整骨院のPPC広告の適正費用は?効率良く集客する方法
整骨院や整体院の代表的な集客施策といえばPPC広告ですが、広告費の適正な価格はご存知でしょうか? 広告費はかけすぎると利益率が下がってしまう反面、少なすぎると集客は伸びません。
そこで、今日は整骨院で効率よく集客するために必要な「PPC広告の予算の決め方」について解説します。適正費用は経営状況により異なるため、この記事を参考にPPC広告の運用に活かしてください。
目次[非表示]
- 1.時期によって適正な広告費は異なる
- 1.1.1.開院〜黒字化までの時期
- 1.2.2.成長期
- 1.3.安定期
- 2.紹介数・SNS集客を増やすコツは?
- 3.まとめ
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時期によって適正な広告費は異なる
冒頭でも少しお伝えしましたが、あなたの整骨院が今、どのような時期に直面しているかによって広告費の目安は変わります。
- 開院してから黒字化するまでの時期
- これから売上をどんどん伸ばしていく成長時期
- 今の売上をいかに維持していくか安定時期
1つ1つ解説していきますので、置かれている状況に合わせて参考にしてください。
1.開院〜黒字化までの時期
オープンしてから黒字化までの時期は、目標としている売上の10%、予算があるならそれ以上に広告費をかけるのが正解です。最初は誰しもが札束を燃やしながら暗闇を歩いているような時期がありますが、そこを突き抜ける人は黒字化までの道のりが非常に早いのが特徴です。
そしてこの時期は、新規獲得が優先なので多少費用体効果が悪くても問題ありません。より多くの患者さんをみることで、トークの改善ができるようになったり、経験値を上げることもできます。
また、Googleビジネスプロフィールの口コミ数はこれからの集客に大きく影響します。なので、スタート時期はCPA(1人あたりの集客コスト)よりも、「リピート率」と「Googleの口コミ数」に注力しましょう。
2.成長期
事業が軌道に乗り始め、これからさらに売上を伸ばしていく成長期に突入したら、広告費は目標売上の5%〜10%が適正値です。この時期は自身で整骨院の成長スピードを決められるのもポイントで、長期的にじわじわと売上を伸ばすなら5%〜7%、急激に売上を伸ばしたいなら10%を広告費に投じてください。
また、この時期に見るべき数字は「CPA」と「継続率」です。CPAは1人当たりの集客コストのことで、「広告費÷ネットからの集客人数」で費用対効果を調べられます。
他にも継続率に着目することで、集めた患者さんがどれくらい常連になってくれたかを把握できます。
安定期
経営が安定し店舗展開する野望もなく、自身にとってベストな経営状況まで来たら、売上の5%をPPC広告に回します。ここで大事になるのが、現状の売上を維持できるかどうかです。
仮に5%の広告費で売上が徐々に下がってしまうようなら、まだ安定期とはいえません。「継続率」や「CPA」を確認しながら改善していく必要があります。
対して、5%の広告費でも売上がついてくるなら、経営としては完成形に近づいています。次に見るべき指標は、毎月自分の力で紹介数がどれくらいもらえるかに着目しましょう。
また、いずれは広告費をかけずに集客できることが理想ですよね。そのためには、ソーシャルメディアの力が欠かせないので、フォロワーの数・SNSからの集客数がどれくらいなのかにも注目するとよいでしょう。
紹介数・SNS集客を増やすコツは?
口コミ集客・SNS集客はともに広告費がかからない反面、どちらも集客効果を得るまでに苦労される方が大半です。
紹介数を増やすためには、そのきっかけとなるコミュニティを作る必要があります。例えば、治療院や先生を中心としたコミュニティがあると、そこから紹介が生まれやすくなります。
SNS集客の場合は、自分がタレントとしてソーシャルメディアで情報発信し、それを見た人が来院する流れを作るのがポイントです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
PPC広告の適正な広告費は、経営状況がどんな時期にいるのかによって大きく変わります。
- 開院してから黒字化するまでの時期
- これから売上をどんどん伸ばしていく成長時期
- 今の売上をいかに維持していくか安定時期
広告費は、少なすぎても多すぎても経営は傾きます。ぜひ、今日お話した適正な広告費を理解したうえで、広告を十分に活用してみてください。
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