約20年前から自作のホームページを運営されていた山口先生。時代に即したホームページで集客力を高めるため、セルフルへの乗り換えを決心されたそうです。
インタビュー全体を通して、「自分の想いを自分の言葉で、どんな人の心にも響くように届ける」ことを大切にする姿勢がひしひしと伝わってきました。そんな先生に、セルフル移行後の嬉しい変化、これから使おうとしている人へのアドバイスなど、たっぷりお話を伺いました。
山口先生:はい、持っていましたね。
──そのホームページはどういった感じで作られていたんでしょうか。
山口先生:2000年頃、ホームページビルダーというもので自分で作って、Internet Explorerというブラウザでずっと使っていました。それで、ネット環境はレンタルサーバーに年間1万5千円ぐらい、それにドメインの管理料を入れて2万円ぐらいを20年間近く払っていて。とても良い経験になったんですが、周りがChromeを使い始めて、ある日たまたまChromeで自分のサイトを見たら、もうすごいショックを受けましてね。
──えっ、どういうことですか?
山口先生:というのは、ブラウザでこんなに画面が違うものなのか、ということを知らなかったもので…。
──ああ…なるほどですね。
山口先生:Chromeで自分のホームページを見たら、5分の1くらい端が切れていて。もちろんスマホ対応なんかもしていないので、「もし自分がカイロを探していたとしたら、こんなホームページを出しているカイロ院に行くか?」と考えた時、「行かないな」と思ってしまったんですね。
だから、うちにも毎月、多ければ数名の新規の患者さんが来てくださって、それはありがたかったんですけど、「これはどうにかしなくちゃいけないな」と。ところが、ドメインを取ったのも何もかも約20年前のことなので。今とは全然ホームページの形も違いますから、「さて困った」ということで。
そんな時に、長年お世話になっている親しい先生にセルフルさんを紹介してもらって、参加させていただいたという次第です。
──なるほど、ありがとうございます。では、ホームページをスマホで見た時の、スマホ対応されているという状況が結構決め手になった感じですか?
山口先生:ええ、でもまあ、一番大きいのはパソコンだと思いますけどね。
──パソコンでホームページを見て来院される方が多かった、ということですか?
山口先生:そうですね。僕は、ホームページに関しては、LINEとか一切やっていなくて。
あ、今はやっていますけどね、セルフルさんのお陰で。要は、元々は紹介と、ホームページに書いてある電話番号ぐらいで成り立っていたんですね。
──すごいですね、それも。
山口先生:PPCも一切やっていないし、他でもやっていない…本当、特別な集客は何もやっていなかったんですよ。まあ、半分紹介で半分ネット、という感じでした。
──なるほど、わかりました。
──セルフルに切り替えていただいてから、今どのくらい経つんでしたっけ?
山口先生:ホームページの公開日から数えると、10日ぐらいですね。
──そうですね、公開されてからは10日ほどになりますね。
今回、セルフルを入稿画面からやっていただいたかと思うんですけれども、編集作業をしていく中で少しは慣れてきたかな、というところでしょうか。
山口先生:そうですね。「慣れる」というのがある一方で、「最初の方にやったことを忘れてしまう」ということがあるので、絶えず作業していないといけない、とは思いますけど。でも、公開されたものを見ると、「本当に僕が作ったのかな?」と思うくらい良いですよね。
──本当ですか!ありがとうございます。
山口先生:エキテンやFacebookを表示させたりとか、そういうのは初心者用のビデオを見ながら、自分で指示されたとおりに入れていったわけですよ。それが実際にちゃんと反映されると、やっぱり嬉しいですね。
──はい、私たちもそう言っていただけると嬉しいです。
山口先生:それで、まだ始めて10日ぐらいですけど、4人ほど、明らかにセルフルさんの反響があって。1人は社会人アメフトの選手で、僕がいない時はこれまでいつも留守番電話だったんですけど、留守番電話じゃなくLINEでご予約いただいて。何と、4回も来ていただいたんです。この間試合があったそうなんですけど。
──えっ、4回もですか?
山口先生:はい、 10日の間にですよ。
──それはすごいですね。
山口先生:あと、「まだ12月のネット割引はありますか?」と問い合わせてこられた女性が1人。
──ええ、ええ。
山口先生:それから、来週、LINEからの予約の方が1人いらっしゃいますね。
そして、特に嬉しかったのは、 3年間ぐらいご無沙汰していた人が、たまたまうちのホームページを見てくださって、やっぱり何か気持ちで通じるものがあったんでしょうね、「また行きたくなったので電話した」とご連絡いただけたなんてこともありました。
──わあ、それはすごく嬉しいですね。
山口先生:そうですね。こんな感じで、セルフルさんを使ってから、10日の間に明らかに4人くらいから反応があったので。そういう意味では、やっぱり見た人の気持ちに引っ掛かるというか、何か心に響くようなものがあったからだと思うので、すごく嬉しかったですね。
──なるほど、そうですよね。そういったことも、先生の努力の賜物といいますか、それがあってこそ実現したんだと思うんです。 私もメールサポートなどさせていただいていると、やっぱり文面を通して先生の想いが伝わってくるんですよ。で、その想いが、またホームページにもしっかり表れて。そうして先生の気持ちがたくさん乗ったホームページなので、人を動かすことができるんだろうなと。セルフルを使って、自分で編集したり文章を書いたりっていう作業を通して、想いをリアルに届けることができるので、だからこそ見る人に刺さるホームページになっているのかなと。先生のホームページを拝見して、私もそう感じました。
山口先生:ありがとうございます。でも、これまでも色んな写真を使ったり文字を書いたりはしていましたけれども、いくらちゃんとした文章があっても、やっぱりきちんとした枠というか、そういうのがないとダメじゃないですか?上手く言えないんですけど…
──はい、枠ですか?
山口先生:はい。たとえば僕が…うちのホームページを見てくれた人が、どんな人生を送ってきて、どんな状況…どんな寂しいこと、悲しいことがあって、何かがあって、僕のホームページを見てくれた、と。そしてその人に対して、僕がこういう人生を送ってきて、こういうふうに感じたものを言葉にする、と。
そうするにあたって、セルフルさんのような、誰かに任せっきりでないやり方というのは、すごく良いと思うんですね。そもそも、任せっきりな人にはセルフルは紹介できないと思うんですけど…。
──ええ、そうですね。
山口先生:ただ、僕がいくら言葉を尽くしても、「こんなふうに書きなさい」というある程度の指示がないと、なかなか伝わりにくいところはあると思うんですよ。
──なるほど。
山口先生:たとえば、トップページだと大体こういうふうに…こう書いて、こういう内容を入れて、同業者の紹介文も入れて、とかありますよね?
──はい、ありますね。
山口先生:ああいうのをちゃんと作っていただけることで、より僕の言葉が、色んな背景があって僕のホームページを見てくれる人に響くんじゃないかと思うんですよ。そういうのってすごく大きいと思いますね。
──なるほど…症状ページ用テンプレートとか、トップページ用テンプレートなんかのことですね。
山口先生:ええ、そうです。
──セルフルがそういうものを作っているからこそ、想いを乗せやすい…というところでしょうか。
山口先生:はい。それで、「こんなふうにやったら良いですよ」と、的確なご教示・ご指導をしていただけるから、僕が思っていることが、見る人により伝わっていくんじゃないかと思うんです。
──ありがとうございます。
山口先生:たとえば映画だって、役者が良くても、演出家や脚本家も良くなきゃダメっていうことあるじゃないですか?ねえ、いくら良い脚本でも、ちゃんとした監督が必要だったりってのもあるでしょう?
──ええ、ええ。
山口先生:だから、セルフルの皆さんの力を借りて、少しは良い作品ができたかなと。まだ基礎的なもので、僕もまだまだ…知り合いの先生のホームページを見たら、「まだやらなきゃいけないことはたくさんある」とは思うんですけど、それでもたぶん、一応良いのができたなとは思っているんです。ただ、これからですね。今の段階としては良いのであって、まだ満足していないですよ、全然。
──あはは。本当、素敵です。
山口先生:いやいや。
──なるほど…もう、めちゃくちゃ良いお話過ぎて、私一瞬私泣きそうになったんですけれども。サポートさせていただけて良かったな、と思う瞬間というか…。
山口先生:やっぱり僕らも不安ですもん。人に任せるのは簡単ですけど、僕、昔からなぜそれをやらなかったかというと理由があって。治療していく中で、「あ、この言葉良いな」と思うものがあると、すぐ書き留めるようにしているんですよ。
──素晴らしいです。
山口先生:書かないと、絶対忘れちゃうので。街を歩いていても、お店をやっている人が良い言葉をボードとかに書いていたら、自分でiPhoneに言葉で記録するんです。それを仕事場に来て書いたりして…。そういうのをホームページに活かしているんですけど、誰かに丸投げでやっているとできないじゃないですか?
──できないですね。
山口先生:ね?セルフルさんのホームページなら、たとえば今、患者さんとのお話で、こういうことが良かった、気付いた、僕に響いた…っていう言葉を、患者さんがお帰りになった後にすぐホームページで更新できるでしょう?
──はい。
山口先生:こういう、新鮮なうちに言葉にして残すっていうことは、すごく大事だと思っているんですよ。
──大事ですね…本当、大事だと思います。
山口先生:それがね、セルフルさんのお陰で…初めは本当に不安だったんですけど、まだまだ基礎的なホームページですけど、何とかできて、公開して、実際に患者さんからも反応があった、というのは今後に向けて本当にありがたいことだと思っています。
──ありがとうございます。
山口先生:そうですね…僕の場合、ドメイン移管、あれですかね。というのは、ドメイン登録サービスの業者さんでも色々サポートはしてくれるんですけれど、正直言葉がわかりづらくて。インターネットの言葉が分かる人が、分かる人に向けて説明するような言葉なんですね。
──ああ…なるほどですね。
山口先生:たとえば、僕があなたに「かわいい犬ですね」って言った時、「犬」っていうのは二人で共通ですけど、その時にどんな犬を思い浮かべるかはそれぞれ違うじゃないですか?
──はい。チワワを想像したり、ブルドッグを想像したり…ということですね。
山口先生:そうです。そこら辺ってすごく…僕らは手を使うアナログの世界にいるので、正直言ってヘルプの説明がすごく分かりにくいことがあるんです。でもその点、セルフルさんはとても易しい言葉で分かりやすく教えてくださって、感謝しています。
──嬉しいです。こちらこそありがとうございます。
山口先生:で、そうですね、あとは…実際にどうやって作ったら良いかな?っていうのは、僕自身20年前に1回自分で作った経験があって、もうすごくイライラして作った記憶があるんですけど、その点は楽でしたね。あ、「楽」って言っても、誤解しないでくださいね?「簡単」って意味じゃなくて、余分な苦労が少なく済みましたってことです。
──はい。それはやっぱり、マニュアルの充実が大きかったですか?
山口先生:ええ、あれは大きいですね。やっぱり、初めての人も多いので、初めてパソコンをやる人にでも分かりやすいよう…まあ、僕の場合それとは違いますけど、かなり分かりやすかったですね。それでも分からないことはあって、何回かサポートの人に連絡はしたんですけど。
──ええ、ええ。
山口先生:まあ、実のところ、今「これからどうしよう」っていうところがすごく難しいです。
──なるほど。初めの構成はスムーズにトントン拍子で行けたけれども、ここから具体的にどう編集していったら良いのか…っていうのが、これから次のステップに行くための課題、というところですかね?
山口先生:そうですね。だから、まずは基本編を教えてもらって今までやってきて、今度は既にホームページがあって、応用編として自分自身の色をどうすれば出していけるかなっていうのが、今すごく考えているところですね。
──よくわかりました、ありがとうございます。
セルフルって、頻繁にアップデートを重ねていまして、ホームページ集客で必要な機能を新たにどんどん追加させていただいてるんです。なので、この機能を使えばホームページがどうなるのか、どういう表示になるのかっていうのを色々使って一度試してみていただければ、見せ方とかもより広がるかなと思います。そういう部分も、今後セルフルの勉強会などでお伝えしていければと思っていますので、またチェックしていただければ嬉しいです。
山口先生:ああ、それはもう、「とにかく自分では何もしたくないから、そっちでやってくれ」って人にはやっぱりお勧めできませんね。そうじゃなくて、自分の考えを自分の言葉で、文字にして伝えられる…さっきも言いましたけど、自分から生まれる言葉をきちんと発信することを考えている人。それで、ホームページって本当に色んな人が見るので、その見る人のことまで考えられる…どんな人が見ても伝わるようにって気持ちでホームページを作れる人に紹介したいですね。
──なるほど…ありがとうございます。
山口先生:それから、私も前使っていたホームページはもう20年前に作ったものなので、次は初心者も同然ですごく不安でしたけど、そういう心配はいらない、大丈夫だよとはその紹介する人に必ず伝えたいですね。そんなことよりも、「どんなものを作って、どんな人に来てもらいたいか」という夢を膨らませて、言葉にしてっていうところを考えておきなよ、という感じのことを言いたいです。
──ありがとうございます。本当に素敵なお言葉をたくさんいただけたので、これで悩まれている方の背中を押せるんじゃないかなと思います。
山口先生:そうですね。とにかく、「セルフルさんは我々の顔が見えるようなホームページを作ってくださるから」とは伝えますね。
──はい。
山口先生:「だから、良い顔になるように、人間性を磨いておいてよ」とも言っておきたいですね。
──なるほど…わかりました。本日は大変貴重なお話をありがとうございました。これでインタビューを終了させていただきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
山口先生:はい、お願いします。ありがとうございました。
※これは個人の感想であり、成果を保証するものではありません。