1人整体院開業|赤字にならないホームページ戦略
自院をより多くの人に知ってもらうために、ホームページは欠かせない存在です。どういったホームページを作るのか事前準備をしておかないと、売上に大きく影響するので注意しなくてはなりません。
そこで、今日はこれから個人で整体院を開業される方に向けて、「1人整体院限定のホームページ戦略」について解説していきます。整体業界はレッドオーシャン状態だからこそ、自院を選んでもらうためにも、院の魅力や強みを最大限に伝えることが鍵になります。
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コンセプトを明確にする
ホームページを制作するにあたり、初めにやるべきことは「対象となる患者さんを絞ること」です。恐らく皆さんが開業される地域には、整体院を始め、整骨院・接骨院・鍼灸院など競合となる店舗が数多く存在していることでしょう。
地域に根付いた老舗整体院も立ち並ぶなかで、新規参入する治療院は「何かしらの特徴」がないと戦えないと思いませんか?
山のように治療院がある中から選ばれるには、「地域で◯◯なら、うちしかない!なぜなら‥」と、コンセプトを明確にすることが必要不可欠といえます。
例えば、「筋肉と関節の専門家」や「整体院が初めてで怖い人向けの整体院」など、患者さんの対象を絞り競合と差別化を図りましょう。
最初はオファーを強めにする
開業したての時期は、オファーを強めに設定しましょう。ホームページには、必ずといって良いほど初回割引が掲載されていますよね。
今だと「初回は1,980円〜3,000円前後、2回目以降は通常料金」という治療院が多いのではないでしょうか。
オファーは強めに打ち出したほうが、初回予約のハードルが下がります。
患者さんが増えるまでは「初回1,500円」、黒字化したらやや弱めの「初回3,000円」、満足な売上を維持できたら「初回割引をなくす」といった具合に、段階を追ってオファーを変更するのがポイントです。
写真はプロに撮影してもらう
今現在のホームページ制作において、「写真の良し悪し」で集客数が大きく変わる時代になっています。そのため、必ず写真はプロに撮影を依頼しましょう。
よく自分のスマホで院の「内観・外観・プロフィール写真」を撮影する方がいらっしゃいますが、厳しいことをいうと集客に苦しんでいる先生が多くみられます。実のところ、プロのカメラマンに撮影を依頼してもさほどお金はかかりません。
例えば、「アワーフォト」とカタカナで検索してみてください。アワーフォトは、写真を撮って欲しい人とプロ・セミプロのカメラマンをマッチングするサービスですが、1時間あたり1万円〜2万円ぐらいで依頼が可能です。
2時間もあれば1人整体院の中を撮影することは十分にできるので、開業時は必ずプロに写真撮影をしてもらってください。
開業前にYouTubeアカウントを育てておく
できれば開業する半年〜1年ぐらい前から、YouTubeなどのSNSのアカウントを育てておきましょう。整体院だったら、「セルフケアの方法」「施術に関する自身の考え」「○○症に対する施術の流れ」などを動画に上げていくのも良いでしょう。
院名や場所が決まっていなくても、自分の施術についての動画など、SNSで情報を発信していくことはできます。後からやっていて良かったといっていただける自信があるので、ぜひアカウントを育ててください。
喜びの声を集めておく
オープン前に、知り合いから喜びの声をきちんと集めておきましょう。いわずもがな、ホームページは喜びの声がないと集客しづらくなります。
これからのことを考えたら「アンケート用紙」ではなく、最低「写真付きの喜びの声」、「患者さんのインタビュー動画」を5〜6本用意できると理想的です。
開業時に喜びの声が掲載されているのはおかしい?
このような話をすると必ずいわれるのが、「オープンして間もないのに、喜びの声があるのっておかしくないですか?」といった疑問です。
率直にいうと、患者さんはそういうところを見ていませんし、突っ込まれることもまずありません。それに、一般的に整体院のホームページの場合、「○月○日オープン」とは記載しないですよね。
見学会・内覧会・プレオープンを行う場合は、チラシを掲載するかもしれませんが、イベントが終わればチラシもホームページから外すはずです。
基本的にいつからやっているかは、ホームページを見ている人に知るよしもなく、最初から「喜びの声が数多く掲載されていることは、メリットしかない」と覚えておきましょう。
HPはオープン1か月前には公開する
ホームページは、オープンの1か月前には公開できる状態にしておきましょう。Googleに認識されるまでには時間がかかります。
2010年代くらいは、ホームページを公開して2〜3日でGoogleの検索エンジンに表示された時期もありました。
現在は、公開から2週間以上かかることもざらにあるので、最低でも1か月前には公開しておくのがベターです。
Googleビジネスプロフィールを登録する
開業する場所が決まり住所が確定したら、Googleビジネスプロフィールの登録をしましょう。オーナーを確認するために確認コードが記載されたハガキが届くなど、さまざまな手続きが必要になります。
認証されるまでには多少なりとも時間がかかるので、早め早めに準備するに越したことはありません。
ネット予約は当てにせず、まずはチラシで食いつなぐ
オープンして2か月間はネット予約がないと想定し、チラシで食いつなぐ覚悟をしておいてください。一般的にホームページ公開後はすぐにPPC広告をかけることから、患者さんがチラホラ来ることもあると思います。
ただ、PPC広告で地域の人にホームページが認知されても必ず比較検討が発生し、予約をするという行動を起こすまでに、1~2か月のタイムラグが発生します。
比較検討中の人が増えている間、食いつなぐのに最も適しているのが即効性の高い「チラシ集客」です。なので、オープンして2か月ぐらいは、ひたすらチラシのポスティング・配布と告知活動をする覚悟を持っておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
1人で整体院を開業する場合、ホームページをどこで作ればいいのか、広告もどうしたらいいのか、さまざまな不安があると思います。
やはり不安を解消するには、まずは情報を仕入れることが大切です。
これから個人で整体院を開業される方は、今日ご紹介した「ホームページ戦略」を参考にスタートダッシュをしていただければなと思います。
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