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整骨院の経営|腕があるのに上手くいかない4つの原因


「腕がいいのに繁盛しない」
「技術に自信があるのにリピートしてくれない」


このような悩みを持つ整骨院の先生は多いのではないでしょうか?しっかり改善させられれば紹介やリピートは増えるはず‥、このような考え方でいても常連さんを増やすことはできません。


実は、何年も臨床の経験を積んできたような、腕の良い先生ほど陥りやすい問題が4つあります。今日は、技術や知識だけで解決しない「4つの原因」について詳しく解説していきます。


目次[非表示]

    1. 0.1.▼今回の記事を動画で見たい方はこちら
  1. 1.腕いいのに経営が上手くいかない4つの原因
    1. 1.1.アピール不足
    2. 1.2.説明不足
    3. 1.3.患者さんを否定してしまう
    4. 1.4.健康の定義が曖昧
  2. 2.腕がいい=経営が繁盛するではない

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腕いいのに経営が上手くいかない4つの原因

冒頭でもお伝えした通り、腕に自信のある人ほど経営が上手くいかない原因は4つあります。


  1. アピール不足
  2. 説明不足
  3. 患者さんを否定してしまう
  4. 健康の定義が曖昧


それぞれの問題について解説していきます。


アピール不足


まず1つ目は、「アピール不足」による問題です。昔は腰痛などで「整骨院に行こう」と思った際に、インターネットが発達していなかったことから、人に聞くという行動様式が一般的でした。


しかし、今は何かの悩みを解決しようとするときに、人に聞くよりも先インターネットで検索する時代になっています。つまり、検索一覧の中から選ぶという行動様式に変化したということです。


もちろん、今でも紹介はありますが以前と比べると減り、その紹介の仕方もLINEやソーシャルメディア上などとシェアの方法も変わってきています。時代とともに行動様式が変化したことを頭に入れ、積極的にアピールしていかないと自分の腕の良さは届かないということを覚えておきましょう。


説明不足


腕が良くても経営が上手くいかない2つ目の原因は、「説明不足」による問題です。


  • なぜその検査をするのか
  • なぜその施術をするのか
  • その施術はどこに対してアプローチをしているのか
  • それをすることでどこが良くなるのか
  • どのぐらいの期間、ペースで通ったらいいのか
  • 放って置くとどうなってしまうのか


これらのことを患者さん達は知りたいと感じています。もしかすると腕のいい先生ほど、「私に任せればなんとかするから」と、説明不足になっているかもしれません。


どんなに腕が良くても、患者さんが知りたい情報・不安や疑問を解消できなければ説明不足の不親切な先生になってしまいます。リピート率を高めて紹介を生まれやすくするためにも、丁寧な説明で施術の意義を理解してもらい、満足度を高めることが大切です。


患者さんを否定してしまう


3つ目の原因は、「患者さんを否定してしまう」という問題です。この記事を見ている先生は、これまでたくさん勉強して専門知識や臨床経験も積んできたと思います。


そういった自分の知識に対して自信があるからこそ、患者さんが間違ったこといったときに、「それ違うですよ」とつい否定しがちです。仮にそれが正解だとしても、患者さんは自分の意見を否定されたら嫌な思いをするのは分かりますでしょうか?


とくにありがちなのが、問診中にせっかく患者さんが話をしてくれているのにも関わらず、間で口を挟んで否定してしまう先生です。これは絶対にNGです。



正しいことを伝えるにも、適切なタイミングがあります。例えば、先生のことを信頼して体を預けている状態で、「〇〇さん、先ほど〇〇っておっしゃってたんですけど、実はそれは違っていて〇〇なんですよ」と施術の最後に伝えましょう。


信頼関係が構築できてから伝えることで、患者さん自身もすんなりと間違いを受け止めることができます。また、ためになる情報を教えてもらったことで満足度のアップへと繋がります。


健康の定義が曖昧


最後に4つ目ですが、先生の「健康の定義が曖昧」だと常連さんはできづらくなります。患者さん達は整骨院に、自身の痛みやしびれなどの不調を改善するために来院しています。


これは当たり前の現象ですが、常連さんの多い先生というのは健康の定義が広いのが特徴です。


例えば、ある先生は「健康な状態=痛みがなくなる」ではなく、「健康な状態=美しくなる」と定義していたとしましょう。この定義に共感した人は、腰痛が良くなっても美しくなるために通い続けてくれます。


一方、「症状が良くなったら健康」と健康の定義が狭い先生は、症状が良くなったら卒業するのは当然のことです。



また、言葉に対する定義が定まっていないと患者さんは共感しづらく、先生の話す言葉も曖昧になりがちです。なぜなら、残りの通院期間などを聞かれたときに、「痛みがなくなっているなら、そろそろいいんじゃないですかね」と曖昧な返答になってしまうからです。


定義がしっかりしていれば、「ここまでは通ってください」と通院期間も断言でき、「こんな状態になったらまた来てくださいね」と、はっきりと言い切ることができます。常連さんを増やしたいのであれば、先生の健康の定義をしっかり決めておきましょう。


腕がいい=経営が繁盛するではない

腕が良いということは、それだけ早く症状を緩和できるのだとは思います。しかし、今現在は残念ながら「腕がいい=経営が繁盛する」ではありません。


腕がいい先生ほど陥りやすい罠として、これら4つがはらんでいます。


  1. アピール不足
  2. 説明不足
  3. 患者さんを否定してしまう
  4. 健康の言葉の定義が曖昧


もし、この記事を読んで自分のことかもと思った先生は、今日お伝えしたことはいずれもすぐに変えられることばかりです。ぜひ、実践して腕がいい先生のもとに、患者さんが集まる理想の状態が作れればと思います。




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松下 展平
松下 展平
株式会社プロデュース・アクティビスト 代表取締役。 治療院専門のコンサルタントとして10年で4000院以上の経営改善を行ってきた。集客・経営を体系的に学ぶ学校「維新会」を主宰。 また、HP制作システム「セルフル」や、顧客管理ツール「COCKPIT」、口コミサイト「ヘルモア」の運営を行っている会社の代表も務める。

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