整骨院で失敗しないチラシ・ポスティング戦略
整骨院のチラシ集客は即効性が高く、まだまだ現役の集客施策の1つです。とくに売上が少ない開業当初は、ネット広告よりもチラシをやろうと決める人が多い印象を受けます。
このときありがちなのが費用を浮かせるために、ExcelやPowerPointを使い、見よう見まねでチラシを作る先生がいることです。実は自作は非常にハードルが高く、失敗パターンの典型例なので注意が必要です。
そこで、今日は「チラシの内容の重要性・集客効果を上げるためのポスティング戦略」について解説していきます。チラシ集客は難しいと諦めていた方も、ぜひ参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.ポスティングの反応率は0.1%
- 2.新聞折込の反応率は0.03%
- 3.チラシ集客の成功は「チラシの内容✕ポスティング戦略」が鍵
- 4.ポスティング戦略は4つの要素で成り立つ
- 4.1.配布する量
- 4.2.どこに配布するのか
- 4.3.どんな順番で配布するか
- 4.4.いつまで配布するか
- 5.チラシの反応率は写真・デザインで決まる
- 6.即効性を求めるならチラシ集客が最適!
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ポスティングの反応率は0.1%
失敗を繰り返さないためにも、まず理解しなくてはいけないのがチラシの反応率です。一般的に自分でポスティングする場合のチラシの反応率は、0.1%が基準になります。
つまり、1,000枚に1枚反応があるのが基準ということ。これよりも高い反応率があるなら大量に配布すべきですし、0.1%以下であればチラシの内容を改善してポスティングをする必要があります。
新聞折込の反応率は0.03%
新聞折り込みの場合はポスティングより反応率が低く、0.03%が基準になります。約3,000枚に1枚は反応が出ていないと、大量に配る意味がありません。
ひとくちにチラシ集客といっても、配布の方法で反応率が変わることを覚えておいてください。
チラシ集客の成功は「チラシの内容✕ポスティング戦略」が鍵
反応率の基準がわかったら、次に考えるのは ポスティング戦略です。チラシ集客は「チラシの内容✕ポスティング戦略」と、2つの要素で成り立っています。
いくらポスティング戦略が正しくても、チラシの品質が低いと集客はできません。逆に、チラシの内容が良くてもポスティング戦略が間違っていれば結果は同じです。
なお、反応が出やすいチラシの作り方は、以下の記事で詳しく解説しています。
そのため、当記事ではポスティング戦略について詳しく解説していきます。
ポスティング戦略は4つの要素で成り立つ
ポスティング戦略は、大きく分けると以下の4つの要素で成り立っています。
- 配布する量
- 配布する場所
- 配布する順番
- 配布する時期
それでは、それぞれ解説していきます。
配布する量
自分で配布するか外注に依頼するかになりますが、いずれにおいてもポスティングの場合、最初は1,000〜3,000枚ずつ配布してください。いきなり大量に印刷すると、チラシの内容が良くないと無駄になってしまうことから、まずは小ロットで試すのが得策です。
折込チラシの場合は反応率の基準が低い分、ポスティングと同じ枚数だと少なすぎるので、まずは5,000枚〜10,000枚ずつテストします。
それぞれポスティングは0.1%、折込は0.03%以上と反応率の基準を超え、良いチラシと判断できたら大量に配布しましょう。
どこに配布するのか
次は、配布エリアについてです。都心部なのか、田舎のエリアなのかによっても戦略は変わります。
もし都心部であれば院を中心に半径1.5㎞〜2㎞以内を目安に、田舎の場合は半径3㎞〜5㎞を中心に配布するのがポイントです。
どんな順番で配布するか
反応の出るチラシであれば、院を中心とした商圏エリア全体に一気に配布するのもありですが、できればある程度エリアを分けて配布することをおすすめします。なぜなら、エリアによって反応が異なるからです。
例えば、新興住宅の集まった比較的若い年齢層のエリアでは、肩こり・腰痛などのライトな症状の方が反応が出やすい傾向があります。一方、古い一軒家の多いエリアでは平均の年齢層が高めなことから、膝の痛みなどの方が反応が良かったりします。
なので、院を中心にABCと3分割にエリアを分けて順番に配布していきましょう。もしくは、マンションと一軒家で分けるという方法もあります。
先ほどの理由と同様に、マンションは比較的若めな人が多く、一軒家に住んでる方は年齢層が高めといったデータがあるからです。分け方に正確な決まりがあるわけではないので、エリアごとに分割配布し、効果を検証してください。
いつまで配布するか
最後に、「チラシはいつまで撒けばいいですか?」「反応が徐々に落ちてきたんですけど、チラシの内容を変えた方がいいですか?」と、よく聞かれる質問についてお答えします。
これらには明確な基準があり、「反応率が基準を下回ったらチラシの替え時」です。つまり、高い反応率を維持しているのなら、延々に同じ内容のチラシを配布しても問題ありません。
配布頻度については、2週間ほど間隔を開ければOKです。
チラシの反応率は写真・デザインで決まる
なお、チラシを制作する際は、しっかりプロにデザインしてもらいましょう。昔はコピーライティングの良し悪しで反応が決まりましたが、今は文章よりも写真やデザインで反応が大きく変わる時代になっています。
制作費用を抑えたい方は、「ココナラ」とカタカナで検索してみてください。個人のスキルを気軽に売り買いできるスキルマーケットで、安くプロのデザイナーに外注ができます。
即効性を求めるならチラシ集客が最適!
チラシ集客は、ネット集客よりも反応が早いのがメリットです。インターネット集客は、ホームページを知ってから比較検討が発生するため、実際に予約という行動を起こすまでに1〜2ヶ月ほどのタイムラグがあります。
一方、チラシの場合はその日のうちに反応してくれる人が多く、効果的に集客を行えるのが特徴です。開業したての時期や明日明後日の集客に困っている先生は、ぜひ、今日お話したチラシ・ポスティング戦略にチャレンジしてみてください。
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