1人整骨院の経営戦略!大手グループ院に負けない方法とは?
1人整骨院の経営を成功させるには、新規患者を獲得し、来院頻度を増やすための経営戦略の策定が欠かせません。戦略とはその名の通り戦いを略すと書きますが、僕の中で戦略というのは「相手が嫌だな」と思うことをやることだと思っています。
そこで、今日はいくらライバル院が強かったとしても、そこに負けずに勝ち残るための方法をご紹介します。大手治療院に勝てないと諦めている先生も、ぜひこの記事を最後まで読んでください。
目次[非表示]
- 1.競合との比較例
- 2.競合に勝つための4つの集客戦略
- 2.1.専門特化する
- 2.2.ソーシャルメディアを活用する
- 2.3.集客の媒体を変える
- 2.4.技術で差をつける
- 3.独自路線での生存戦略
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競合との比較例
今日はケーススタディとして、以下の例を用意してみました。
【あなたの整骨院】
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【相手の整骨院】
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このように比較してみると、立地、内装、口コミ、広告費、初回オファーなど、すべての面で競合に劣っているのがわかると思います。これは決して珍しい例ではなく、都内で起こっている典型的な競争の図です。
もしくは1〜2店舗で経営している小規模な整骨院と、資本のある大手整骨院が競合していると、このような状態に陥ることが多々あるのではないでしょうか。
こういった絶望的な状況の場合、もちろん、ライバルがいない地へ移転するのも一つの戦略ですが、資金などの負担を考えると移転という選択肢は現実的ではありません。
では、ぱっと見どこも勝てる要素のない小規模な整骨院が大手グループに勝つためには、どうしたらいいのか?
まずは、他院と差別化を図る必要があります。
競合に勝つための4つの集客戦略
1人整骨院が競合に勝つためには、次の4つの戦略を駆使するのがポイントです。
- 専門特化する
- ソーシャルメディアを活用する
- 集客の媒体を変える
- 技術で差をつける
それぞれ詳しく解説します。
専門特化する
小規模の整骨院が競合に勝つためには、専門特化して他院と差別化を図りましょう。この戦略は、1人もしくは少人数の整骨院だからこそできる施策です。
何に専門特化するかは、先生の得意な症状やエリアの状況にもよるため一概にはいえません。
しかし、肩こりや腰痛といった一般的な症状ではなく、股関節と膝の専門院や自律神経系の専門院など特定の症状に特化することで、例え立地や口コミ件数で競合に劣っていても、患者さんに選ばれる整骨院を目指せます。
先生のところに行く理由を作るためには、「この先生にしかできない施術がある」と思わせることがポイントです。
ソーシャルメディアを活用する
条件面で競合に負けていても、 「この先生に会ってみたい」「この先生に施術をしてほしい」 という感情を生み出せば、患者さんは遠くても通院してくれます。そのためには、YouTube、Instagram、TikTokなどのソーシャルメディアで先生の人柄を発信することが有効です。
例えば、好きなアーティストのライブやアイドルの握手会だったら、多少辺ぴな場所でも行くように、人は「好き」なもののためなら労力を惜しみません。SNSを活用することで、患者さんが来院する前に先生に興味を持たせることが重要です。
集客の媒体を変える
競合の整骨院が使っていない集客媒体を活用することも有効な戦略の一つです。多くの整骨院は、 GoogleやYahoo!のPPC広告、 ホットペッパービューティー、 EPARKなど、定番の集客媒体を使っていると思います。
しかし、エリアによっては地域のフリーペーパーや地域のイベントなど、競合がまだ手を出していない媒体を探すことで、競争を避けることができます。また、 Facebook広告、Instagram広告、YouTube広告など、競合が未活用のSNS広告を試すのも効果的です。
競争が激しい場所ではなく、媒体を変えてライバルがいない場所で集客するという手法があることも覚えておきましょう。
技術で差をつける
一般的な骨盤矯正や骨格矯正だけでは競合と差がつかないため、 内臓へのアプローチや特殊な治療器具などを使うことで、競合と差別化を図る方法もあります。
患者さんは他の整骨院で良くならなかった場合、「最後の頼み」として専門的な整骨院を訪れることがあります。
そのため、 他院とは異なるアプローチを打ち出し、「エリア内で唯一の技術」を提供できれば、患者さんに選ばれる可能性が高まるでしょう。
独自路線での生存戦略
今回お話しした方法は、 競合を打ち負かすための方法ではなく、競合が強くても独自路線で生き残り、繁盛するための方法です。
これからも似たケースが増えるでしょう。しかし、重要なのは大手に勝とうとするのではなく、大手がいる中でも自分の路線を貫き、安定した集客を目指すことです。
今回ご紹介した戦略を参考に、競合に左右されず、ぜひ自分の路線でご飯を食べていける整骨院経営を実現してください。
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