整体院の開業資金はいくら必要?コストを抑える節約法も公開
現代では健康への関心が高まっており、街中で整体院や整骨院の看板を見ることは多く、身体のメンテナンスは身近です。人々の健康を支えるために、整体院を開業したいと考えている人もいるでしょう。
整体師として独立する場合は、まとまった開業資金を用意する必要があります。
当記事では整体院の開業を考えている方に向けて、整体院を運営する物件別に必要な開業資金の概算から、宣伝広告費、開業資金の節約方法までを紹介します。
整体院の開業資金や開業資金の節約方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.【物件別】整体院の開業に必要な資金と内訳
- 1.1.自宅:コストは低いが空間づくりが重要
- 1.2.マンション:家賃などの支払いが発生
- 1.3.店舗:内装費や保証金の金額に要注意
- 2.整体院の開業では宣伝広告費も必要
- 3.整体院の開業資金を節約する方法
- 3.1.自宅で開業してDIYで内装を変える
- 3.2.レンタルサロンを利用する
- 3.3.ホームページの制作費用を抑える
- 4.安価で高品質なホームページ制作は「セルフル」
- 5.まとめ
【物件別】整体院の開業に必要な資金と内訳
整体院を開業するにあたって必要となる資金は、整体院をオープンする物件によって異なります。自宅開業であれば、マンションや店舗物件を借りるよりも家賃を抑えられますが、整体院にふさわしい内装に変える必要性が生じます。
ここでは、物件別に整体院の開業資金と内訳について解説するため、具体的な費用を確認したうえで開業場所を検討しましょう。
自宅:コストは低いが空間づくりが重要
整体院を開業する際に、もっとも開業資金を抑えることができる物件は自宅です。
自宅スペースを使って開業する場合、ベッドやタオルなどを揃えれば、すぐに開業できます。
開業費用の概算と内訳は以下の通りです。
開業費用 |
10万円前後 |
---|---|
費用内訳 |
施術用ベッド |
タオル・枕などの施術時備品 | |
問診票・領収書などの事務用品 |
自宅開業の場合、施術に必要なものが最低限揃っていればよいため、費用は10万円前後となります。施術時備品や事務用品以外には、看板や観葉植物などのインテリア、空間づくりに欠かせないBGM設備やアロマなどがあるとよいでしょう。
自宅開業のメリットはコストの低さや手軽に始められる点ですが、一方で生活感が出てしまうというデメリットもあります。
患者さんによっては整体院に癒しや非日常感を求める方もいるため、患者さんの満足度が向上するよう生活感のない空間づくりを意識しましょう。
マンション:家賃などの支払いが発生
マンションやアパートの一室を借りる場合、ある程度の初期費用や別途家賃が必要となります。
開業費用の概算と内訳は以下の通りです。
開業費用 |
50万~100万円 |
---|---|
費用内訳 |
敷金・礼金・仲介手数料 |
家賃 | |
施術用ベッド | |
タオル・枕などの施術時備品 | |
問診票・領収書などの事務用品 |
マンション・アパートで開業する際の費用は、家賃10万円以内であれば50万~100万円となります。また、物件の内装を変える場合は内装費用もかかります。
マンション・アパートは自宅よりもコストが高くなりますが、広いスペースを有効的に活用可能です。カーテンなどの仕切りやウォーターサーバーなどを設置すれば、患者さんがゆっくりとくつろげる空間を作れるでしょう。
ただし、マンションやアパートの中には事務所や店舗などの商用利用が禁止されている物件もあるため、事前に確認が必要です。
店舗:内装費や保証金の金額に要注意
店舗を借りて開業する場合は、マンションやアパート違い、敷金・礼金のほかに保証金が必要です。保証金は家賃の6か月~15か月分と、契約する店舗物件により異なります。
開業費用の概算と内訳は以下の通りです。
開業費用 |
150万~200万円 |
---|---|
費用内訳 |
保証金 |
敷金・礼金・仲介手数料など | |
家賃 | |
施術用ベッド | |
タオル・枕などの施術時備品 | |
問診票・領収書などの事務用品 |
開業費用は、家賃10万円以内の店舗物件であれば、150万~200万円前後です。店舗物件で内装を変える場合は、内装費用も見積もる必要があります。
店舗物件は内装・インテリアといった施術空間を作り込むことができ、患者さんの着替え・手荷物入れや飲み物サービスなど、手厚い対応を提供することが可能です。
ただし、店内やサービスにこだわると開業費用が高額になりやすいため、店舗で開業したいと考えている方は予算を多めに取ることをおすすめします。
整体院の開業では宣伝広告費も必要
整体院を開業する際は、新規患者さんを獲得するための宣伝広告費も必要です。
以下は、宣伝広告費の具体的な項目です。
・フリーペーパーの掲載料 地域のお得な情報が掲載されているフリーペーパーは、主にショッピングモールやスーパーなどに置かれています。フリーペーパーに掲載すれば、地元の方に整体院の存在を知ってもらえます。 ・チラシの作成費 チラシは、近隣へのポスティングや新聞に折り込んだりして活用できます。整体院の患者さんは近隣に住んでいる方がほとんどであるため、周辺に配布するチラシは適している宣伝ツールでしょう。 ・ポータルサイトの掲載料 ポータルサイトとは、同業種のサービスのみを掲載しているサイトのことです。 整体院のポータルサイトに掲載すれば、ポータルサイトの訪問者が新規の患者さんになってくれる可能性があります。 ・ホームページの制作費 現代ではインターネットでの情報収集が当たり前となっているため、宣伝活動において自院のホームページは不可欠です。ホームページでは、サービスの強みや特徴、金額などを詳しく説明できます。 |
上記で挙げたような広告宣伝費は、開業の通知や患者さんの獲得に必要な経費となるため、必ず開業資金に入れておきましょう。
【参考サイト】ホームページを簡単に作成できる治療院専用のホームページ制作サービス↓
整体院の開業資金を節約する方法
ここまで、整体院の開業資金は物件によって高額になることや、宣伝広告費も必要だということを解説してきました。中には、整体院の開業資金が意外に高く感じた方もいるでしょう。
ここでは、整体院の開業資金を抑えたい人に向けて開業資金を節約する方法を紹介します。
自宅で開業してDIYで内装を変える
整体院を自宅で開業することは、節約方法のひとつです。マンションや店舗物件を借りるよりも、自宅で開業するほうが低コストであるため、開業資金を大きく節約することができます。
自宅の生活感をなくしたいときは、内装工事を業者に依頼するのではなく、DIYで壁紙や装飾を変える方法がおすすめです。自分でできることは自分で対応することで、内装工事にかかる費用をカットできます。
レンタルサロンを利用する
自宅にスペースがない場合は、レンタルサロンを利用すると開業資金を節約できます。
レンタルサロンとは、曜日や時間、月単位などの区分で借りられるサロンスペースです。レンタルサロンにはベッドやタオルなど施術に必要な備品があるため、備品を準備する手間や費用を抑えることが可能です。
また、施術の予約が入った時間のみレンタルサロンを借りれば、貸出費用を無駄にすることなく整体院を運営できます。
最初はレンタルサロンで整体院を開業し、軌道に乗ったらマンションや店舗を契約する方法もよいでしょう。
ホームページの制作費用を抑える
ホームページの料金相場は、依頼先によって大きな差があります。
たとえば、情報を入れるだけでホームページを作成できるツールであれば、1万円以内でホームページを開設できますが、デザインや写真素材を自由に変えることは基本的にできません。一方で、制作会社やデザイナーにホームページの作成を依頼すると、数十万~数百万円の費用がかかってしまいます。
そのため、自分の整体院に合うホームページを適正価格で作ってくれるツールを見つけましょう。
安価で高品質なホームページ制作は「セルフル」
ネット社会である現代では、ホームページやネット上の口コミは非常に重要です。
そのため、整体院の情報をわかりやすく掲載した、高品質なホームページを制作する必要があります。
「セルフル」を利用すれば、安価で高品質なホームページを簡単に制作できます。
セルフルは治療院専門のホームページ制作システムで、最短2週間でホームページが完成します。全国の治療家4000院以上にアドバイスを行う治療院専門のコンサルタントがプロデュースしており、ホームページ制作完了後も集客セミナーやホームページの改善・添削などを受けることが可能です。
整体院の開業にあたりホームページを長期的な集客ツールとして活用したい場合は、「セルフル」をぜひ使ってみましょう。
【参考】セルフルの特徴などの解説はこちら↓
まとめ
整体院を開業する場合は、自宅で開業するか店舗で開業するかで費用が大きく変わります。開業後もさまざまな運営資金がかかってくるため、開業資金に予算をかけすぎないようにしましょう。
しかし、高い技術力に自信があっても、患者さんに足を運んでもらわなければ意味がありません。
現在はホームページを使ったネット集客が必須です。開業資金を抑えたいからといって、ホームページを作成しないことはおすすめしません。治療院専門のホームページ制作システム「セルフル」を活用し、集客にも力を入れましょう。