整体院の開業は店舗契約?レンタルサロン?どっちがおすすめ?
整体院を開業するうえで、「店舗契約をした方がいいのか」「レンタルサロンの方がいいのか」悩む方もいると思います。店舗契約の場合、敷金礼金がかかるのに加え、一度契約したら簡単に辞められないことから、レンタルサロンの方が良いのではないかと思う方も多いでしょう。
結論からいうと、整体院を開業するなら「圧倒的に店舗を契約をした方が上手くいきやすい」です。それぞれメリット・デメリットを踏まえて解説するので、どのようなスタイルで開業するか悩んでいる先生は、ぜひ参考にしてください。
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レンタルサロンのメリット
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レンタルサロンの最大のメリットは、開業資金や固定費を抑えられる点です。利用するときだけお金を払えばいいので、テナントを構えるのとは違って敷金や礼金などの費用がかかりません。
また、ベットなど施術に必要な設備はオーナー側が準備しているため、開業資金を大きく節約できるのも魅力といえます。
他にも、レンタルサロンのほとんどは駅チカなど好立地な場所が多く、期間を分けて複数の場所で開業するなど、柔軟な整体院運営が可能です。
レンタルサロンのデメリット
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電話やLINEなどでせっかく患者さんから予約があっても、希望日に部屋が空いていないことがあります。 自由なスケジュール調整が出来ないことも、レンタルサロンの欠点です。
また、整体院の集客では必須ともいえる、Googleビジネスプロフィールの登録ができません。そうなると口コミも集められないことから、すでに顧客やファンが多い人でない限り集客で苦労しやすくなります。
他にも、ネット予約の導入ができないため、夜中など営業時間外の予約を取り逃がしやすくなります。開業時は集客に最も力を入れたいところですが、自分が保有する店舗ではないことから、大々的に宣伝することが難しいのもレンタルサロンならではのデメリットでしょう。
店舗契約とレンタルサロンの向き合い方
店舗契約とレンタルサロンでは、正直なところ覚悟の決め方にも違いが出やすいです。人は死なない程度にリスクを取り、半年間で軌道に乗せないと潰れるくらいの切迫した気持ちで開業した方が背水の陣で力を発揮しやすくなります。
一方、何かあったら撤退すればいいや、という生半可な気持ちでレンタルサロンを選ぶのであれば避けるべきでしょう。もちろんレンタルサロンで上手くいく人もいますが、割合でいうと圧倒的に店舗契約をしてリスクを背負い、死に物狂いでやる先生の方が伸びる確率は高くなります。
レンタルサロン→店舗契約の流れは注意が必要
仮にレンタルサロンで上手くいった場合、それなりにお客さんがついていると思います。いざ店舗を構えて開業する際は、既存のお客さんが来院しやすいよう徒歩数分程度の同じエリアで探すことになると思いますが、その際は注意が必要です。
なぜなら、レンタルサロンは駅の近くなど好物件が多いことから、付近に借りられる店舗がないことも多々あります。こういったリスクもあらかじめ理解して決めることが大切です。
店舗契約は半年間売上0でも耐えられる資金が必要
店舗契約をするのであれば、少なくとも半年間、売上0の状態でも店舗経営と自分の生活ができるくらいの資金を作ってからスタートしましょう。もし、今の予算が100万円で銀行や信用金庫からの借入れができないのであれば、レンタルサロンしか選択肢はありません。
なぜなら、マンションタイプの賃貸契約であっても、敷金礼金なども含めると2〜30万はかかります。加えてベッドなど備品やホームページも用意していくと、100万円ではすぐに溶けてしまうからです。
厳しいことをいいますが、開業資金が100万しか用意できないのであれば、時期尚早ではないかと思います。店舗で開業するなら、借入れをして資金をある程度潤沢にしてからやった方が上手くいきやすいと覚えておきましょう。
店舗契約・レンタルサロン、いずれもやることは同じ
整体院を開業するうえですべきことは、店舗であってもレンタルサロンであっても変わりません。いずれも集客施策としてホームページ制作、チラシ配り、PPC広告、Googleビジネスプロフィールなどが必要になります。
ただ、先述したなかで大事なGoogleビジネスプロフィールの登録がレンタルサロンではできない分不利です。それなら、半年〜1年自己資金を貯めて、借入れをしてから開業した方が整体院の場合は上手くいきやすいといえます。
とはいえ、どちらのスタイルも良し悪しがあるため、しっかりメリット・デメリットを理解したうえで整体院の開業を検討してみてください。
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