整体院・整骨院のSNS集客|考えるべきメリット・デメリット
インターネットやスマートフォンが普及した現在、SNSはマーケティング施策の1つとして欠かせない存在になっています。1人治療院の先生も、これからYouTube・Instagram・TikTokなどを使って集客したいと考える方もいらっしゃるでしょう。
そこで、今日は「整体院・整骨院のSNS集客のメリット・デメリット」について解説していきます。ここには大きなリスクも潜んでいるため、これからSNS集客を始める先生は、まずは考え方を理解してから取り組みましょう。
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SNSは「YouTube」を中心に取り組もう!
見出しにもある通り、SNSを始める際は「YouTubeを基準に取り組む」ことをおすすめしています。なぜなら、YouTubeで撮影した動画は、Instagram・TikTok・Twitter・LINEでも流用できるからです。
というのも、1人治療院の先生の労力を考えた場合、全てに注力するのは困難といえます。あれこれ手をつけると中途半端になってしまうので、まずは軸になるSNSを決め、そこから派生させると効率よく運用ができるでしょう。
整体院・整骨院でSNSをやるメリット
SNS集客の最大のメリットは、「広告費をかけずに集客できる」ことにあります。多くの整体院や整骨院は新規顧客を増やすために、チラシの配布やPPC広告をかけるのが一般的ですよね。
効果的な手法とはいえ、どちらも費用がかかるのがネックなところ。その点、YouTube・InstagramなどSNSと呼ばれるものは、基本0円で情報を拡散できるのが魅力です。
整体院・整骨院でSNSをやるデメリット
手軽に情報が発信できるとはいえ、SNSのアカウントは育てるまでに時間がかかります。例えば、YouTubeで動画をアップロードし、1週間後に集客できるかといったらまずできません。1か月後も同様の結果でしょう。
対して即効性の高いチラシなら、配布してその日に電話が来ることもあります。チラシよりややタイムラグのあるPPC広告でも、1か月〜2か月後には高い反応が望めるのが特徴です。
SNSの場合はアカウントが育ち、集客できるようになるには早い人でも3か月、基本的には6か月〜2年くらいはかかることを覚えておいてください。
SNSをやる必要性
SNS集客をやるべきか否かと聞かれたら、「もちろん、やった方がいいです」とお答えします。というのも、最近はどこも似たようなホームページ、同じような整体院が山ほどありますよね。
そうなったときに、患者さんは「本当のところはどうなの?」と院に対して疑問を抱くわけです。この疑問を解決してくれるのがSNSの存在です。
とくに競合と差別化ができていない院は、SNSで実際の「施術の様子・先生の人柄・院内の雰囲気」を動画を通して伝えていかないと集客ができない時代になってきています。
コンセプトを明確にしよう
今現在、王道の集客法といえば「ホームページ✕PPC広告」です。この広告で上手く集客できているなら将来に向けて、SNSアカウントの育成に時間を費やすことは良い選択肢だといえるでしょう。
しかし、SNSを一切やらずに集客できている店舗も事実あるわけです。
そもそも、手間のかかるSNS集客をやる理由は、地域のライバルと差別化できていないからですよね。もし商圏エリアで「コンセプト勝ち」している状態であれば、SNS集客なんてやらずとも、ホームページとPPC広告という王道の集客方法でバンバン集客できるはずです。
大事なのは「誰のための治療院なのか」、コンセプトをはっきりさせること。これさえ明確なら、多くの手間をかけなくても集客は上手く回るはずです。
広告とSNSは半々くらいを目指すと経営が安定
最初は広告とホームページで集客を増やし、その間にSNSアカウントを育てていきましょう。その際に、最終的に広告費をかけずに集客できることがゴールだと思いがちですが、この考え方はやめたほうが無難です。
なぜなら、無料の集客は「集客の主導権が先生たちにない」からです。例えば、YouTubeの集客で上手くいっている先生がいたとしても、YouTubeのアルゴリズムは勝手に変わるため、ある日突然、検索結果やおすすめ動画に表示されなくなる可能性があります。
つまり、お金を払わない集客というのは相手に主導権があるため、露出が減るリスクと常に隣り合わせということ。なので、理想は広告とSNSで半々くらいで集客できると、トータルのCPA(集客コスト)が下がり経営も安定します。
SNSで求められているのはリアリティー
これまで話してきたことを踏まえると、SNSで最も求められているのは「リアリティー」ということです。広告が当たり前になった昨今、綺麗な写真・魅力的な文章・喜びの声が並ぶホームページは誇張して作られたものだと患者さんはわかっています。
だからこそ、患者さんが感じる「本当のところはどうなの?」に答えるべく、院の事実をSNSできちんと伝えられれば集客に繋がっていくでしょう。
治療家?経営者?SNS集客をやるかは目指す方向性で考える
YouTubeをやるにしても、動画に向く向かないは先生によって異なります。SNS集客は集客道具の1つにすぎず、労力もかかるうえに無理にやらなくてはいけないものでもありません。
なので、「経営者」と「治療家」、自分はどちらを目指すかで決めてみてください。治療家ならやるべき仕事は技術の向上、患者さんとのコミュニケーション能力を磨くことなので、それ以外の作業は基本的に外注した方がよいでしょう。
将来は人を雇って経営者に回るのであれば、経営の安定化を図ることが仕事なので、必ずSNSをやるべきです。こういった判断のもと、SNS集客をやるやらないを考えてみてください。
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