1人整骨院のGoogleビジネスプロフィール|効果を最大限に上げるには?
MEO対策が当たり前になった昨今、Googleビジネスプロフィールの口コミ数が治療院のネット集客に大きく影響することは周知の事実です。全国展開している大手整骨院グループも力の入れ方は凄まじく、1,000件を優に越える店舗も増えています。
このような状況が当たり前になった現在、1人整骨院ではどうしても規模感などの違いから口コミ件数で勝つのは困難といえます。では、諦めるほかないのでしょうか?
実は、口コミ数で大きく負けていたとしても太刀打ちできる方法があります。今日は、1人整骨院の先生が「Googleビジネスプロフィールで集客を増やすテクニック」について、基本・応用の2つに分けて解説するのでぜひ、参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.基本編
- 1.1.口コミの質にこだわる
- 1.2.写真はプロに撮影してもらう
- 1.3.特典・カテゴリの設定を必ず行う
- 1.4.動画で来店時をイメージさせる
- 1.5.投稿の頻度を高め、写真・リンクを設定する
- 2.応用編
- 2.1.院名変更で「何が得意か?」を伝える
- 2.2.ソーシャル活動をアピールする
- 3.自院に「行く理由」「会いたい」を作ろう!
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基本編
まずは、Googleビジネスプロフィールの効果を上げるために押さえておきたい基本のポイントからご紹介します。見落としている点があったら、すぐに取り組んでみてください。
口コミの質にこだわる
最近では口コミの数が多いから良いわけではなく、その質にこだわることも重要です。例えば、結果しか書かれていない短い口コミでは、高い集客効果は期待できません。
「〇〇という状態だったのが、先生のおかげでこう変わりました!」といったように、具体的な身体の変化が詳細に書かれていることで、同じ悩みを持った患者さんが自分ごとに感じやすくなり「私も行ってみよう!」とアクション率のアップにつながります。
写真はプロに撮影してもらう
Googleビジネスプロフィールに掲載する写真は、必ずプロに撮影を依頼しましょう。自分のスマホとプロが撮った写真では、クオリティに雲泥の差があります。
Googleの投稿機能を活用する際も同様で、素材サイトの写真や無料のイラスト画像などの使用は避けてください。
特典・カテゴリの設定を必ず行う
Googleビジネスプロフィールには、写真とクーポン内容を設定できる「特典」という欄があります。公開された特典は目立つ位置に表示されるため、集客効果が高いのが特徴です。
意外と知らずに未設定の人が多いので、1〜2年前に設定したまま放置状態の先生は特典を必ず設定しておきましょう。
また、カテゴリ一覧では「業種」の設定ができます。「整体院」では「整体」のカテゴリーのように適切な業種を設定しておくと、ニーズに合ったユーザーに店舗を見つけてもらいやすくなって来院が増える可能性が高くなります。
動画で来店時をイメージさせる
Googleビジネスプロフィールの写真タブでは、写真以外にも短い動画をアップロードできます。テキストや画像だけでは伝えきれない、院の魅力やスタッフの雰囲気を効果的に伝えられるのが映像の強みです。
患者さんが実際の院に訪れた際のイメージが湧きやすいように、「院の内装・外装がわかる 院内ツアー動画」「問診の動画」「検査の動画」「施術の動画」「院長先生の挨拶動画」の5つは必ず押さえておきましょう。
投稿の頻度を高め、写真・リンクを設定する
Googleビジネスプロフィールには、店舗の情報を随時発信できる投稿機能が存在します。大手に負けないように投稿頻度を高めて、お店を探しているユーザーにタイムリーにアピールしたい情報を発信するのも一手です。
必ず投稿の際は、興味を持ってもらいやすいようプロに撮ってもらった綺麗な写真をつけてください。また、アクションのためのリンクの設定では、ボタンの設置が可能で「詳細」「予約」「お問い合わせ」など表示が決められます。
ここでもったいないなと感じるのが、「電話をかける」のボタンに設定している整骨院です。治療院の場合、Googleビジネスプロフィールを見てすぐに電話をする人は非常に稀です。
得意としている症状・料金・通いやすさなど、自分にあったお店かどうか患者さんはホームページをチェックしてから予約という行動に移るため、投稿のリンクはホームページに設定しておくことをおすすめします。
応用編
応用編に関しては、基本編ができていることを前提で話をしていきます。
ライバルである大手整骨院グループと口コミ数の差が何十倍に開いていたとしても、1人整骨院を選ぶ患者さんは必ずいらっしゃいます。では、そのような患者さんをどうやって増やしたらいいのか、答えは次の通りです。
院名変更で「何が得意か?」を伝える
大手に勝つ1つ目の方法は、院名変更で「何が得意な整骨院なのか」をしっかり伝えることです。例えば、エリアでいうと僕の実家は横浜ですが、「横浜腰痛整体院」という院名だった場合「ここは腰痛が得意な整体院なんだな」とひと目で分かりますよね。
保険をあまり使っていないのであれば整体院に移行し、特徴を出す院名に変更するのも効果的な手段です。なぜなら、口コミ数で大きく負けていたとしても、院名のなかに痛み・しびれなどの「症状名」や「地域名」が入っているとキーワードで検索したときに上位表示しやすくなるからです。
もし自身のエリアで整体院に変えても審査に通るようであれば、どのような症状の改善が得意なのかを院名で伝えるだけでも集客数は大きく変わるでしょう。
ソーシャル活動をアピールする
先ほど院名変更によるテクニックをご紹介しましたが、かなりハードルが高いと感じた先生は多いと思います。そういった方は、ソーシャルメディアで活動をアピールする方法ならすぐに取り組めるはずです。
やり方としてはGoogleビジネスプロフィールの投稿機能・写真タブを使い、YouTubeやtiktok動画、Instagramのストーリーなどに投稿したことをお知らせしてリンクを貼りましょう。短い動画であれば、Googleビジネスプロフィールの写真タブにアップロードすることもできます。
とくに写真タブは目に留まりやすい場所なので、多くの人にSNSを見てもらえる可能性が高まります。SNSの良いところは、ホームページの内容やGoogleの口コミ数に左右されず、「先生の人柄や先生の専門性をアピールできる」点です。
投稿と写真タブのほかにも概要欄にSNSをやっていることを記載することにより、さらに高い集客効果が得られるでしょう。
自院に「行く理由」「会いたい」を作ろう!
「大手整骨院グループは口コミ1,000件に対し、自分の院は100件しかない‥」
このように大きく口コミ数で負けていたとしても、あなたの整骨院に患者さんが行くべき理由を明確に作れれば集客は必ず上手くいきます。
行く理由を作る方法としては
- 院名を変える
- SNSで人柄・専門性をアピールし、「この先生に会いたい」という状態を作る
これができれば口コミ数に左右されず、集客できる状態を作り出すことができるため、ぜひ諦めずに取り組んでみてください。
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