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1人整骨院の経営を伸ばす!事業計画書の作り方


一般的に事業計画書といえば、銀行や信用金庫から融資を得るために準備するものと思っていないでしょうか。実は金融機関のためのものではなく、1人整骨院の経営を成功させるうえで必要な事業計画書があります。


そこで、今日は「集客・売上・リピート率の全てを改善する事業計画書」について解説します。これまで15年近く経営コンサルティングをしていますが、作る先生と作らない先生とでは経営の伸びに雲泥の差があるので、この記事を参考に必ず事業計画書を作成しましょう。


目次[非表示]

    1. 0.1.▼今回の記事を動画で見たい方はこちら
  1. 1.1人整骨院に事業計画書が必要な理由
  2. 2.「目標」と「計画」は違う
  3. 3.事業計画書に入れる4つの項目
  4. 4.まとめ

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1人整骨院に事業計画書が必要な理由



1人整骨院の経営者は、周りに叱ってくれる人がいません。従業員がいないと気楽にできるぶん、YouTubeを見たり漫画を読んだりと、患者さんがいないのを良いことにサボりがちです。


「自分に甘くなる=行動ができない」


その結果、業績が伸びず経営が上手くいきません。初めに正しい計画書さえ作っていれば、作成した内容に従って行動に起こすだけなので自分を律することができます。


「目標」と「計画」は違う



ビジネスにおいて、「目標」と「計画」を混同しないように注意しましょう。


目標…希望
計画…決まりごと


売上目標を例にすると、目標は「こうなったらいいな」という希望ですよね。どうしても、夢っぽくなってしまうわけです。


目標ではなく、計画を立てること。計画とは、行動を前もって定めた予定であり、つまりは決まりごとです。この「計画=決まりごと」を作ってください。


  • このぐらいの売り上げをいきます
  • このぐらいの新規数を獲得します
  • これぐらいの広告費を使います


さらに目標を計画に、計画を行動リストにチャンクダウンすることで、やること・期日が明確となり夢が現実化していきます。


事業計画書に入れる4つの項目



事業計画書には、「売上・必要な新規数・使う広告費・患者さんの継続率」の4つ項目を作成しましょう。これらを月毎や半年毎など、期間を決めて計画してください。


  • どれくらいの売上をいくのか
  • どのくらいの新規数を獲得するのか
  • 広告費をどこに使うのか
  • 継続率は何%を維持するのか


2回目のリピート率やLTV、分単価などの細かい数字は顧客管理ソフトがやってくれます。目標ではなく、先述した4つの項目を「計画→行動リスト」に落とし込むことが経営者のやるべきことです。


1か月の行動リストを作成したら、今度は週毎の行動リストにチャンクダウンする
週毎の行動リストが作れたら、今度は今日の行動リスト‥

といった具合に、1週間分の課題を細分化して作りましょう


行動リスト通りに動けていれば、しっかり自己管理ができていることから計画を達成できるようになります。


まとめ

もしあなたが

売上がなかなか上がらない‥
新規数がなかなか増えない‥
リピート率が上がらない‥

などと経営に苦労しているのであれば、恐らく行動リストに落とし込めていないのが原因としてあげられます。


事業計画書は、大手グループ院のためにあるものではありません。1人整骨院の経営者にこそ事業計画書は必要なので、ぜひお試しください。



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松下 展平
松下 展平
株式会社プロデュース・アクティビスト 代表取締役。 治療院専門のコンサルタントとして10年で4000院以上の経営改善を行ってきた。集客・経営を体系的に学ぶ学校「維新会」を主宰。 また、HP制作システム「セルフル」や、顧客管理ツール「COCKPIT」、口コミサイト「ヘルモア」の運営を行っている会社の代表も務める。

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