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整体院のPPC広告で失敗する2つのパターン


PPC広告は、SEOに頼らずとも効率よくアクセスを得られることから、整体院の施策として欠かせない存在です。とはいえ、「広告をかければ集客できる」ということは決してありません。


そもそもPPC広告で成果が出ない理由として、「業者選びを間違っている」「運用が失敗している」の2つのパターンがあげられます。これから広告をかけようと思っている方はもちろん、上手くいっていない先生は、どっちに当てはまるのかを考えながら読み進めてみてください。


目次[非表示]

    1. 0.1.▼今回の記事を動画で見たい方はこちら
  1. 1.業者選びで失敗するケース
    1. 1.1.治療院業界に特化した会社ではない
    2. 1.2.レポートを送ってくれない
  2. 2.運用で失敗しているケース
    1. 2.1.広告をかけるだけで数字の計測をしていない
    2. 2.2.数字をもとに改善していない
    3. 2.3.予算が少ないのに多くのページに広告をかけている
    4. 2.4.レポートの見方を知らない
  3. 3.7人のパートナーを集めよう
  4. 4.まとめ

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業者選びで失敗するケース

PPC広告の出稿を依頼する際に、業者選びで失敗しているケースが多くみられます。これからPPC広告を検討している人は後悔しないためにも、次に当てはまる業者は避けるようにしましょう。


治療院業界に特化した会社ではない


業者選びで失敗する理由として最も多いのが、治療院業界に特化していない代行業者に依頼してしまっいるケースです。当社でもPPC広告の代行をしているのでよくわかりますが、専門業者でないと知り得ない業界特有のテクニックが存在します。


それらを知らない業者が運用していると、成果が出ないというのはよく聞く話です。整体院の集客を増やしたいのであれば、治療院業界に特化した代行業者にお願いしましょう。


レポートを送ってくれない


代行業者のなかには、レポートを送ってくれない会社が存在します。一般的にPPC広告の運用代行をお願いした場合、必ず月に1回は結果が記載されたレポートを送ってくれるのが普通です。


恐らくレポートを送らない業者は、「ノウハウを隠したい」「設定を教えたくない」などさまざま理由があると考えられますが、どこにいくら自分のお金が使われているか不明な業者は信用できませんよね。


以前と比べると、徐々にそういった業者は減ってはきていますが、まだたまに耳にすることがあります。なので、広告の運用が不透明で怪しい業者は避けるようにしましょう。


運用で失敗しているケース

「業界に特化した運用会社でPPC広告を回しているのに上手くいかない‥」そういった場合は、次の運用で失敗しているケースが考えられます。


広告をかけるだけで数字の計測をしていない


広告をかけるだけで数字の計測を行っていないも、よくある失敗パターンの1つです。PPC広告の役割はホームページの認知を広げることですが、実際に広告をかけて、どのくらい患者さんが来たのかは先生にしかわかりません。


もちろん、代行業者もCV(獲得した成果)は取っているので「今月は20コンバージョンがありましたよ」といった具合に、広告の結果をお伝えすると思います。


<CVの取り方>

「電話で予約する」ボタンをタップしたとき
「LINEで予約する」ボタンをタップしたとき 
など


しかし、患者さんのなかには、「電話番号を押したけどやっぱりかけるのをやめた」「LINEの友達登録はしたけど、予約のメッセージは送らない」といった人もいます。


ということは、実際のCV数と来院数は「必ずしも比例するわけでない」ということ。そのため、 「WEBから何人来たか」という数字は先生自身できちんと計測することが重要 です。


数字をもとに改善していない


先生のなかにはWEBからの来院数は計測しているけど、それをもとにページ改善を行っていないことも失敗パターンの典型例です。大事なところだけをざっくり話すと、改善方法はどのページから来たのかは、検索したキーワードを患者さんに聞くことでわかります。


「整骨院」「◯◯駅整体」で検索しました→トップページから流入
「腰痛」「肩こり」「シンスプリント」で検索しました→各症状ページから流入


「トップページ」や「◯◯症」というページにそれぞれいくら広告費をかけて、何人来たのかは現場の計測をすればわかることです。CPAを調べて5,000円以上になっているようなら、そのページはあまり良くない状態と判断できるため改善しましょう


予算が少ないのに多くのページに広告をかけている


毎月の広告予算が少ないにも関わらず、多くのページに広告をかけてしまっている場合も集客しづらくなります。例えば、月の広告予算が3万円だとします。その場合、1日で換算すると約1,000円ですよね。


もちろんトップページにもかけますが、この予算を何ページに割り振るかが問題です。仮に症状別ページも含めた20ページに1,000円かけたとしたら、1ページあたり50円しか使えないわけです。


50円といったら「1クリックあるかないか」、これでは集客できるわけがありません。


もし、月々の予算が3万円ほどなら分散させないためにも、広告をかけるページはトップも含めて5ページ程度に留めるが妥当といえます。予算が5万なら5〜10ページ、10万なら10〜20ページほどを目安にすると良いでしょう。


レポートの見方を知らない


先生自身がレポートの見方を知らないことも失敗の要因です。恐らく、運用会社から月に使った予算・キーワード毎の予算の割り振り・CV数などが記載されたレポートが届いているかと思います。


95%ぐらいの先生は、ざっと目を通して終わりになっていませんか?


レポートの見方がわからないであれば、そのことを業者に伝えて見方を教えてもらいましょう。親切な業者ならZoomで教えてくれたり、レクチャー動画を送付してくれるなど、何かしらの対応をしてくれるはずです。



そもそも、どの数字を見たらいいのかわからないと改善のしようがありません。例えば数字の見方がわかるようになると、腰痛のページに何万も広告をかけているのに来院に繋がっていない場合、腰痛のページを改善しようと判断できるようになります。


繰り返し改善しても反応がないなら、腰痛の広告はストップし、「膝痛のページに広告を出しましょう」と、こういったやり取りを業者としてください。先ほどもお伝えした通り、「CV≠新規の来院数」ではないことから業者には現場の状況がわかりません。


なので丸投げにせず、こちらから相談をして業者と二人三脚で進めることが大切です。


7人のパートナーを集めよう

PPC広告の運用会社を始め、ホームページの制作会社、地域市のフリーペーパー会社など、事業に関わる会社外注先という感覚で捉えるではなく事業成功させるパートナーだと思ってください


事業というのは、「仲間集め」です。

  1. 制作会社
  2. PPC広告の運用会社
  3. 同業の仲間
  4. 異業種の仲間
  5. 経営の師匠
  6. 技術の師匠
  7. 自分のパートナー(奥さん・旦那さんなど)


治療院経営というのは、この「7人の仲間」が揃ったときに大きく動き出します。その仲間の1人がPPCの運用業者なので、丸投げにせずにコミュニケーションをとって地域の集客を一緒に増やしていきましょう。


まとめ

これからPPC広告をやる人は、最低でも以下2点を確認しておきましょう。

  • 業界に特化した会社か
  • きちんとレポートを送ってくれるか


実際に運用が始まったら、以下4点を押さえてください。

  • 数字の計測をしっかりやる
  • 数字をもとに改善をしていく
  • 予算が少ないならページ数を絞って広告を出す
  • レポート見方に困ったら業者に伝える


どんな事業でも1人でやるものではありません。例え1人治療院であったとしても、事業というのはみんなでやるものです。


ぜひ、長くお付き合いできる業者を選び、上手くコミュニケーションを取りながら成果を上げていってください。



\治療院に特化した/
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http://www.produce-activist.com/ppc-operation/


松下 展平
松下 展平
株式会社プロデュース・アクティビスト 代表取締役。 治療院専門のコンサルタントとして10年で4000院以上の経営改善を行ってきた。集客・経営を体系的に学ぶ学校「維新会」を主宰。 また、HP制作システム「セルフル」や、顧客管理ツール「COCKPIT」、口コミサイト「ヘルモア」の運営を行っている会社の代表も務める。

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