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1人整骨院|開業時に失敗しないための5つの準備


これから1人で整骨院を開業する先生は、期待に胸を膨らませる反面、心配ごとも数多くあると思います。


「どこで開業したらいいんだろう?」
「お金の準備はどれくらい必要?」
「どんな集客方法をやればいい?」


開業時に失敗しないためにも、必ず押さえておいてほしいのが「立地・ソーシャルメディア・証拠・資金・撮影」の5つです。今日は開業準備に欠かせない、これら5つの項目について詳しく解説していきます。


これから独立して整骨院を開業しようと考えている先生は、ぜひ参考にしてください。


目次[非表示]

    1. 0.1.▼今回の記事を動画で見たい方はこちら
  1. 1.1.立地の設定で間違えない
  2. 2.2.「何の専門家なのか?」を明確し、SNSを育てておく
  3. 3.3.良さの証拠となる声・インタビュー動画を10人以上用意しておく
  4. 4.4.売上0円でも半年は大丈夫な資金を用意する
  5. 5.5.写真撮影・動画編集・ロゴはプロにお願いする
  6. 6.必要経費にはしっかり投資!

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1.立地の設定で間違えない



整骨院を開業するにあたり、決して妥協してはいけないが立地選定です。整骨院の仕事というのは、どこまでいっても立地商売。立地をミスしてしまうと広告で取り戻すのが困難なうえに、集客できないからといってそう簡単に移転できません。


ありがちな失敗例として、誰しも利便性の高い大きな駅のそばで出店したいと考えますが、家賃が高いことからすぐ隣の小さな駅で出店する方がいます。しかし、この選択は後々経営を苦しめるので注意してください。


できれば隣の小さな駅ではなく、大きな駅から少し離れた場所や、大きな駅と同じビルで開業した方が集客がしやすくなります


ほかにも気をつける点として、県市の堺は避けるがベターです。立地戦略に関してさらに詳しく知りたい方は、以下記事で解説しているのでチェックしてみてください。


  整骨院の立地選び|悪い立地で開業したときの対処法もご紹介 整骨院の集客において立地選びは重要です。当記事では、良い立地の選び方を始め、悪い立地で出店したときのリカバリー対策もあわせてご紹介します。ぜひ、参考にしてください。 治療院の経営・集客改善ツール&サービス「株式会社プロデュース・アクティビスト」


  整骨院の立地の選び方!経営を成功へ導く立地の特徴とは | 治療院の経営・集客改善ツール&サービス「株式会社プロデュース・アクティビスト」 整骨院を経営する際は、人通りが多く目立つ場所に整骨院を構えることが大切です。今回は、整骨院における立地の選び方・立地別の客層の特徴などを解説します。整骨院経営を考えている人は、ぜひ参考にしてください。 治療院の経営・集客改善ツール&サービス「株式会社プロデュース・アクティビスト」



2.「何の専門家なのか?」を明確し、SNSを育てておく



年々柔道整復師は増え続け、整骨院・接骨院は飽和状態になっているからこそ、自分が「何の専門家なのか」をしっかり明確にすることが重要です。今や多くの大手整骨院グループが店舗展開し、「肩こり・腰痛・スポーツ障害・自律神経など何でもみますよ」という店舗は市場に溢れ返っています。


そのなかに1人整骨院として切り込んでいくなら、ほかとは違う角度でアプローチしていかないと選んもらえません。どのように自分の専門家を決めたらいいのかわからない方は、以下の記事を参考にしてみてください。


  誰でも簡単に集客を増やす!治療院コンセプトの作り方 整骨院・整体院・鍼灸院の集客をするには、「治療院のコンセプト」を決めることが重要です。コンセプトを明確にすることで院の魅力がより伝わりやすくなります。コンセプトの決め方が分からない先生は、ぜひこの記事を参考にしてください。 治療院の経営・集客改善ツール&サービス「株式会社プロデュース・アクティビスト」


専門分野を明確にしたら、YouTube・Instagram・TikTokなどのソーシャルアカウントを半年ほど育ててから開業しましょう。多少なりとも、「この先生に会いたいな」と思っているフォロワーやチャンネル登録者数を集めておくことで開業時に有利になります。


3.良さの証拠となる声・インタビュー動画を10人以上用意しておく



整骨院を開業する前に、喜びの声・患者さんのインタビュー動画を最低でも10人分は集めておいてください。恐らくどの先生もホームページを作ると思いますが、最近ではどの整骨院を見てもデザイン・キャッチコピーがしっかり作り込んであり、その差はほとんどありません。


そうなると患者さんは比較した際に選びづらく、「本当なの?」と疑いの目で見ています。そこで院の良さを証明する証拠となるのが、患者さんの写真付きの喜びの声だったり、患者さんのインタビュー動画です。


これらは集客に大きな影響を与えますが、開業してから集めるでは遅すぎます。事前に友人や既存患者さんにお願いをして、少なくとも10人は集めておきましょう。


もし10人集まらないであれば、開業時期を後ろにずらすことをおすすめします


4.売上0円でも半年は大丈夫な資金を用意する



たとえ売上が0円だったとしても、半年は持つような資金を用意してから開業しましょう。よくある失敗例としては、銀行や信用金庫とかから借入れして開業したものの、物件の取得・内装・ベッドの準備・機械の準備・ホームページの制作などにお金を使ってしまい、オープン時に「残りの現金が50万円しかない」、といった方がいます。


「資金の余裕=心の余裕」といった言葉がある通り、このような状態では心に余裕は持てません。患者さんが来院する段階で、半年分ぐらいは余裕を持てる資金を調達しておいてください。


1人整骨院で安心できる金額は人によってまちまちですが、例えば以下のように算出します


【一月にかかる費用】


自分の生活費:20万
家賃:10万
広告費 :10万
その他:10万
計50万円




月50万✕6か月=300万円


5.写真撮影・動画編集・ロゴはプロにお願いする



最後に、写真の撮影や動画の編集、院ロゴはお金をケチらずにプロお願いすることが大事です。失敗する整骨院の先生を見ていると、本来かけるべきところにお金をかけられていない方が多い印象を受けます。


近年、写真の重要度は増しており、院の外観・施術風景・問診・検査・先生のプロフィール写真なども、スマホとプロが撮影したものとでは集客できる人数が天と地の差です。


また、YouTube動画を出す先生も多いと思いますが、撮影はスマホでも編集だけはプロの外注にお願いしましょう。写真と同様、クオリティの良し悪しで集客・再生回数が大きく変わります。


看板・チラシ・ホームページに使う院のロゴも同じです。「無料 ロゴ制作」などで検索して自分で作る方がいますが、ロゴの良し悪しは患者さんの印象を左右する大事な部分です。


2〜3万出せば、良いロゴを制作してくれる会社は山ほどあるので、必要経費としてお金を惜しまず、プロにきちんとお任せしましょう。


必要経費にはしっかり投資!

お金を出すべきところにしっかり出すことは、経営をするうえでとても大事なことです。

今日ご紹介したこの5つの準備


  1. 立地の設定で間違えない
  2. 「何の専門家なのか?」を明確し、SNSを育てておく
  3. 良さの証拠となる声・インタビュー動画を10人以上用意しておく
  4. 売上0円でも半年は大丈夫な資金を用意する
  5. 写真撮影・動画編集・ロゴはプロにお願いする


これだけは外せない項目をご紹介しましたので、これから整骨院を開業する先生は参考にして、良いスタートダッシュを切ってください。



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松下 展平
松下 展平
株式会社プロデュース・アクティビスト 代表取締役。 治療院専門のコンサルタントとして10年で4000院以上の経営改善を行ってきた。集客・経営を体系的に学ぶ学校「維新会」を主宰。 また、HP制作システム「セルフル」や、顧客管理ツール「COCKPIT」、口コミサイト「ヘルモア」の運営を行っている会社の代表も務める。

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