1人整骨院のPPC広告運用|失敗しないポイント3選
整骨院で安定して集客したいなら、新患獲得が欠かせません。その手段としてPPC広告は有効ですが、もし広告を出稿したのに集客ができないと嘆いているのなら、次の3つに当てはまっていませんか?
- 自分で運用している
- 広告予算が少ない
- レポートを見ていない
PPC広告が上手くいかないのは必ず原因があります。この記事を参考に、PPC広告の運用を見直しましょう。
目次[非表示]
- 1.PPC広告とは?
- 2.PPC広告やりがちな失敗パターン3選
- 2.1.1.ネットに詳しくないのに自分で運用する
- 2.2.2.広告予算が少なすぎる
- 2.3.3.レポートを見ずに放置
- 3.PPC広告を上手に活用して集客を増やそう
▼今回の記事を動画で見たい方はこちら
PPC広告とは?
PPC広告とは、「Pay Per Click」のことで、表示された広告に対して1回クリックされる毎に課金が発生する仕組みのことを指します。広告が表示されてもユーザーにクリックされなければ費用は0円となり、こういった広告をクリック課金型広告ともいいます。
なおPPC広告には、リスティング広告・ディスプレイ広告・SNS広告なども含まれ、同様にクリックに応じて広告費が発生する仕組みになっています。
主にPPC広告には2種類ありますが、検索エンジンの結果の画面にテキストとして表示される広告が「検索連動型広告」、WEBサイト・アプリ・記事の広告枠に表示されるのが「ディスプレイ広告」です。
PPC広告やりがちな失敗パターン3選
PPC広告を運用する際に、失敗しやすい3つの原因をご紹介します。
1.ネットに詳しくないのに自分で運用する
やりがちな失敗パターンの1つ目は、ネットに詳しくないにも関わらず、PPC広告の運用を自分でやってしまうことです。というのも、Google広告にはアドワーズエクスプレスや生成AIといった、自動でターゲット設定などを行い簡単に広告を作成できる機能があります。
一見初心者にはありがたいシステムですが、この簡単設定で運用してしまうと99%失敗するので注意してください。整骨院の広告運用は業界に特化したやり方があり、これをGoogleのおまかせ設定に丸投げすれば、上手くいかなくて当然です。
それに、最適なPPC広告の運用法は日々変化しており、半年前までは効果があった手法も現在は別のやり方がトレンドになっていることもザラです。なので、広告初心者が専門知識の豊富なプロに太刀打ちすることは非常に困難といえます。
しかし、なかにはPPC広告で成功している先生やセミナーでやり方を教わり、自分で運用される方もいらっしゃるでしょう。そういった方は、1か月でどれくらいPPC広告の運用に時間を使えるかが重要になります。
ネットに詳しい人、数字の計測が好きで毎日のように管理画面をチェックして調整できる方であれば問題ありません。
ただ、多くの先生が初月はチェックしても、月日が経つに連れほったらかし状態になってしまいます。これでは上手くいくわけがありません。
さらにいってしまえば、Google広告の管理画面にはGoogleからのアドバイスが山のように表示されます。単に親切心だけでアドバイスしているわけではなく、なかにはGoogleが儲けるための提案も含まれているため、全て鵜呑みにすると費用対効果は悪くなる一方です。
その判断がもし先生にできないのであれば、自分で運用するのはやめてプロにお願いすることをおすすめします。
2.広告予算が少なすぎる
2つ目の失敗パターンは、広告予算が少なすぎることです。もちろん初めてGoogle広告を運用するときは、誰しも心配ですよね。お金をかけて広告をするのが初めての先生ならなおさらだと思います。
厳しい言い方になりますが、月に1万~2万ぐらいの広告予算でPPC広告を運用するならやらない方がマシになるケースが大半です。
考えてみてほしいのが、月に1万円の広告予算だとして30日あった場合、日割り計算すると1日あたりは約333円になります。
もし1クリックあたり100円かかるとしたら、333円→1日3クリックしか出ません。1日3クリックということは、30日で90クリックです。
広告予算10,000円/30日 |
これでは運よく集客ができたとしても、1~2人増えるレベルでしょう。
なぜなら、広告からホームページにアクセスを流した際の予約率は、おおよそ1~2%程度だからです。
1%…100クリックあたり1人予約する |
この確率で考えると、1か月で90クリックしか稼げない場合、新規は増えても1~2人くらいになります。正直この数では、広告によって新患が増えたのかわかりません。
せっかくPPC広告をやるのであれば、最低でも月3万~5万の予算を半年継続できる体力は欲しいところです。
予算が少ないうちはPPC広告ではなく、チラシの印刷に予算を回し、自分でポスティング・手配りする方が費用対効果が良いでしょう。
3.レポートを見ずに放置
最後ですが、PPC広告の運用を業者に任せている場合、毎月レポートが送られてきます。これを確認せず放置している先生がいらっしゃいますが、業者とコミュニケーションが上手く取れていないことも、失敗する典型的なパターンの1つです。
毎月届くレポートは必ず目を通し、以下3つはきちんと把握しておかなくてはいけません。
- どのページに
- いくらかかっているのか
- どれぐらいクリックがされているか
これらを把握できていれば、効果の出ているページ・出ていないページを認識できます。
例えば、肩こりのページを運用した際に、クリックされていて予算を消費しているのにも関わらず、肩こりの患者さんは来なかったとします。そういった場合は、肩こりのページ改善が必要であり、改善後も患者さんが来なければ広告停止と、このような判断をしなくてはなりません。
話だけ聞いていれば当たり前だと思うかもしれませんが、意外とレポートを見ずに業者に丸投げの先生が多いので注意が必要です。
PPC広告を上手に活用して集客を増やそう
PPC広告は整骨院の集客に有効な反面、適切な設定で運用をしないと資金が無駄になってしまいます。今日ご紹介した典型的な失敗パターンに当てはまっていないか、今一度チェックしてみてください。
- 自分で運用する
- 広告予算が少なすぎる
- レポートを見ずにほったらかし
もし、この3つに当てはまっている先生は早急に見直して、PPC広告の効果を最大化しましょう。
\治療院に特化した/
▼PPC広告運用代行の詳細はこちら
http://www.produce-activist.com/ppc-operation/