整骨院で5回目以降のリピート率を上げる検査法・トーク
「5回目のリピート率がなかなか上がらない‥」そんな先生はいませんか? リピート率を決めるのは問診だけでなく、検査や施術で何を伝えるのかによっても左右されます。
そこで、今日は「リピート率を上げる検査・施術中の会話について」を解説します。問診~お会計まで、一連の流れにはそれぞれゴールがありますが、リピート率の低い先生は問診・検査・施術のゴール設定が甘く、目標達成に向かった会話ができていないのが原因です。
この記事を読んで、ぜひ、5回目以降のリピート率を改善していただければなと思います。
目次[非表示]
- 1.検査のゴール
- 2.施術のゴール
- 3.患者さんのための検査をする
- 4.患者さんと一緒に改善までの道のりを歩もう
- 5.リピート率が高い先生=授業みたい
- 6.まとめ
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検査のゴール
検査では、以下3つのゴールを達成することが重要です。
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まずは患者さんにきちんと原因を伝え、自分の状態を正しく把握してもらいましょう。良くない場所が悩みや痛みにどう繋がっているのか検査でわかりやすく説明することにより、施術に対する納得感を得やすくなります。
次に症状を良くするためにどうしたら良いのか、筋肉の動きや身体の見立てなどから、具体的な改善方法を患者さんと共有することが大事です。
また、施術をしないと将来どうなってしまうのか、放置することの危険性や継続的な施術の大切さを伝えることで通院の意義が分かり、リピート率の向上に繋がります。
施術のゴール
検査と同様に、施術のゴールも3つあります。
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例えば、肩を触る際に患者さんは「ただ肩の筋肉を揉んでくれているだけ」「自分で家でやってもできそう」などと思いがちです。実際は、筋肉の走行に沿って緩めていたり適切な手技を行っているわけですが、そのことを伝えない限り施術の意義は伝わりません。
症状が出ている各部位に対して、アプローチの方法、緩めたり指圧したりする意味やどのように身体や骨格が改善していくのか、施術中にしっかり伝えることでリピート率は上がっていきます。
患者さんのための検査をする
今一度、整骨院で行う「検査は誰のためのものなのか」を考えましょう。例えば、検査とは「患者さんの体の状態を把握するため」「施術方針を決定するため」とおっしゃる先生がいます。
もしそれだけで終わっているのなら、それは先生のためだけの検査になっているといえるでしょう。リピート率を上げるためには先生のためではなく、患者さんのための検査をする必要があります。
改善までに必要な道のり、それをやらないと将来どうなってしまうのか、これらをきちんと伝えることが患者さんのための検査です。
患者さんと一緒に改善までの道のりを歩もう
検査と同じく、施術にもゴールがあります。やってしまいがちなのが先生達は技術力があるだけに、「私が患者さんを改善させてやるんだ」と思ってしまうことです。
しかし、大切なのは自分が改善まで連れて行くことではありません。
「患者さんと一緒になって改善まで歩んでいくんだ」と、二人三脚の意識を持って施術に取り組んでいただけるといいのではないかと思います。
リピート率が高い先生=授業みたい
リピート率の高い先生は、まるで授業のように解説しながら施術をする方が多い印象を受けます。対して、5回目以降のリピート率が低い先生は、言い方が悪いですが一方的だったり説明不足だったり、患者さんを置いてけぼり状態にしている方が多いです。
何度もいいますが、施術にもきちんとゴールがあります。「何をしてるのか・なぜそれをしてるのか・これをするとどうなるのか」を施術ごとに伝えましょう。
例えば、脚の施術をした後に腰の施術をするのであれば、きちんと2回伝えることが大事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
リピーターの少ない人は、検査と施術中のゴール設定が意外と抜けています。
たくさん 問診の練習をしたけど、リピート率が上がらない‥ |
このような先生は、ぜひ今日お伝えした「検査と施術中のトーク」を改善してリピート率を上げていきましょう。
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