治療院集客のMEO対策|上位表示に必要なことを3段階に分けて解説
年々Googleマップの利用率は高まっており、整体院や整骨院といった治療院業界でもMEO対策が求められています。
Googleマップ上で検索結果の上位に表示させたいのであれば、距離(検索した位置から近い)・関連度(検索ワードとビジネスプロフィールが合致する度合い)・知名度(店舗の知名度や認知度)の3つが重要です。
そこで、今日はこれらを押さえてMEO対策で上位表示させるために、必要なことを「初級・中級・上級」に分けてわかりやすく解説します。まだMEO対策をやっていない方も、なかなか上位表示せずに困っている方も、ぜひこの記事を参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.初級編でやるべきこと7つ
- 1.1.1.NAP情報を統一
- 1.2.2.適切なカテゴリーを選択
- 1.3.3.基本情報の充実
- 1.4.4.口コミを増やす
- 1.5.5.返信する
- 1.6.6.投稿をする
- 1.7.7.写真を増やす
- 2.中級編でやるべきこと5つ
- 2.1.1.写真の質を上げる
- 2.2.2.写真タブに動画をアップする
- 2.3.3.口コミの質を上げる
- 2.4.4.返信を早くする
- 2.5.5.投稿の写真と内容にこだわる
- 3.上級編でやるべきこと4つ
- 3.1.1.SEO対策をしっかりやる
- 3.2.2.ソーシャルメディアの運用
- 3.3.3.リアルの活動
- 3.4.4.投稿のバリエーションを増やす
- 4.MEO対策は誰でも手軽にできる!
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初級編でやるべきこと7つ
これからMEO対策を始める先生は、まずは「初級編」から取り組みましょう。初級編でやっていただきたいことは、次の7つになります。
1.NAP情報を統一
信頼性を高めるためにも、NAP情報は正確で一貫した情報を掲載しましょう。初めて聞いたという人もいるかもしれませんが、NAP情報とは「院の名前」「住所」「電話番号」といったWEB上の店舗情報のことです。
意外にチェックしてみると、Googleビジネスプロフィールを始め、エキテン、ヘルモア、YouTube、Instagramなど各サイトで掲載している院名や住所が違っている方がいます。
例えば、1-1-3という住所だった場合、数字やハイフンが半角や全角、英数字だったりと表記揺れがあると上位表示しづらくなるので注意しましょう。
2.適切なカテゴリーを選択
Googleビジネスプロフィールでは、業種を表すカテゴリを選べます。接骨院や整体院など、自分の院に合わせて適切なカテゴリを選択しましょう。
Googleのアルゴリズムは検索ワードに応じて、どの店舗を表示するかカテゴリでも判断しているため、Googleビジネスプロフィールの設定のなかでも重要な要素の一つです。
3.基本情報の充実
Googleビジネスプロフィールの管理画面を見ていただき、できるだけ空欄がないよう基本情報を充実させましょう。
営業時間や定休日、ホームページURLなどはすでに登録済みかと思いますが、その他にも商品タブや概要が未記入の状態だと上位表示しづらくなってしまいます。
4.口コミを増やす
MEO対策において口コミを増やすことは重要ですが、大事なのは一気に伸ばすのではなく、じわじわと伸ばすのがポイントです。
例えば、急に10件増えた後、半年間口コミ投稿が0件、その後キャンペーンを打ち一気に10件増える‥といった不自然な増え方をするとGoogleから怪しいと判断され、評価が下がるリスクが高まります。
そうならないためにも、コツコツと毎月継続的に口コミを増やすことが大切です。
5.返信する
口コミが投稿されたら、必ず返信をしましょう。返信を行うことで検索順位が上昇しやすくなるほか、ユーザーとの信頼関係の構築に繋がったり、店舗の魅力や課題を認識できます。
その際、内容はコピペではなく、真摯に返信することが大切です。ポイントとしては、短い口コミには短い文章で、少し長めな口コミには同じくらい長めな文章で返信をすることが望ましいです。
6.投稿をする
Googleビジネスプロフィールには投稿機能があり、最新情報や特典・イベントなどの投稿が可能です。この投稿を全く使わない先生が多いですが、もったいないのでぜひ活用しましょう。
投稿を活用することにより、ユーザーにリアルタイムで情報を伝えることができます。また、定期的に更新することで上位表示もしやすくなるので、できれば週に2〜3回、最低でも週に1回は投稿しましょう。
7.写真を増やす
初級編で最後にやるべきことは、写真の掲載を増やすことです。患者さんはその整骨院や整体院、鍼灸院がどんな外観でどんな受付なのか、施術する先生ことや問診・検査で行うことなど、来院前に知りたい情報が数え切れないほどあります。
ユーザーが知りたい情報を届けるためにも、写真は積極的に投稿しましょう。このとき注意したいのが、投稿した写真が暗いと院のイメージが逆に悪くなってしまいます。
写真は明るく先生が笑顔のものや、患者さんとの2ショット写真などを掲載するとより院の魅力が伝わりやすくなるでしょう。
中級編でやるべきこと5つ
次は中級編について解説します。すでに初級編は網羅しており、「基本的なところやった」という先生は、次の大事な5のポイントをチェックしてみてください。
1.写真の質を上げる
先程もお伝えしましたが、MEO対策で上位表示させるためには写真の質を上げることが重要です。ひとくちに写真といっても、「集客できる写真」と「集客に繋がらない写真」があります。
集客のできる写真は、言わずもがな明るい写真で院内が広く見えたり、外観が綺麗に見える写真です。
対して、集客のできない写真は先生の表情が暗かったり、雨の日に撮影したような暗い外観などの写真です。これらの写真は院の印象を下げてしまうのは愚か、MEO対策にとってもマイナスになってしまいます。
集客に悪影響を与えないためにも、写真の明るさや画角にこだわりクオリティの高い写真を投稿しましょう。
2.写真タブに動画をアップする
Googleビジネスプロフィールの写真タブでは、動画のアップロードも可能です。せっかく動画で院の魅力を伝えるチャンスなのに、写真しかアップロードしないのはもったいないですよね。
なお、院長先生の簡単な挨拶や問診・検査・施術の様子などを動画でアップすることにより、ユーザーが先生のGoogleビジネスプロフィールのアカウントに滞在する時間が増えます。
滞在時間はGoogleのアルゴリズムや検索結果の品質向上の参考にしていると考えられているため、予め意識して対策しておくに越したことはありません。
3.口コミの質を上げる
口コミ数を増やすことも大切ですが、それと同じく口コミの質を上げることも重要です。
質の高い口コミの例を挙げるとすれば、文章中に症状名の記載があったり、施術を受けたことで体の状態の変化が具体的にわかる体験談です。こういった口コミは、他のユーザーからも見ても参考になるため、直接アクションに繋がりやすくなります。
対して、「先生、ありがとうございます」といった症状名の記載もなく、変化の様子も書かれていない短文で具体性に欠ける口コミは、Googleからの信頼性を低下させ、Googleマップ上での順位が下がることがあります。
そうならないためにも、サービスの向上や顧客満足度を高めたり、患者さんとのコミュニケーションを強化するなど、質の高い口コミを集める努力をしましょう。
4.返信を早くする
口コミ投稿があるとGoogleから通知が来ると思いますが、返信はできるかぎり早く返しましょう。例えば、口コミが入ったらすぐに返信する先生と、1ヶ月経ってから返信する先生、どちらの方が良い治療院だと思いますか?
もし悪い口コミだったとしても、問題に素早く対応している姿勢や誠実な対応は、他から見ても患者さんを大切にしている気持ちが伝わります。
また、早いタイミングでの返信はユーザーからも印象が良くなり、Googleからの評価も上がりやすくなるので迅速に対応するのがポイントです。
5.投稿の写真と内容にこだわる
初級編で投稿の話を少ししましたが、活用する際には写真と内容にこだわりましょう。というのも、投稿の文章に症状名やエリア名が入っていたりすると、その部分をGoogleがピックアップしてくれる場合があります。
例えば、投稿で腰痛の話をよくしている先生がいたら、「地域名+腰痛」で検索したときに上位表示しやすくなるということです。
加えて、クオリティの高い写真を投稿することでより興味を引きやすくなり、詳細ページへのリンクをクリックしてもらいやすくなります。写真次第で反響は大きく変わるので、素材写真やイラスト屋などは使わずに、院で撮影したオリジナルの写真を使いましょう。
なお、多少の使い回しは問題ないので、投稿の内容と写真の質を上げるために、施術写真を3パターンほど用意しておくのがポイントです。
上級編でやるべきこと4つ
最後は上級編について解説します。
「いろいろ頑張って取り組んでいるけど上位表示しない‥」こんな先生は、次の4つのポイントに注力してみてください。
1.SEO対策をしっかりやる
MEOで上位表示を狙うのであれば、SEO対策の強化もしっかり行うのがポイントです。MEO対策の話をしているのに不思議に思うかもしれませんが、実はSEO対策とMEO対策は密接に結びついています。
どんなにGoogleビジネスプロフィールで初級・中級の内容をしっかりやっても、ホーム ページのSEO対策がいい加減だと上位表示しづらくなってしまいます。
Googleは、さまざまな方面から情報を総合的に判断してGoogleマップ上での検索順位を決めているので、ホームページのSEO対策を強化することにより、MEO対策にも有効に働くと覚えておきましょう。
2.ソーシャルメディアの運用
先ほどGoogleはSEO対策とも密接に関係しているとお話しましたが、一見別媒体に見えるソーシャルメディアにおいても活動をチェックしています。
というのも、GoogleビジネスプロフィールとSNSを連携すると、サイテーション(認知度)が獲得しやすくなり、Googleから「有名で人気な院だ」と判断され、Googleマップで上位表示されやすくなります。
MEO対策で良い影響を与えるためにも、 YouTubeやInstagram、tiktokなどのSNSの運用の強化は欠かせません。
3.リアルの活動
リアル活動を増やし、ネット上の知名度を高めていきましょう。公民館などで健康教室を行うと、そのWEBサイトに院や先生の情報が掲載されたりしますよね。
また、友人の先生とご飯に行き、その友人の先生がFacebookやTwitterにあげてくれた場合、先生の名前がネット上に広がるわけです。
先ほど解説したソーシャルメディアの理由に近いですが、リアルの活動を増やすことでネット上の知名度が高まり、Googleから評価されやすくなるのでMEO対策として非常に有効です。
4.投稿のバリエーションを増やす
Googleビジネスプロフィールの投稿機能はあまり注目されていませんが、年々目立つ場所に表示されるようになり、その重要度も高まってきています。
投稿といえば、多くの先生はブログのように写真と文章を投稿するだけの機能と思いがちですが、実は「イベント機能」や「クーポン機能」など、いろいろなタイプの投稿が可能です。
だからこそ、ただブログ記事を書くだけではなく、院内でのイベント・キャンペーンの告知やオトクな特典情報など、投稿機能を上手に活用しましょう。設定を行うことで、イベント期間中はGoogle検索・マップ上に表示されるので、新規ユーザーへのアピールになります。
Googleはユーザーに有益となる情報を届けたいという意図があるため、定期的に更新することにより、新たな情報を公開しているとGoogleから認識され上位表示もされやすくなります。
MEO対策は誰でも手軽にできる!
今日はGoogleマップ上で検索結果の上位に表示させるために、「初級・中級・上級」に分けて解説させていただきました。
どこまでやるかはお任せしますが、今日お伝えした内容を全て押さえることでMEO対策で上位表示しやすくなります。
MEO対策は正しいやり方を理解していれば、業者にお金を払わなくても誰でも取り組める施策なので、ぜひ皆さん紹介した方法を参考にお試しください。
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