治療院のPPC広告で効果を上げる6つの方法を解説
治療院の集客を効果的に行うPPC広告ですが、「なかなか集客が増えない‥」「一人当たりの集客コストが1万円を超えてしまっている」といった話をよく聞くことがあります。
結果が出ないのには、必ず原因があります。
そこで、今日は「PPC広告で成果を出すための6つのコツ」について解説します。これからご紹介する方法を真似していただければ、広告のパフォーマンスが向上し、成果に至る割合もグッと高まるので、ぜひ実践してみてください。
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1.業界特化の代行業者に依頼する
治療院の集客を増やしたいなら、業界特化の代行業者に必ず依頼しましょう。PPC広告の代行業者は山ほどありますが、当社のように治療院業界に特化した代行業者であれば、患者層の特性に合わせて適切なキーワードの設定やコピー作成などが可能です。
なかには自分でPPC広告の運用をしている方もいらっしゃいますが、正直な話うまくいく人は非常に稀です。なぜなら、業界に専門特化した業者は数百というアカウントを見ながら効果測定を行い、独自のノウハウを持っているからです。
そうなると、PPC広告を専業としている業者に太刀打ちするのは困難といえます。もちろん、ネットが得意で常にPPC広告の勉強しながら1日何時間も試行錯誤できるのであれば、自身で広告運用も可能かもしれません。
しかし、多くの先生の場合、患者さんの症状のケアで忙しかったり、パソコンを触ること自体が苦手な方もいるでしょう。であれば、業界に特化した代行業者にお願いしてしまった方が先生の負担も軽減でき、効率的に成果も出やすくなります。
2.丸投げほったらかしはNG
業者にお願いをしたら、絶対に丸投げ&放ったらかしはNGです。運用をお願いをすれば業者が全てやってくれるものだと勘違いしている先生が多いですが、残念ながらそれだとなかなか集客は増えません。
なぜなら、ホームページ集客と同じく、PPC広告の集客も先生と代行業者で協力をしながら育てていかないと上手くいかないからです。
では、PPC広告のアカウントを育てるためには何をしたらいいのか?具体的にいうと、「ネットから患者さんが何人くらい来たのか」、計測と報告をしてください。
というのも、PPC広告を運用している代行業者は、「電話ボタン」や「LINE予約のボタン」をクリックした際のCV(コンバージョン)は計測できますが、そこから実際に何人の方が来院に至ったかは計測できません。
なかには、電話をかけたものの問い合わせのみで終わってしまった方や、既存の患者さんからの電話ということもあるでしょう。パソコンで検索をかけている人は、画面を見ながら手元の携帯で予約の電話をする人もいますよね。
単純にCV数のみで判断すると正しい成果がわからないため、実際の集客状況を毎月報告することで、現状の設定で良いか判断がしやすくなり、より最適な結果を引き出すアプローチがしやすくなります。
3.対象エリアを決める
PPC広告では、治療院を中心にした半径何kmに広告を出すか、対象エリアの設定が可能です。地元のことは地元の人が最も詳しいように、エリア設定は業者に任せず先生が決めましょう。
もちろん、業者も長年のノウハウと実績があるので対象エリアをどれくらいに設定するか提案してくれると思います。一応参考までにお伝えすると、東京23区の都心部や、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡といった人が集まる地域では、院から半径1.5km、広くても2kmくらいが対象エリアです。
一方、電車をほぼ使わない、車社会の地方エリアでは、院から3km〜5km位が対象エリアになってきます。この設定を間違えると効果的に広告費が使えなくなってしまうので、自分の院の商圏をしっかり把握し、業者に伝えることが大切です。
4.予算は最低3万、目標売上の5〜10%が目安
皆さんは、GoogleやYahooに出稿する際、どれくらいの予算をかけていますか?実をいうと、PPC広告はあまりにも広告予算が少ないと効果が出づらくなります。
そのため、最低でも月3万円は予算を確保することをおすすめします。仮に1万円で運用を考えているのであれば、意味がないのでやらない方がいいでしょう。
予算の考え方として、目標売上の5%〜10%をPPC広告に使った方が売上が最大化しやすくなります。
例えば、目標売上が月100万なら、広告費は最低でも5万円、それ以下だと大きな機械損失をしている可能性があります。逆に10万円以上の広告費をかけているのだとしたら、目標売上に対してかけすぎです。
このように、目標売上を基準に毎月5%〜10%の間で広告費を調節していくのがポイントです。
5.予算に合わせて症状別ページの数を調整する
広告をかける際は主に症状別ページにかけていくわけですが、このページの数が多すぎるのもNGです。実は広告費に対して、適切な症状別ページの数があります。
例えば広告費3万円で、月30日と考えた場合、1日あたり1,000円使えます。大体1クリックあたり100円かかるとしたら、1日あたりで換算すると10クリックしか出ません。1日10クリックしかされないのに、何十ページも症状別ページを登録していたら広告費が薄く分散されてしまいますよね。
なので、広告予算3万なら5ページ以内、予算5万なら10ページ以内、予算10万なら10〜15ページくらいに絞りましょう。予算に応じてページ数の調整は代行業者が行ってくれることろもありますが、先生自身もきちんと把握しておくことが重要です。
6.症状ごとのCPA計測→ページ改善→広告のストップを
せっかく広告をかけているわけですから、費用対効果のチェックをし、より集客ができるようにしておきたいですよね。ぜひ、先生自身で症状ごとのCPAを計測してみてください。
CPAとは、「一人当たりにかかる集客コスト」のことです。例えば、肩こり・腰痛など、A・B・C・D・Eというそれぞれ異なる5つの症状に広告をかけたとします。
そうすると同じように広告をかけても、Aの症状は毎月3〜5人来る、Bの症状は毎月2〜3人来る、C・D・Eの症状は全く来ないと、症状によって全く反応が異なることも珍しくありません。
集客できていない症状は、そのページを改善する必要があります。もし繰り返し改善を行っても集客できないのであれば、費用対効果が悪いので広告をストップし、その分を集客ができる症状に広告費を割り振ります。
ここで注意していただきたいのが、業者の仕事は広告のデータを見ながら設定を最適化していくことであり、ページの改善までは行ってくれません。そのため、先生自身でどの症状に広告をかけているのか把握し、集客コストを計算したうえで集客ができていない症状があればストップしてもらいましょう。
PPC広告は業者と二人三脚で進めよう!
いかがでしたでしょうか?
- 治療院のPPC広告は専門特化した代行業者に依頼する
- 丸なげしないで一緒に育てていく
- 対象エリアは自分で決めること
- 予算は最低3万円から、目標売上の5%〜10%の範囲で調整する
- 予算に応じて適正なページ数に絞る
- 計測と報告をしてページの改善・広告のストップを業者と相談しながら進める
PPC広告は業者と二人三脚で進めていけば、必ず効果が出る広告です。ぜひ、プロに丸投げするのではなく、パートナーとして一緒に治療院の売上を上げていくという、意識を持って取り組んでいただければなと思います。
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