整骨院のリピート率が伸びない理由とリピート率を上げるための方法
「整骨院のリピート率が伸びない」「再来店を促すための集客方法がわからない」といったことに悩み、解決策を探す先生は多くいます。リピート率を上げることは整骨院の経営状況を大きく左右し、人気店の仲間入りを目指すための重要な要素です。
そこで今回は、整骨院のリピート率が伸びない理由・リピート率アップを目指すためのポイントを解説します。「多くの患者さんに継続的な施術を受けてもらい、悩みや課題の解決を助けたい」と考える先生は、ぜひ参考にしてください。
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初回の患者さんが整骨院をリピートしない理由とは?
「リピート率が低い」という悩みを解消するためには、患者さんの立場に立ち、リピートしない理由を考えることが大切です。
まずは、初回の患者さんがリピートしない理由・2個のパターンについて解説します。自分自身の経営する整骨院の場合はどちらに該当するかを考え、悩みを解決するためのヒントとして参考にしてください。
整骨院に対する信頼度がなくなったため
まず紹介するのは、初回の診療において、患者さんの信頼を獲得できなかったためにリピーターとならなかったケースです。
たとえば下記のような状況に至ると、患者さんの信頼は崩れ、「同じ地域の他の整骨院に行く」といった選択肢を選びます。
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整骨院に来る患者さんは、リピートすることを前提にカウンセリングを受けることが一般的です。しかし、初回の訪問時に信頼を失うとリピートする意向が薄れ、「他の整骨院を訪問する」といった行動が見られます。
「悩みが解消された」と感じたため
次に、初回の施術で「悩みが解消された」と感じることで、次回の来院を辞めるケースです。
たとえば、骨盤矯正やOX脚矯正、小顔矯正といったメニューは1回で変化を感じるケースも多く、患者さんとしては「もう十分効果が出た」と感じる可能性も否めません。
しかし、数回の施術を通じ、姿勢の癖を治したり身体全体のバランスを整えたりしなければ、本質的な解決を図ることは困難です。患者さんに対して数回の施術の必要性を説明し、「もう十分」といった感情を持たないようにコントロールすることが、リピーター獲得に貢献します。
リピート率のアップに導く「正しい改善策」の考え方
初回の患者さんがリピートしない理由は、技術力の至らなさとは限りません。整骨院のリピート率を改善するためには、技術力以外の部分に注力し、患者さんの満足度を高める工夫が求められます。
具体的には、下記のような工夫を実践し、患者さんの満足度を高めることが大切です。
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リピート率の改善には意識的なコミュニケーションが必要であるものの、多くの情報を与えすぎる行為は、リピート率を低下させる要因です。自分自身が説明する時間よりも患者さんの話を聞く時間を長く確保し、共感を示してください。
そして、聞いた話しに対する回答として施術の進め方や回数を論理的に説明し、次回の予約を促しましょう。
整骨院のリピート率を上げるための方法
整骨院の競争が激化する時代において安定経営を実現するためには、リピート率改善戦略を明確に持ち、多くのリピーター獲得を目指すことが大切です。策定した戦略は従業員全員に共有し、店舗を上げて、売上・リピート率アップを図りましょう。
ここからは、整骨院のリピート率を上げるための対策方法を3つ解説します。
施術計画を話し合い通院の必要性を理解してもらう
まずは、カウンセリングを行う際に患者さんの話しをよく聞き、具体的な施術計画を立てることが大切です。施術計画には、施術方針や内容、通院回数などを盛り込み、患者さんにとってわかりやすい言葉・話し方で伝えてください。
また、カウンセリングや施術計画の説明を行う際には、下記の点にも注意しましょう。
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身体の痛みや不調を抱える患者さんは、先生の同意や共感を求めます。「身体を動かさなければダメ」といったように患者さんの言葉や行動を否定することは避け、同意・共感を示すことで、信頼関係を構築しましょう。
患者さんの中には、「1回ですべての悩みを解決したい」といった要望を持つ人も少なからず存在します。複数回施術を受ける必要性を明確に説明することで正しい理解を促し、継続的な来院を促してください。
予約制を導入し会計時に必ず次回予約を取る
予約制を導入し、会計時に次回予約を取ることも、リピーター率の向上に有効です。予約を取る際の聞き方は、「候補日をいくつか提示し、患者さんに選択を促す方法」をおすすめします。
【候補日の提示例】 |
背中の痛みの原因は、姿勢の悪さが原因と考えられます。 悩みを解消するためには、月1回のメンテナンスによって、理想の身体の状態を維持することが必要です。 次回の予約ですが、来月の第2月曜か第2木曜、第2土曜のいずれかはいかがですか? |
より説得力を高めるためには、悪い通い方の例を提示し、良い通い方と比較する方法もおすすめです。
【悪い通い方の例】 |
1回で「腰痛が緩和された」と思い込み、通うことを辞める方法では、根本的な解決になりません。 月に1回のメンテナンスを継続しながら身体を良い状態に保つことが大切なので、会計の際には、来月の予約もしておいてくださいね。 |
予約日の判断を患者さんの自主性に任せる方法は、リピート率を低下させる原因となります。先生の方から複数の候補日を提案し、1回で施術を辞めることのデメリットについても伝えながら、次回予約を促してください。
限定のクーポン券・回数券を渡す
次回の来院で利用できるクーポン券を配布したり、回数券の購入を促したりする方法も、リピーター率の向上に有効です。クーポン券に有効期限を付加し、期間限定で使用できる仕様にすると、短期間での再来店も期待できます。
回数券は、継続的な施術をお得に受けてもらうためのツールです。初回の来院時に回数券を購入することで患者さんの心の中で継続的に通う覚悟が生まれ、リピート率を高めることに貢献します。
さらに詳しいリピート率改善テクニック集
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整骨院の安定経営を実現するためには、継続的なリピート率の計測・分析と予約管理を要します。しかし、リピート率の計測や分析、予約管理をアナログ手法で続けるためには大変な時間と労力を要することが通常です。施術も担当する先生が事務作業に多大な時間を費やし、継続的に取り組むことは、現実的な対策とは言えません。
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まとめ
ここまで、整骨院のリピート率改善策の考え方と具体的な方法を解説しました。
患者さんがリピートしない状況には明確な理由が存在します。理由に合わせて適切な改善策を取ることで、リピート率の向上を図ることが可能です。
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