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1人整体院開業|赤字にならないホームページ戦略


自院をより多くの人に知ってもらうために、ホームページは欠かせない存在です。どういったホームページを作るのか事前準備をしておかないと、売上に大きく影響するので注意しなくてはなりません。


そこで、今日はこれから個人で整体院を開業される方に向けて、「1人整体院限定のホームページ戦略」について解説していきます。整体業界はレッドオーシャン状態だからこそ、自院を選んでもらうためにも、院の魅力や強みを最大限に伝えることが鍵になります。


目次[非表示]

    1. 0.1.▼今回の記事を動画で見たい方はこちら
  1. 1.コンセプトを明確にする
  2. 2.最初はオファーを強めにする
  3. 3.写真はプロに撮影してもらう
  4. 4.開業前にYouTubeアカウントを育てておく
  5. 5.喜びの声を集めておく
    1. 5.1.開業時に喜びの声が掲載されているのはおかしい?
  6. 6.HPはオープン1か月前には公開する
  7. 7.Googleビジネスプロフィールを登録する
  8. 8.ネット予約は当てにせず、まずはチラシで食いつなぐ
  9. 9.まとめ

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コンセプトを明確にする


ホームページを制作するにあたり、初めにやるべきことは「対象となる患者さんを絞ること」です。恐らく皆さんが開業される地域には、整体院を始め、整骨院・接骨院・鍼灸院など競合となる店舗が数多く存在していることでしょう。


地域に根付いた老舗整体院も立ち並ぶなかで、新規参入する治療院は「何かしらの特徴」がないと戦えないと思いませんか?


山のように治療院がある中から選ばれるには、「地域で◯◯なら、うちしかないなぜなら‥」と、コンセプトを明確することが必要不可欠といえます。


例えば、「筋肉と関節の専門家」や「整体院が初めてで怖い人向けの整体院」など、患者さんの対象を絞り競合と差別化を図りましょう。


最初はオファーを強めにする


開業したての時期は、オファーを強めに設定しましょう。ホームページには、必ずといって良いほど初回割引が掲載されていますよね。


今だと「初回は1,980円〜3,000円前後、2回目以降は通常料金」という治療院が多いのではないでしょうか。


オファーは強めに打ち出したほうが、初回予約のハードルが下がります


患者さんが増えるまでは「初回1,500円」、黒字化したらやや弱めの「初回3,000円」、満足な売上を維持できたら「初回割引をなくす」といった具合に、段階を追ってオファーを変更するのがポイントです。


写真はプロに撮影してもらう


今現在のホームページ制作において、「写真の良し悪し」で集客数が大きく変わる時代になっています。そのため、必ず写真はプロに撮影を依頼しましょう。


よく自分のスマホで院の「内観・外観・プロフィール写真」を撮影する方がいらっしゃいますが、厳しいことをいうと集客に苦しんでいる先生が多くみられます。実のところ、プロのカメラマンに撮影を依頼してもさほどお金はかかりません。


例えば、「アワーフォト」とカタカナで検索してみてください。アワーフォトは、写真を撮って欲しい人とプロ・セミプロのカメラマンをマッチングするサービスですが、1時間あたり1万円〜2万円ぐらいで依頼が可能です。


2時間もあれば1人整体院の中を撮影することは十分にできるので、開業時は必ずプロに写真撮影をしてもらってください。


開業前にYouTubeアカウントを育てておく


できれば開業する半年〜1年ぐらい前から、YouTubeなどのSNSのアカウントを育てておきましょう。整体院だったら、「セルフケアの方法」「施術に関する自身の考え」「○○症に対する施術の流れ」などを動画に上げていくのも良いでしょう。


院名や場所が決まっていなくても、自分の施術についての動画など、SNSで情報を発信していくことはできます。後からやっていて良かったといっていただける自信があるので、ぜひアカウントを育ててください。


喜びの声を集めておく


オープン前に、知り合いから喜びの声をきちんと集めておきましょう。いわずもがな、ホームページは喜びの声がないと集客しづらくなります。


これからのことを考えたら「アンケート用紙」ではなく、最低「写真付きの喜びの声」、「患者さんのインタビュー動画」を5〜6本用意できると理想的です。


開業時に喜びの声が掲載されているのはおかしい?


このような話をすると必ずいわれるのが、「オープンして間もないのに、喜びの声があるのっておかしくないですか?」といった疑問です。


率直にいうと、患者さんはそういうところを見ていません、突っ込まれることもまずありません。それに、一般的に整体院のホームページの場合、「○月○日オープン」とは記載しないですよね。


見学会・内覧会・プレオープンを行う場合は、チラシを掲載するかもしれませんが、イベントが終わればチラシもホームページから外すはずです。


基本的にいつからやっているかは、ホームページを見ている人に知るよしもなく、最初から「喜びの声が数多く掲載されていることは、メリットしかない」と覚えておきましょう。


HPはオープン1か月前には公開する


ホームページは、オープンの1か月前には公開できる状態にしておきましょう。Googleに認識されるまでには時間がかかります。


2010年代くらいは、ホームページを公開して2〜3日でGoogleの検索エンジンに表示された時期もありました。


現在は、公開から2週間以上かかることもざらにあるので、最低でも1か月前には公開しておくのがベターです。


Googleビジネスプロフィールを登録する


開業する場所が決まり住所が確定したら、Googleビジネスプロフィールの登録をしましょう。オーナーを確認するために確認コードが記載されたハガキが届くなど、さまざまな手続きが必要になります。


認証されるまでには多少なりとも時間がかかるので、早め早めに準備するに越したことはありません。


ネット予約は当てにせず、まずはチラシで食いつなぐ


オープンして2か月間はネット予約がないと想定し、チラシで食いつなぐ覚悟をしておいください。一般的にホームページ公開後はすぐにPPC広告をかけることから、患者さんがチラホラ来ることもあると思います。


ただ、PPC広告で地域の人にホームページが認知されても必ず比較検討が発生し、予約をするという行動を起こすまでに、1~2か月のタイムラグが発生します


比較検討中の人が増えている間、食いつなぐのに最も適しているのが即効性の高い「チラシ集客」です。なので、オープンして2か月ぐらいは、ひたすらチラシのポスティング・配布と告知活動をする覚悟を持っておきましょう。


まとめ

いかがでしたか?

1人で整体院を開業する場合、ホームページをどこで作ればいいのか、広告もどうしたらいいのか、さまざまな不安があると思います。


やはり不安を解消するには、まずは情報を仕入れることが大切です。


これから個人で整体院を開業される方は、今日ご紹介した「ホームページ戦略」を参考にスタートダッシュをしていただければなと思います。



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松下 展平
松下 展平
株式会社プロデュース・アクティビスト 代表取締役。 治療院専門のコンサルタントとして10年で4000院以上の経営改善を行ってきた。集客・経営を体系的に学ぶ学校「維新会」を主宰。 また、HP制作システム「セルフル」や、顧客管理ツール「COCKPIT」、口コミサイト「ヘルモア」の運営を行っている会社の代表も務める。

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