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整体院・整骨院の新規集客!PPC広告を出す前にやるべきこと
整体院・整骨院の新規集客において、広告の効果を最大限に引き出すためには、事前の準備が欠かせません。
PPC広告、YouTube広告、Instagram広告、さらにはホットペッパーやEパーク、チラシなど、どの広告を選ぶにしても、適切な準備をしておけば無駄な費用を抑え、確実な集客につなげることができます。
効果的な広告を実施するためには、「誰に、何を、どうやって、誰が」という4つの要素を明確に整理しておくことが重要です。これから広告を始める先生はもちろん、すでに広告を運用している先生にも役立つ内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
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1. 誰に(ターゲットを明確にする)
広告の効果を最大化するためにも、まずは「対象とする患者さん」を明確にしましょう。整体院や整骨院、鍼灸院は数多くあり、今や誰しもを対象にしている治療院は、反応が薄くなっています。
例えば、「40代の方」など、漠然としたターゲット設定では効果がありません。なぜなら、同じ40代でも、ブランド志向の方や釣りが好きな方など、それぞれ興味を引く言葉が異なるためです。
もし、整骨院で「病院に行ってもしびれや痛みが改善しない方」をターゲットにするなら、「整形外科に行っても改善しない」「痛み止めを飲んでも効果を感じられない」「病院で処置を受けても良くならない」といった訴求ポイントが共感を生みやすくなります。
一方で、自律神経の乱れに悩んでいる方に同じ訴求をしても、背景にマッチしないので心には響かないでしょう。
このようにターゲット(誰に)を明確にすることで、訴求内容がより具体的になり、効果的な集客が可能になります。まずは、誰を対象にするのかをしっかり考えてみてください。
2.何を(提供するサービスや商品の明確化)
次に考えるべきなのは「何を」提供するのか、つまり自院の「サービス」や「商品」の明確化です。先生が提供する施術が「痛みやしびれに特化している」のなら、それをしっかり伝えられているのかを考えてみてください。
例えば、ただの「大福」よりも「フルーツ大福」の方が魅力的で美味しそうに感じませんか? 治療院の施術も同じで、単に「整体1回」とするよりも、「神経の通りを良くする整体」などの名称をつけた方が、サービスの特徴が患者さんに伝わりやすくなります。
このとき大事なのは、「誰に」で決めたターゲットが魅力的に思う商品になっているかも忘れずチェックしてください。
3.どうやって(認知の手段)
どんなに優れた施術でも、患者さんに知ってもらわなければ意味がありません。そこでポイントになるのが「どうやって情報を届けるか」です。
痛みやしびれに悩んでいる人は、どのように情報を探しているでしょうか?
GoogleやYahoo!で検索するのか、YouTubeで動画を見ているのか、それとも新聞やチラシを活用しているのか、ターゲットがどこで情報を得ているのかを把握すれば、最適な広告手段が見えてきます。
PPC広告を活用する際にも、ターゲットが検索しそうなキーワードが自ずと見えてくるでしょう。
4.誰が(提供者の信頼性を示す)
ターゲットから信頼を得るためには、「誰が提供するのか」をしっかり伝えることが不可欠です。例えば、「ヨーロッパで10年修行し、◯◯賞を受賞したパティシエのケーキ」と聞けば、それだけで美味しそうに感じますよね。
これは、提供者の実績や背景が信頼感を生み出すからです。整体院・治療院でも同じことがいえます。
ホームページやSNSに、先生の経歴や実績をしっかり載せていますか?
過去に病院に勤めていた先生なら「元病院勤務」とだけ書くのか、「病院で◯万人の患者を診た」と数字で表現するのかで、伝わり方が変わります。とくに1人で運営している場合、先生自身の経歴が大きな強みになるため、説得力のあるプロフィールを作りましょう。
また、広告は初めから疑いの目で見られるものです。「本当なの?」「誇大広告では?」と警戒されることを前提に、提供者の信頼性や実績を示す工夫が必要です。
いきなり広告にお金をかけるのではなく、「誰に・何を・どうやって・誰が」の要素を整理し、自院のホームページ、チラシ、SNSなどに反映させた上で広告を出しましょう。
なぜあなたの院を選ぶのか?答えを持とう!
多くの整体院や整骨院が地域に存在し、綺麗で安くて便利な施設がたくさんあります。それにも関わらず、「なぜ患者さんはあなたの院に行かなければならないのか?」という問いに、明確な答えを持つことが大切です。
多くの院が、ターゲットや提供するサービスを曖昧にしたまま広告を出し、反応が取れずに悩んでいます。成功するためには、以下のポイントを明確にしましょう。
- どんな人を対象にするのか?
- どんな商品・サービスを提供するのか?
- ターゲットに合った伝え方ができているか?
- その人たちはどこにいるのか?(SNS、検索キーワードなど)
- 提供者としての自分に信頼性があるか?
広告は「お金をかけること」ではなく、「広く知らせること」です。地域に競合が多い中で、「誰に・何を・どうやって・誰が」この4つの要素を突き詰めることで、広告の成功率が高まり、無駄なコストを減らすことができます。
効果的な広告運用を目指すためにも、頭から煙が出るくらい、しっかりと考え抜いてみてください。
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