
改めてまとめると、チラシ集客は6つの要素で決まります。
- エリア
- 対象の絞り込み
- 配布方法
- オファーと期限
- 写真
- デザイン
ぜひ、この要素に注意をして反応のあるチラシを作っていってください。
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