【たった一言】患者さんとの距離の縮め方で、リピート率がアップする。
いつもお世話になっております。
口コミサイト「ヘルモア」代表の松下です。
■患者さんとの距離の縮め方で、リピート率がアップする。
さて、ここからが本題です。
たった一言、患者さんにかける言葉を変えるだけで、
リピート率がアップするという事例を話していきます。
あなたは、患者さんに声をかけるとき、
・「私は~」で話しかけていますか?
・「僕は~」で話しかけていますか?
結論から言います。
男性の治療家さんは、「私」ではなく「僕」で話しかけたほうが、
リピート率がアップします。
(この後に、女性の治療家さん向けの内容も含まれているので、
女性の方もこの先をぜひお読みください^^)
「えっ、そんなこと??」
そう感じる方がいると思うのですが、「こんな単純なこと」で
リピート率がアップしたり、ダウンしたりするんですよ^^
なぜなら、「人称」の使い方で
院内の空気感や、患者さんとの距離感が変わるから。
普段、「私は~」を使っている先生も、大切なところや
「ここは絶対に伝えたい!」という部分では、「僕は~」を
使うことで、患者さんとの距離感を縮めて、リピート率を
アップさせることができるんです。
■こんな事例もあります。
ある先生は、施術に自信もある、院内も清潔だ、
初回対応のトークもしっかりやっている。
・・・でも、リピート率が悪い(泣
そんな状態に陥っていました。
「どうしたものか・・・」
少し考えた末、普段の患者さんとの会話をいくつか
録音していただくことにしました。
(もちろん、患者さんの許可はいただいております)
そして、録音された会話を聞いてみると、、、
「先生、これはリピートしないですね~」
問題点がいくつか見つかったんです。
■改善してもらった3つのポイント。
1つ目
【三人称を使わないでください】
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施術が終わった後、その先生は患者さんにこう言っていました。
「痛みがでたら、当院までスグにご連絡くださいね」
なんか距離感感じますよね?
それを、
「痛くなったら、いつでも僕に連絡くださいね」
に変えてもらっただけ。
距離感が縮まったのがわかりますでしょうか?
二人称は、距離を縮める言葉。
三人称は、距離を広げる言葉。
これを覚えておくだけで、リピート率に変化が起こります。
2つ目
【話の途中に、質問しましょう】
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初回の問診や施術中、その先生は患者さんに一生懸命
からだの状態のことを説明していました。
でも、ここがマズイんです(汗
全部、「いま○○という状態なので、○○になっています」
という【言い切り】をしている。
一方的な情報提供になっていて、患者さんと「会話」できていない。
そこで、話の途中で必ず1~2回、
「○○さんは、どう思いますか?」
「○○さん、ここを○○すると違和感ありますよね?」
などと、質問を入れてもらうようにしました。
相手の名前を呼びかけて、質問をするだけで、
自然と患者さんと「会話」になり、距離感が縮まっていくんです。
3つ目
【私は~という枕をつけないでください】
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この先生、話をするときに「私はね、」と頭に枕を
つけるクセがあったんです。
例
私はね、この症状に関して患部じゃなくて骨盤から矯正していきます。
これを、意識的にやめてもらいました。
なぜ、「私は」をやめるとリピート率がアップするのか?
それは、「私は・・・」という言葉を最初につけることで
「私とあなた」という距離感を広げてしまうからです。
「私は」という枕がなくても意味はちゃんと通じますので、
そういう主語を削除しても意味が伝わる場合は、主語はないほうが
リピート率があがるんです。
さて、いかがでしたでしょうか?
この3点を改善しただけで、リピート率がアップして、
この先生は売上を伸ばすことができました♪
ほんの少し意識して、会話を変えるだけで、
リピート率ってアップするんです。
もちろん、患者さんとの心理的距離は
「近ければ、近いほどいい」というわけではありません。
ちょっと近づきがたいほうが、信頼されたりすることもあります。
でも、こういう「人称の使い方」や「言葉の使い方」を知っておくと、
患者さんとの【間合い】を取りやすくなりますよね^^
ぜひ現場で使って、患者さんとの
適切な距離感・間合いを作ってみてくださいませ。