整骨院のHP集客|HPをリニューアルする基準とは?
「お金をかけて整骨院のホームページを作ったけど、集客ができず、作り直そうか迷っている」
このような相談を先生からいただくことがあります。
結論からいうと、「集客できない=ホームページが原因」→だから「リニューアルする」、という考え方は間違いです。なぜなら、単にサイトのデザインを新しくするだけでは現在抱えている経営課題の解決にはならないからです。
そこで、今日は「ホームページをリニューアルする際の基準」について解説します。ホームページを作り直すべきか悩んでいる先生は、この記事を参考に検討してみてください。
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集客できない原因を考える
ホームページ集客には法則があります。まず、ホームページで整骨院のことを知ってもらい、それを見て興味を持った人に来院してもらう。
「知ってもらうこと」×「選んでもらうこと」の掛け合わせで、ホームページ集客は成り立っています。
仮にホームページがあっても誰からも閲覧されていないのであれば、一概にホームページが悪いとはいえません。まずはPPC広告をかけてホームページの認知を広げる必要があります。
他にも、集客に大きく影響するGoogleビジネスプロフィールの口コミを増やすことは必須であり、可能であればSEO対策で上位表示させてアクセスを得る方法もあります。
最近では、InstagramやYouTubeなどのソーシャルメディアを活用した集客法もあります。これらをやっても集客ができなかったら、次にホームページが抱える課題を考えていきます。
ホームページをリニューアルする基準
整骨院業界も時代の流れとともに変化しているため、そのままホームページを放置していたら集客はできません。患者さんから選ばれるためには、キャッチコピーのテストをしたり、症状別ページや喜びの声を増やしたりなど、改善・テストを繰り返す必要があります。
この際に自身でホームページの編集が行えず、修正の度に業者に依頼して費用が発生するのであれば、ホームページのリニューアルを検討してみてください。
リニューアルする際の基準は、お金をかけずに自身でPDCAを回せるかどうかだと考えています。なぜなら、最初から当たるホームページなんてほとんどないからです。
広告をかけた後、修正・改善を繰り返して適切なホームページの運用を行うことで初めて高い集客効果が見込めます。だからこそ、お金と修正までに時間のかかるホームページというのは、整骨院・整体院・鍼灸院のサイトとして適していません。
さらに加えると、自身で修正ができても編集できる部分が一部に限られている、画像の差し替えは依頼になってしまうなどのホームページは、リニューアルした方がいいでしょう。
当社で開発している治療院専門のホームページ制作「セルフル」では、全ての編集が自身で行えるのでよければ検討してみてください。
治療家に向いたホームページとは?
「セルフル」をリリースした9年前は自身で修正のできるホームページがほとんどありませんでした。しかし、現在は自身で編集が行えるホームページが増えているので選択肢も広がっています。
選ぶ際のポイントとして、デザインの自由度の高さはどれくらいか、また更新ができてもHTMLやCSSなどの専門知識が必要なホームページは治療家には向かないでしょう。
リニューアルする際はブログのように時間がかからず、簡単に修正のできるホームページを選ぶことをおすすめします。
ホームページ制作の相場
では、ホームページ制作にかける費用はどれくらいが妥当なのでしょうか。
一概にはいえないものの一般的なホームページの場合、外注に依頼すると200万〜300万かかることはざらです。しかし、治療院業界においてはそういった高額なホームページは向いていないでしょう。
ホームページ制作にかける費用については、現状の売上次第になります。例えば、売上が100万前後で利益が30万〜40万と仮定した場合、ホームページ制作にかけられる最大の費用は50万ほどといえます。
当社の「セルフル」では15万で作れるため多くの方に使っていただいていますが、大事なのは初期費用の大小ではありません。今では初期費用の安いホームページは数多く存在し、無料で作れるペライチやStudio、Wixなどさまざまなものがあります。
注目すべきは、「月額費用」です。いくら初期費用が安くても、月額費用に2万、3万とかかるホームページだと後々利益を圧迫します。
なので、売上が50万〜100万ぐらいなのであれば、初期費用は50万円以下、月額費用は1万円以下で自身でホームページの修正を行えるものを選ぶと良いでしょう。
モバイルファーストであるかも重要
新たにホームページを制作するうえで、スマホ対応はしているもののスマホの機能が粗雑なサイトは避けてください。今現在、多くの患者さんはスマホで整骨院・整体院を探しています。
そのため、PCよりもスマホで見たときのデザインや使い勝手が重要です。自身のサイトをスマホでホームページを見たときに、上や下に「電話番号」や「LINEで予約」のボタンが固定・差し替えができないのであれば、リニューアルした方がいいでしょう。
また、リニューアルの際にブログは書けても症状別ページが作れない、ブログの日付を消すことができないといったホームページも整骨院に向かないので注意しましょう。
サンクスコストについて
リニューアルする・しない問題ですが、たまにホームページを制作した際のローンが残っているから作り直せないと仰る先生がいます。このときに考えるのは、サンクスコストの話です。
「サンクスコスト」とは、分かりやすくいうと「もったいない気持ち」のこと。「高い費用を払ってホームページを作ったけど、ローンが残ってるから新しいホームページは作れません」このように考えてしまいます。
何かにチャレンジして失敗してしまうことは、経営においてよくあることです。そのときに、恐れず損切りできるようになりましょう。
治療院の経営者にとって最も価値のあるものは時間です。時間が経てば経つほど、当然院の固定費がかかり、生活費もかかりますよね。
ローンが残っていても潔く損切りして新しいチャレンジをした方が、トータルで見た際に集客できるようになる可能性が高く、ダメージも最小限に抑えられます。
マーケティングを勉強する環境を作る
これらを踏まえたうえで必ずやってほしいのが、ホームページ集客をきちんとできる人から学ぶことです。今の世の中、SNSや本など多くの場所でノウハウが溢れています。
断片的に情報を学んで実践するよりも、1人の先生から指示をもらって体系的に学んだ方が集客に成功しやすいです。
例えば、当社の「セルフル」では毎月僕がZOOMのセミナーでマーケティングや治療院業界のトレンドの集客情報を教えています。また、集客できない人に向けてページの添削も行っています。
コンサルタントのスクールに通ってる人は、そこの先生に聞けば良いと思いますが、わからないときに質問できる環境を用意しておくことが何よりも大切です。治療院の技術に関して治療家の師匠がいるように、マーケティングに関してもアドバイスくれる師匠を見つけましょう。
まとめ
今日は、ホームページのリニューアルする基準について解説しました。大事なのは、集客で困ったときにアドバイスをくれる師匠を持つことです。
ぜひ、今日ご紹介したことを忘れずにホームページからの集客を増やしてください。
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