【整体院の開業】失敗する整体師の特徴5選
「これから整体院を開業するにあたって、失敗しないためのロードマップが知りたい」
今日はこのような声をいただいたので、失敗しやすい整体師の特徴を5つ紹介します。整体院の経営では大きく分けるとお金の問題・集客の問題・リピートの問題がありますが、それぞれやってはダメなことがあります。
そのあたりも踏まえながら失敗パターンを解説するので、ぜひ参考にしてスタートダッシュを切ってください。
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1.お金の準備が不十分な人
まず初めにお聞きしますが、整体院を開業するにあたってお金はどれくらい用意してますか?なぜなら、失敗する人の特徴としてオープンするまでに、お金を使いすぎてしまう方がいるからです。
整体院の開業には、物件や設備、内装の工事を始め、ベッドなどの備品、名刺、ホームページ制作など多くのお金がかかると思います。ここまでの出費はみなさん考えますが、大事なのはオープン前よりも、オープンした段階でいくら資金が残っているかです。
安全策を取るためには、オープン時点で半年間売上が0でも経営・生活ができる十分な資金を最初に準備しておきましょう。もし、半年分の資金が用意できないのであれば、まだ開業する時期ではありません。
費用の算出方法が知りたい人は、下記記事をチェックしてください。
2.チラシのポスティングをしたくない人
朝から晩までポスティングをする覚悟のない先生はは、そもそも整体院の開業に向かないでしょう。なぜなら、チラシ配布は開業時の集客施策において切っても切り離せない存在だからです。
よくオープンしてからの集客は「ネットだけでします」という方がいますが、ネット集客に即効性がないことをご存知でしょうか?対策を打ってもその結果が出るまでには、大体1ヶ月〜2ヶ月くらいのタイムラグがあります。
一方、チラシ集客は午前中に配布したら、午後に電話が鳴ることも珍しくありません。これほど即効性の高い集客方法は、チラシ以外ないといえるでしょう。
いち早く整体院の経営を安定させるためにも、1日何時間もポスティングを自分で行う、そういった覚悟を持つことが大切です。
3.専門性・特徴・売りがない先生
専門性や自分の整体院の特徴・売りがない先生は、整体院を開業しても失敗しやすくなります。というのも、あなたの整体院より保険の使える安い整骨院や接骨院、地域に根づいた整体院や山ほどありますよね。
そんななか、開業したばかりの口コミもなく、信用できるかもわからない先生のところに、なぜお願いしなくてはいけないのですか?
チラシのキャッチコピーやホームページの構成、PPC広告の設定ミスなどはあとからいくらでも取り返せますが、戦略やコンセプトの失敗は取り返しがつきません。だからこそ、最初の戦略が非常に重要です。
競争を勝ち抜き、他院と差別化するためにも「あなたの院に来るべき理由」をしっかり用意してから開業しましょう。
4.人とのコミュニケーションが苦手な先生
整体院の開業で失敗してしまう人の特徴として、人と人とのコミュニケーションが苦手な先生も注意が必要です。社内で上手くいかず人と関わるのが苦手だから、独立して1人で整体院をやろうと考える先生がいらっしゃいますが、整体院こそコミュニケーション能力が求められます。
良好な人間関係を築くことが苦手であれば、開業するにも整体院は避けるべきといえるでしょう。
5.上手くやろうとする先生
何をするにも上手くやろうとする先生、汚れ仕事をやりたくない先生は失敗しがちです。そもそも独立開業なんて泥臭いこと。
起業をするにあたって「仕事とプライベートはしっかり分けたい」「土日は休みたい」など、休みなんてあるわけもありません。
また、経営は失敗の繰り返すなかでようやく成功を掴み伸びていくものなので、泥臭く地道なことができない人は向いていないかと思います。
10年後に残っている確率は10分の1
整体院の場合、例えば10人開業したら、1年後に残っているのは半分、5年後でさらに半分、10年後だと1人残っていたら良い方といわれるくらいの確率な仕事です。
独立する理由は人によってさまざまですが、勤めてるときよりも多くのお金を稼ぎたくて独立する方も多いのではないでしょうか。お金をもらうということは、人が面倒くさいこと、嫌なこと、時間がかかって大変なことを肩代わりするからお金がもらえるわけです。
ということは、勤めているときよりも働く時間は基本的に長くなるし、誰にも怒られない代わりに自分で勉強したり、先出し投資をしていかなくてはなりません。それができないのであれば、厳しいことをいうようですが向いていないでしょう。
仕事は準備が9割
辞める理由は人によってさまざまですが、そのなかでも特に失敗しやすい整体師の特徴が以下5つです。
- オープンする時点で半年分の現金がない
- チラシのポスティングをしたくない
- オープンする段階で戦略が練られていない、専門性・売り・特徴がない
- コミュニケーションが苦手
- 泥臭い作業はできない
逆にいうとこれらを全てをクリアできているのであれば、グンと成功する確率が高まるでしょう。
仕事というのは準備が9割です。とりあえず開業してそこから勉強するのでは、失敗する典型といえます。なぜなら、スタートしたらお金はどんどん流れていくからです。
僕が開業をして独立する際に、先輩からいわれて印象的だった言葉は「独立したら毎日毎日1万円札に火をつけて、その明かりで暗闇を進んでいくような仕事だよ、だからちゃんと準備しろ」と。その言葉に今では感謝しています。
オープンしてから失敗すると大変な思いをしてしまうので、今日お伝えした話を頭の中に入れていただき、そのうえで整体院の独立・開業にチャレンジしていただければなと思います。
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