整骨院の経営は難しい?儲けるための4つのポイントも紹介
多くの人が健康への関心を高めつつある現在、街中で整骨院の看板を見る機会は少なくありません。看板を多く見るということは、競合となる店舗が多いことを表します。
整骨院は店舗数が多いことから、経営を安定させることも簡単ではありません。儲ける整骨院にするためにはポイントを押さえることが重要です。
今回は、整骨院は儲かるのかどうか、また儲けるためのポイントも解説します。経営に関する相談ができる企業の情報も紹介するため、整骨院の開業を検討している人は参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.整骨院は儲かる?
- 2.整骨院で儲けるためのポイント
- 2.1.ターゲットを絞る
- 2.2.自院にまつわる情報を公開する
- 2.3.可能な限りの集客方法を実践する
- 2.4.データ収集・分析・改善を行う
- 3.整骨院の経営は「プロデュース・アクティビスト」に相談しよう
- 4.まとめ
整骨院は儲かる?
整骨院は競合店が多数あるものの、十分に稼ぐことができる事業です。
しかし、整骨院を経営しているだけで簡単に高収入を得られるわけではありません。特に自営で開業する場合は、会社員のように安定した給料ではなく店舗の規模や業績によって収益が左右されるため、経営者としての手腕が問われます。
開業するにあたって高いリスクが伴うことは、整骨院も他の業種と同様です。しかし、経営に必要な知識を学び、しっかりと宣伝や集客を行うことで、多くの年収を得ることができます。
優れた経営施策を実行し、多くのリピーターを獲得できれば、年収1,000万~3,000万円を稼ぐ成功者になることも不可能ではありません。
しかし、整骨院の数は増加傾向にあります。
厚生労働省が2018年に公表した「衛生行政報告例」では、柔道整復の施術所数は50,077ヵ所です。
「店舗数が多い」と言われるコンビニエンスストアの店舗数が57,966ヵ所であることと比べると、整骨院の競合の多さが明確になっています。
(出典:厚生労働省「平成30年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」/https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei/18/dl/kekka3.pdf)
(出典:日本フランチャイズチェーン協会「フランチャイズチェーン統計調査」/https://www.jfa-fc.or.jp/particle/29.html)
また、エステやカイロプラクティックなどのサロンも、整骨院の競合店となります。しっかりと経営戦略を立てなければ、簡単に儲けることはできない状況です。
整骨院で儲けるためのポイント
多くの競合店がひしめく状態である整骨院の経営は、簡単ではありません。十分な売上を得るためには、患者さんを確保するためのポイントを把握したうえで、実践に移すことが必要です。
ここでは、整骨院で儲けるためのポイントを4つ紹介します。儲ける方法を具体的に把握したい人は参考にしてください。
ターゲットを絞る
まずは、自院が患者さんにしたい人のターゲットを明確にしましょう。
開院するエリアの地域性をもとに、年齢・性別・所得・悩みなどを具体的に想定します。ターゲット像をはっきりさせることで、需要のあるメニューや集客効果の高い営業時間・診察料金・宣伝方法を選択することが可能です。
ターゲット像を定めることで、自院が得意とする施術の方向性を選択することができます。何でも対応できる整骨院は「広く浅い」イメージを持たれやすく、競合店の中に埋もれてしまいかねません。
「腰痛の症状を和らげることに自信がある」など、自院の専門性をしっかり伸ばせれば、他院との差別化を図ることが可能です。差別化を明確にするためにも、ターゲット像をよく検討することが求められます。
自院にまつわる情報を公開する
自院にまつわる情報は、可能な限り全て公開しましょう。インターネットや広告などさまざまな公開方法がありますが、少なくとも下記の情報は公開しておくことをおすすめします。
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チラシや広告のスペースによっては、全ての情報が入りきらない場合もあります。その場合は、ホームページやSNSのアカウントを掲載することで対応が可能です。
患者さん自身で情報収集を行ってから来院先を決めることが多い近年では、公開されている情報量の多さが患者さんの安心感へ直結します。結果として来院者の増加にもつながるため、売上アップも期待できるでしょう。
ただし、整骨院が広告に記載できる内容は法律による制限があります。違反者には罰則の規定があるため、十分に注意しましょう。
可能な限りの集客方法を実践する
集客の効果はすぐに表れません。地道に発信を繰り返すことで効果が表れるため、可能な限りの集客方法を実践しましょう。
代表的な集客方法の例としては、以下の4つが挙げられます。
◯ホームページ
ホームページは、自院にまつわる情報を掲載するために最適な媒体です。
近年はインターネットで整骨院を検索し、来院先を決める人が増えています。基本情報以外にも、自院のコンセプトを掲載したり予約フォームを設置したりすることも有効です。
◯チラシ
通院しやすい整骨院を探している人への媒体として、近隣に配布するチラシは有効に働きます。ホームページのアドレスやSNSのアカウントを掲載することで、紙媒体を好む高齢者だけでなく、より多くの世代を対象にアピールすることが可能です。
さらに詳しいチラシテクニックはこちら
◯SNS
SNSは、特別な知識がなくとも費用や時間をかけずに運用できます。整骨院の宣伝だけでなく、地域で参加するイベントの情報や簡単なお役立ち情報などを投稿することで、自院のファンやリピーターとなる人を増やせるでしょう。
◯MEO
Googleマイビジネスに登録することで、自宅近くで整骨院を探している患者さんの目に留まる機会が増えます。店舗情報を充実させてMEO対策を行うと、上位に表示されやすくなり集客につなげることが可能です。
さらに詳しいGoogleマイビジネスのテクニックはこちら
データ収集・分析・改善を行う
集客を始めてある程度の時間が経った後は、どの集客方法がどの程度効果を上げたのかデータを収集して分析し、問題点があれば改善しましょう。
チラシを配布した場合は、撒いた地域・時間・建物・方法のデータから、反応があったところや類似した条件の場所を、次にチラシを撒く場所に選びます。
また、反応がなかった・悪かった場所であっても、一部の条件を変えるだけで好反応を得ることは可能です。
例えば、チラシを撒いた日が休診日であった場合は、電話がつながらなずに新規顧客獲得の機会を逃した可能性があります。土曜日・日曜日であった場合は、他のチラシの中に埋もれてしまった可能性もあるでしょう。
地域の反応を見ながら集客方法を改善することで来院者を増やし、リピーター確保へとつながります。
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【合わせて読みたい】分析が苦手な先生でも簡単に分析できる顧客管理ツールはこちら↓
整骨院の経営は「プロデュース・アクティビスト」に相談しよう
紹介した集客方法を粘り強く、効果的に実践するためには、整骨院に適した経営の方法やインターネットの仕組みについて正しい知識が必要です。
整骨院の経営や集客方法について分からないことや不安な点がある場合は、「プロデュース・アクティビスト」に相談しましょう。
プロデュース・アクティビストでは、治療院専門のホームページ制作システム「セルフル」を提供しています。最短2週間でホームページの公開に至ることができ、専門のノウハウを持ったスタッフがサポートするため、更新も簡単に行うことが可能です。
ホームページの完成後にも、改善点を指摘してもらったり無料セミナーに参加したりできます。
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まとめ
今回は、整骨院は儲かるのかどうか、また儲けるためのポイントなどを解説しました。
整骨院が成功を収めるためには、確かな技術力だけではなく高い集客力が必要です。多くの患者さんは、初めて来院する際に目当ての整骨院に関する情報をインターネットで収集します。自院のホームページやSNSを充実させることで、患者さんに安心感を与えられるでしょう。
「ホームページの作成に自信がない」「集客方法が正しいか分からない」といった場合は、専門知識を持ったプロデュース・アクティビストのサポートを受けましょう。