治療院のホームページ|集客できる・できないメニューの違いとは?
患者さんに提供する、メニューの掲載方法や表現方法で集客数が変わることをご存知でしょうか?集客を増やしたいなら、その違いを知っておく必要があります。
そこで、今日は治療院のホームページで「集客できるメニュー」と「集客できないメニュー」の違いについて解説します。まだまだやっている先生が少なく、差別化できるポイントでもあるので、ぜひこの記事で学んでください。
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メニューの数が多すぎる(1〜3がベスト)
ホームページに掲載されているメニューの数は多ければ多いほど、患者さんは選ぶのに迷ってしまい、集客に繋がりにくくなります。
先生によっては一般的な整体を始め、骨盤矯正・骨格矯正・O脚矯正・小顔・加圧トレーニング、その他オプションなど、取り扱っているメニューが多数に上る方もいらっしゃるでしょう。しかし、これらメニューを全て掲載する必要はありません。
数あるメニューの中から、初回の患者さんが受けるメニューを1つ、多くても3つまでに絞ってホームページに掲載することが大切です。まずは、これをやってみてください。
治療なの?美容なの?メインがわからない
患者さんの頭の中で、「治療」と「美容」は別ジャンルです。ホームページの段階で治療と美容が混在していると、「ここはどちらも専門家ではないんだな」と感じてしまいます。
そのため、治療と美容はできる限り区別し、どちらがメインなのかひと目でわかるようにしましょう。治療メインなら美容メニューは載せない、もしくは載せても1つに留めておくこと。逆もまたしかりです。
仮にもともと腰痛の患者さんが常連となり、コミュニケーションを取る中で美容の悩みがあることがわかり、美容メニューを提案して受けてもらうことはなんら問題ありません。
メニュー名の差別化をする
ターゲットに合わせて、メニュー名はわかりやすく差別化するのがポイントです。
例えば、以下2つのメニューがあったとします。
整体:1回5,000円
痛み改善コース:1回5,000円
痛みに悩んでいる人であれば、後者の「痛み改善コース」の方が良くなりそうだと思いませんか?
「自律神経を整える鍼灸施術」といった具合に、誰が対象なのかをメニュー名で表現することで訴求力がグッと高まり選ばれやすくなります。
○○式整体ってどうなの?
このような話をすると必ず聞かれるのが、「○○式整体ってどうなんですか?」といった質問です。例えば、僕が松下整体院という治療院を経営していて、メニュー名に「松下式整体」とつけるイメージですね。
はっきり申し上げますと、かなり微妙です。
なぜなら、メニュー名だけでは特徴になっていないからです。独自の整体法として打ち出すのはいいにしても、患者さんからしたら「なにそれ?」状態でしょう。イメージも湧かないですし、それにどこの先生も独自の施術法は提供していますよね。
やっている人は意外と多いようですが、このメニュー名をつけたからといって集客が増えるかといったら増えません。
もし「○○式整体」とつけるのであれば、メニュー名とセットで「特徴」を明記しておきましょう。
<例> ○○式整体とは、○○という特徴があり、○○人向けの技術です |
詳しい解説を入れておくことで対象がわかりやすくなり、ターゲットの興味を引きやすくなります。
骨盤矯正・骨格矯正では戦えない
治療院のなかでも、「骨盤矯正」や「骨格矯正」を提供しているところは山のようにあります。とくに、大手の整骨院グループやチェーン店ならなおさらです。
1人で経営している先生が、資本力のある大手と「立地・内装・価格」と比較された際に勝てるでしょうか? 当然ながら、どこにでもある「特徴のない院」だったら戦えません。
「地域で痛みで悩んでる方・不調で悩んでる方は来てください」
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だからこそ再三お伝えしていますが、「コンセプトをはっきりさせる」ことが重要です。
仮に骨盤矯正で勝負したいのであれば、「うちは骨盤の歪みを改善する専門家なんですよ」といった具合に専門性を打ち出しましょう。誰が見ても骨盤矯正の専門家だとわかるよう、ホームページのコンテンツをブラッシュアップしてください。
そこまで到達していないのであれば、骨盤矯正・骨格矯正はライバルが多すぎて集客しづらいので避けるべきです。
施術の全てを動画で公開しよう
今あるメニューを集客に繋げるためにも、動画で施術の全てを公開しましょう。先ほどお話した「痛み改善コース」・「○○式整体」・「骨盤矯正」などいずれのメニューであっても、患者さんは何をやられるのかわからないため不安や恐怖を感じています。
あらかじめ動画で施術の流れを確認できれば、患者さんは安心して来院できます。
とはいえ、先生の中には施術内容を同業者に知られたくないと考える方もいるでしょう。しかし、全てを公開することで集客・売上が増える今の時代、施術の様子を隠して得することなんて1つもないといえます。
そもそも、動画を見ただけで真似するのは不可能なうえに、動きに関しては著作権もないため隠す必要性がありません。全てオープンにしても先生に生じるデメリットはまず考えられないので、患者さんのことを思い、不安を取り除きたいのであればぜひ試してみてください。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。
治療院のホームページには、「集客できるメニュー」と「集客できないメニュー」があります。今日お伝えしたノウハウを活用して、ぜひ集客を増やしていただければなと思い ます。
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